グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ツメナガセキレイとアカエリカイツブリ

2016年05月11日 | 
どちらも昨日の朝の出会いです。

ツメナガセキレイは綺麗な夏羽になっていました。



姿が見えず鳴き声を聞いたときはセグロセキレイだと思いました。
黒い砂浜に黄色が映えますね。


アカエリカイツブリは人生初です。

こちらも夏羽になっています。



気付くのが遅くどんどん遠くへ行ってしまいました。
どちらも旅の途中です。
どうか無事で!
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10連休最終日

2016年05月10日 | ツアー
10連休の最終日は、メチャクチャ良いお天気でした。

この日は、御蔵島からヘリで到着後、午後の高速船出帆までの4時間ツアーをリクエストされていました。

しかしヘリは30分遅れ(^_^;
歩ける時間が2時間ちょっとしかなくなったので、裏砂漠と森を往復することにして出発。

木漏れ日が素敵な森をせっせと歩き…

この景色の前で…


お弁当を食べました。


ゆで卵を地面の小石で割ったら、卵の横の小さな芽生えに気づきました。
(卵の斜め右上に小さな葉があるのが見えるでしょうか?)


今、山にはこんな小さな芽生えがたくさんあります。


雲が格子模様に交差しする美しい空でした。


何度も空を見上げて、そのたびに見とれました。


年々株が大きくなるオオシマツツジも、もうすぐ満開となりそうです。

30年前は溶岩流に覆われて何一つ無かった場所に、この成長ぶり!
本当に逞しいです。

「おや?」と思って足をとめたのがこの風景。

通称「天幕毛虫」と言われるオビカレハの幼虫が、珍しく膜の中に入っていました。
1週間前から観察していますが、昼から膜の中に入っているの見るのは初めてです。

前を通る度に観察していたのですが、毛虫たちはいつも膜の外の集まっていました。
(写真は1週間前)

「どうしたのだろう?」

…不思議に思って調べてみたら「日中は膜の中で過ごし、夜葉を食べる」という記述がありました。

…と言うことは今までがフツーじゃなかったのでしょうか?
(これからも観察続けなければ←昨年のことが思い出せない(^_^;)

ヒメツチハンミョウが3匹で、食事をしているシーンにも出会いました。

いつも1匹で歩いているのを見ることが多いので、なんだか不思議な感じがしました。
そんなに大好物の葉っぱなのでしょうか?

…ということで、生き物たちの元気な姿と、キレイな青空に心和んだショートツアーでした。

ところで、帰り道に草の上でのんびりしている白い猫を見かけました。

民家から500mは離れているこの場所で、猫に会ったのは初めてです。
首輪をしていたので飼い猫でしょうか?

かなり印象的な顔立ちでした。

うららかな天気に誘われて、たまたまちょっと遠出をしただけなら良いのですが…。

これと同じ猫で迷い猫情報などある方は、お知らせください~。

(カナ)






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大島の中です

2016年05月09日 | 火山・ジオパーク

ここは何処でしょう?
大島だから裏砂漠?
それほど広くはないところです


こんな穴の底でした
でも、ここは?


三原山山頂横の29年前にできた割れ目火口です


みんな慎重に火口に降りて行きました


登るのは疲れるのですが、降りるのは滑りそうなので慎重に!
(カメラは水平に撮っていますよ)


ここは坂道が緩い けど


ちょっと難所?(私称、『どっこいしょ』ポイント)手も使わないと登れない所です


またまた登り


昨日の ジオ研究会巡検は29年前の火山の跡や今も湯気か噴出しているところ、何十年・何百年も前の噴出物を見てきました。

次のジオ研の企画はなにかな~(しま)
※広報大島にジオ研究会の企画が載っていますので、気軽に参加してください
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不思議を楽しむ

2016年05月08日 | ツアー
5月6日、以前室戸ジオパーク事務局として活躍していた地質の専門家の柴田さんが、ご家族連れでフルコースツアーに参加してくれました。もう一組のご夫婦と一緒に6人で三原山へ。

(午後から雨の予報に、いつもより若干早めのスタートでした)

いつもの“縄模様の溶岩地帯”で「溶岩がどの方向から流れて来たか?」クイズをしていたら、柴田さんが「こっちの方が後から流れて来たんじゃないかな、根拠は…」と、左右の溶岩の流れの順番を考え始めました。

いつも立ち寄る場所ですが、ここで“流れた順番”を考えた人は初めてだったので「さすが!」と思いました。

続いて皆さん、足元の小さなキノコを発見。

「制服の金ボタンみたい。」という、お母さんの発言にも感動しました。

柴田家の皆さんは、次々に不思議を見つけて皆で考えていました。
「なぜイチゴの花びらがシワシワなのか?」

(今まで考えたこともない疑問…そういえば、なぜなのでしょう?)

「なぜ溶岩に層ができるのか?」


「なぜ、丸い溶岩が転がっているのか?」

(写真が暗いですが、大きな丸い溶岩に手を置いています)

「この建物(トイレ)は、6角形か8角形か?」

この質問もビックリしました。

いつも見ているのに答えられず…お母さんが一周して調べてくれて、8角形だとわかりました。
「視界に入っていても“見て”いないものが多いなぁ」と改めて思いました(^_^;

疑問に思ったことはシッカリ観察。


どこからともなく、まん丸いカワイイ溶岩を見つけ披露する柴田さん。

「漬け物石にぴったりだわ~」の声があがっていました・笑

中が赤くガサガサで回りが黒くコーティングされている大岩は「アーモンドクランチチョコボール」と命名されました(^▽^)


さて、ギリギリセーフでなんとか火口を見た後に、雲がやって来て…

何も見えなくなりました。

雄大な景色を見てもらえなくて少々残念だったので、この日は目の前に火口が見える斜面でお弁当を食べながら、雲が晴れるのを待つことにしました。


おお~、期待通り晴れました!

三原山さん、ありがとう!(^▽^)

もちろん裏砂漠でも、めいっぱい遊びました。

皆さん、メチャクチャ楽しそう…

そしてこの日のジャンプは…
「2人で手をつないで飛ぶ」という、またまた初の試み!



いっぱい笑って楽しい時を過ごしました。

ところで柴田家の皆さんとは、翌日も少し一緒に回りました。

元町の溶岩の上では、石の形によって違う音が出ることを発見。


この形の溶岩が、高温の美しい音が出るようです。

「こどもたちに良い音が出る石を探させたら喜びそう」というお母さんの言葉に「そうかも!」と思いました。

海岸では、崖に空いた穴が何であるかを調べ…

“木”であることの証拠を奥さんが発見!

砂浜の穴(カニ?)は木の枝を使って長さを計測。
目の前の景色に不思議を見つけ、観察し、考える皆さんの姿勢に、本当に感心しました。

そしてめいっぱい楽しむ姿勢にも!


また皆さんと一緒に、不思議を探して歩きたいです。

(カナ)












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また会えた!

2016年05月07日 | 
2014年7月5日に記事にしたハチジョウルリボシカミキリにまた出会えました。
昨日のことです。



相変わらずの美しさ。


ささ、こっちにおいで。



前回の個体よりも黄色味が強いような気がします。



飛びたそうにしていたのでぎゅっ。

ごめん・・・ちょっとじっとしてて。



指を離すとすぐに飛びました。

わー、ボケた!!

                                            がんま
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強風アトラクション・パート2

2016年05月06日 | ツアー
昨日は、風が弱まるのを期待してツアーを1日延期したお客様と、フルコースツアーに行って来ました。

雲一つない晴天の中、いざ三原山へ!


ツツジも毎日花数が増え、華やかで楽しいです。

しかしなんだか…
前日より風が、ビュ~~っと吹いているような(^_^;

山を登ったら、やっぱりとても風が強く…一周するのはやめて、舗装された遊歩道から行ける火口展望所へ。

(おふたりが余裕で立っているのは、地形的にちょうど風当たりが弱い場所だからです~)

火口を見た後は“ミニゴジラ”とツーショット。


そして前日に引き続き“強風アトラクション会場”へ。


絵になりますね~。


撮影後のティータイム。

伸びてきたイタドリの葉が、風を防いでくれるので快適です。

休んだ後は、もちろんジャンプタイム。


空の様子も人のポーズも毎回違う“世界にひとつ”のジャンプです!


おお~、空を走るふたり!

スバラシイ!!

森では小さな芽生えや…


ゆらめく光を楽しんで…


温泉ホテルの庭に出ました。

鮮やかなツツジの花には蜂がいっぱい群がって、なんと…

花に一匹づつの蜂!

ツツジの蜜は甘いですからね。
「うまい!」「うまい~!」という彼らの心の声が聞こえたような気がしました(笑)

結局のところ昨日も、とても楽しい三原山でした。

(カナ)
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強風アトラクション

2016年05月05日 | ツアー
昨日は、3組のご家族のフルコースツアーを案内しました。

お母さん達が大学の同級生で、時々一緒に旅をされているそうです。(素敵ですね!)

風速13mの予報が出ていたので、舗装された遊歩道から火口を見て裏砂漠に抜ける予定で出発。

歩き始めてまもなく、男の子達が石を持って私のところへやってきました。
そして…

「なんで穴が開いているの?」
「なんで(2つの石の)重さが違うの?」
「石の中の白い粒はなに?」
…と質問続出!

子供達は、ゴツゴツ溶岩の上を飛ぶように歩き…

ちょっと変わった石を見つけると、再び質問。

「色々質問できてスゴいね」と言ったら「だって不思議なんだもん」と男の子。
子供達の好奇心に感心し、すっかり楽しい気分になりました。

しかし心配なのはやはり…
風!

予想通り、山の上は結構な風が吹いていました。
トイレ&展望台の建物内も「ビュー」っと風が吹き抜けていきます。

建物の中なのに、押さえていないとお弁当が飛びそうです(^_^;

でも室内からの眺めはなかなかのもの。

スクリーンに映し出された映像のようでもありました。

屋上を昼食場所に選んだ方達もいました。

隙間に身を寄せて…景色は見えませんが「気分はいい」とのこと。

この後、よろめくような風に皆でキャーキャー言いつつ…何とか火口へ到着。

皆さん強風の中で笑っていました~(^_^)

説明の声も風の音にかき消される状態なので、早めに退散。


風の弱まる所まで下山してから、しっかり景色を鑑賞しました。

明るい緑の山が輝いて見え、とてもとてもキレイでした。

さて昨日は火口でゆっくりできなかった分「裏砂漠で風と遊ぼう」と決めていました。
草の陰で風を避け、溶岩クッキー&お茶で一息ついてから…


いざ、風の吹き抜ける稜線へ!

そして思いっきり遊びました。

小石が風に乗ってビュ~~ンと遠くへ飛ぶのが楽しい…の図。


斜めになっても倒れない…の図。


上着で風を受けると面白い…の図。

強風の中で3角の石のてっぺんに乗ってバランスをとる小学生、スゴイです!

風に向かって歩くとなかなか進まなくて面白い…の図。


ジャンプ!


ジャンプ!!


ジャンプ!!!


ジャ~ンプ!!!!

…と、いうように、皆さん本当に楽しそうでした(^▽^)

そして強風アトラクションの後は、穏やかな木漏れ日の森へ…。


新緑のコケの手触りと優しい光の中で遊びました。


とても素敵な1日でした(^▽^)

(カナ)
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あのクロサギ

2016年05月04日 | 
2月3日にUPしたクロサギのその後です。

まずは3月24日の様子。

以前と同じ磯にいました。
釣り糸が絡まった指が腫れています。


歩くときは痛そうにひょこひょこ歩き、じっとしているときもときどき右脚を上げていました。
このときに「あの指は落ちてしまうんじゃないだろうか・・・」と思っていました。


そして今月2日です。

また同じ磯にて。
心配していた通り、腫れていた指はありません。
釣り糸は絡みついたまま。


第1趾(後ろ向きの指)もありませんがこれは2月3日に見つけたときからありませんでした。
痛かった指がなくなって歩くときはしっかりと歩き、3月に見たときよりも数倍元気に見えました。
どうにかこれ以上怪我を負わないように釣り糸が取れることを祈るばかりです。

                                  がんま
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素敵なチーム

2016年05月03日 | ツアー
昨日、3組5人のお客様と半日ツアーに行って来ました。
最年少は4歳のK君。

ツアー開始と同時にK君が「火山の噴火は何で起こるかっていうとね、地球のエネルギーで起こるんだよ」と言ったので、大人は皆「おお~!スゴイ!」と驚きました。

お家では、自分用のヘルメットをかぶって遊んでいるそうで、昨日も…

ヘルメットかぶって敬礼!
K君の言動に、ツアー開始から楽しい気分になりました。

この後、みんなで満開のサルトリイバラの花を観察したり…

あちこち寄り道しながら、ゆっくり歩きました。

全く別々に参加された2人のお客様が、実は同じ奈良県の大学に通っていたことがわかり、このことでも盛り上がりました。

お母さんは4歳のK君が全行程歩けるかどうか心配していましたが、元気に先頭で坂を上り…

時々お母さんに甘えながらも、頑張って無事に火口に到達しました。

そして…
帰りは舗装道路を戻るのではなく、西側斜面にチャレンジすることになりました!

でもやっぱり少し足元が不安定なので「そうだ!座って滑っていこう!」ということになり…

数10mに及ぶ長い斜面を滑り降りました。

楽しそうでした~。←実はチョッピリウラヤマシイ(笑)

途中から2手に分かれ、歩ける人には斜面を自由に下ってもらいました。

元気に手を振る、同大学の先輩と後輩のお2人。

それを見て、なんだかウラヤマシソ~なK君です。


お!すぐそばに新たなカメ発見!

え?カメに見えません?(笑)

少し緩やかな傾斜になってからは、K君も頑張って歩いて斜面を下りました。

そしてついに全員で…

下山ミッション完了!
「達成感~!」という感じでした。

疲れたので、こちらで少し休憩。


やっぱり高い所から飛ばすに限る!(笑)


砂の斜面にある岩に登って何をするのかな?と思ったら…

乗馬かぁ~。
そうしたい気持わかります(^_^)

…ということで、4歳のK君を中心に、笑いがいっぱいのツアーとなりました。
皆さんが交互に、さりげなくK君のことを気づかってくれるのが嬉しかったです。
(素敵なチームでした!)

さてツアー終了後、一人旅のNさんと追加で2時間島を回りました。

その時見た風景です。

青空ランチはこの場所で。

食後に奈良県に戻られるWさん達の乗った船を見送りました。
(手を振りましたが気づいてもらえたでしょうか?)

波浮港は満開のスダジイの花で、黄色く染まっていました。

周囲に甘い香りが漂って、幸せな気分になりました。

そして地層大切断面の下には…

マルバシャリンバイの花が見事に咲いていました!

日々変化する伊豆大島…
明日は何が見つかるでしょうか?

(カナ)


コメント (2)
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椿の実?

2016年05月02日 | 植物

これなんじゃ 椿の木に出来たこの物体


触ってみたらポロリ取れてしまった


横から


裏側


割ってみる


皮はみかんの皮のような感じ


種?


当然割ってみる

虫こぶとも思っていた物、どうやら種の出来損ないのようです。なぜこのようになってしまうのか? この椿、種が出来にくい品種 やっと出来たのがこれ? やっと出来たからこうなったのか?(しま)
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