山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

耕作放棄地?

2015年07月28日 | 農業


なんやかんやで、山の畑に行ったのは1か月ぶり。

この時期の生き物たちの生命力のたくましさ。

大事なコンニャクさん達のテリトリーなんですが、この状態。

天水に頼る我が畑では、草もなければ、水分が蒸発してしまいます。

また、肥料はとくには与えず、刈った草を置いていきます。

結果的に、肥料の代わりになるんですがね。

人間が手を入れなければ、強いものがはびこってきます。

たった一ヶ月でこの状況ですよ。

ここからほっておけば、樹が生えあっという間に山に戻ってしまいます。

先人たちが苦労して、長年維持してきた畑が、あっという間に消えてしまいます。

効率化を求め、平地の田畑は大規模化して集約もできるでしょう。

でも、中山間の棚田は耕作者の高齢化により、どんどん荒れています。

でも、耕作地面積は、全体の三分の一は中山間地域になります。

山が荒れれば、海の資源も有れます。

土砂崩れなどの自然災害も増えます。

何とか、中山間地域の耕作地を守っていきたいものです。