山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

新春 蕎麦打ち 2

2011年01月18日 | ロハス
「まず、そば粉をふるいにかけて、次は小麦粉も同じようにしてください。」

「粉を混ぜます。手の指は「カニ」さんのようにしてよく混ぜます。」

「出来たら、水を入れます。水は、粉の重量の40~50%加えます。粉の状況、その時の気候により調整します。本来は、4~5回に分けて水を入れ混ぜますが、今回は2回に分けて混ぜます。

「なぜ」って?

それは、水分調整が難しいからなんです。

蕎麦を打つ時の水分調整は、非常に微妙です。

多人数で行うと、多くの方の手が粉と触れるようになります。

そうすると手の温もりで水分がドンドン抜けていくのです。

それともう一つ理由があります。

それは、エアコンです。

夏は、暑いため冷風、冬は寒いため温風を吹出します。

この風が曲者なのです。

ドンドンそばの中の水分を蒸発させていきます。

今日の水分はどうでしょうか?

少し握ってまとめて棒状にします。

「グニュ」と曲げてみます。

曲げた時に、「ヒビ」が入らなければくくって(一つにまとめて)いきます。

小さな粒状をまとめてこねていきます。

(おことわり:講師をしていたため、写真撮影が出来ていません。何枚か知人が取ってくれたものを掲載しますが、全ての工程はありませんでした。)