翌日、施設から医師の説明があるということで出向きました。
医師曰く、「点滴を行っても、尿が出なければ、腎臓に負担がかかります。栄養を送らなければ最悪の結果に。延命治療を行いますか?」と。
「自然に任せます。」と私。
これは、母の遺言の一つでもあります。
体が動かなくなった時、どうしてほしいですか?
1.老化の時、2.病気の時。事故やけがの時など細かく遺言を書いたものを用意。
書いたものを医師に示すと。「わかりました。これがあればこれに沿って対処していきます。」と。
食べ物が喉を通らなくなっても、点滴は何度も試してくれました。
針がさせたと思っても漏れて手や足が腫れてくるという状況に。
点滴も出来なくなり、状況を見ることに。
医師にこのような状況になるとどの位もつのか問うと、「70歳くらいだと2,3日。この年齢だと1週間から10日ほど?その方によってもう少し幅があるかも。」と。
コロナ下ではありましたが、特別な部屋を用意して下さり、近い家族が顔を見に行くことが出来るように。
身近な家族が交代で顔を見に行かせて頂きました。(続く)