先日、レストランでの光景。
お若い親子が食事をしていました。
お箸を持つ子供の手がちょっとおかしい。
親を見るとこれも???
我が家の孫は?
小さいころの方が上手?
今、矯正中とか。
「昔は、おじいちゃんにお箸の持ち方が悪い!」とよく叱られたとはわが娘。
それが、孫へと。
「教うるよりも習いという諺(ことわざ)あり。
けだし習慣の力は教授の力よりも強大なるものなりとの趣意ならん。
子生まれて家にあり、その日夜見習う所のものは、父母の行状と一般の家風よりほかならず。
一家の風は父母の心を以て成るものなれば、子供の習慣は全く父母の一心に依頼するものというて可なり。
故に一家は習慣の学校なり、父母は習慣の教師なり。」
「家は習慣の学校である」とは、福沢諭吉の言葉。
昔から伝わる型は尊いものです。
ちゃんと、ご挨拶でき、ちゃんと、お箸をもてること。
あたりまえなのに、現代社会でできなくなっている。
じぃじぃも、「人の振り見て我が振り直せ」ではないですが、そのようなものを大切にしていきたいです。