山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

子だくさん

2009年02月11日 | 食品・材料・料理
過日、知人から次のようなメールが届きました。

「金柑が熟し始めました。特に手入れもしてないので大小不揃いですが、大きいのからちぎってお使い下さい。」

早速、公民館で知り合った知人と一緒に出向くことしたのです。

久しぶりの再会で話に花が咲いたのですが、金柑を収穫することにしました。

一寸小ぶりですが、今年は、昨年に比べてかなり多くの実が付いています。

奥さん曰く「これを一人で取ると、使う事もないないのに大変なの。とってもとっても減らないの。いやになってくる」と。

なるほど~。

奥さんも含め4人で取れども、取れども減らないんです。

変に感心して、なるほど~。

昨年は、雨が降らず散水はされたそうですが、水不足だったとか。

そのためか、実が小さいようです。

危機感を感じると、子孫を残すため一生懸命成長します。

その為、多くの実をつけるようです。

言葉は発しませんが、遺伝子はどのような状況でも適応できる力があるんですね。






おれい肥

2009年02月10日 | 農業
本来なら年末までに行うべき田んぼへの「おれい肥」作業がやっと終わりました。

我が家の「おれい肥」は、藁と刈り取っていた草を押し切りで切って田んぼにまいてやります。

無農薬・無化学肥料で栽培している我が家では、唯一の栄養源です。

なかなか十分に施してやれないのですが、時間的にも、量も毎年少しずつ早く準備が出来るようになっています。

今時間が掛かっても手をかけていると稲達が大きくなる時期にご馳走を土の中から吸い取って実りにつなげてくれるのです。

毎年、少しずつお米の味も美味しくなっていくような気がします。

今年も美味しいお米が収穫できますように。

リサイクル

2009年02月08日 | その他
沢田の柿を剪定に行ったのですが、沢山の枝が出てしまいました。

一カ所に集めたのですが、帰ろうとすると声がします。

「せっかくこの世に出てきたのだから、役に立てて」とえださんたちが、言っています。

そうですよね。

何に使えるかな?

そこで思いついたのが、「お箸」です。

エコの時代です。

「My箸」を作ろうと持ち帰って早速作ってみました。

どうですか?いいでしょ!

と言いたいところですが、生木のまま作ったお陰で乾燥してくると、細く削った方がしわって来ました。

可哀想なことをしました。

乾燥してから無駄にしないように再挑戦です。

脳の萎縮?

2009年02月07日 | 健康
  


昨年「沢田の柿 育て隊」として、剪定の仕方を教えて頂きました。

楽長は何度か剪定に来ていますが、私は山の行事が続き今回が初めてで、それも一人です。

「下に向いた枝、交わっている枝はCUTしてと・・・」、独り言を言いながら始めました。

とは言うものの、「これ切っていいの?」、「ここはきるよな~」と自問自答。

切りすぎる位切らないといけないそうですが、いざ切るとなったらなかなか切れないものです。

「やはり始めは、先生がいるときにしないと無理です」と勝手に剪定は中止に。

幹に着いたコケを取ることに。

このコケの下には虫が越冬しており、春になると悪さを始めるそうです。

そのため皮を剥いでいきますが、「ゴシ」、「ゴシ」とすると目にゴミが入り痛いこと、痛いこと。

これでは作業になりません。

次回は防塵眼鏡を用意しなけらば。

1時も過ぎ、今日は撤退です。

道具を片付けると、なんと黄色の柄のハサミが見あたりません。

確か、剪定を止めたときカゴに入れたのに・・・。

いくら探しても見つかりません。

このところ、このようなことが続いています。

歳を取っているのはそうですが、ちょっと自信喪失気味です。

漢字の練習と、計算のドリルをしないといけないのかな~。




かんぽう

2009年02月06日 | 健康
先日出かけた鍼灸での続きです。

鍼灸と漢方薬の薬局を営まれています。

息子夫婦もお世話になっています。

楽長が息子のお嫁ちゃんにメールをしています。


楽    長 先生から追加の薬を預かっています。
 
お嫁ちゃん ありがとうございま~す。また近々受け取りに行きます。ちなみにおいくらだったでしょうか!?

楽    長 お試しなので無料でした。

お嫁ちゃん そうなんですか。ありがたいです。今度先生所に行くときは、何か作って持って移行と思います。

楽    長 OKです。

お嫁ちゃん ありがとうございま~す。



どんな薬なんでしょう?



成分 * マル秘なり。  →  まあ、そうですね。特許もあるし。

用量 * 気分に応じて服用し、量の制限はなきものとす。  → え~、気分で飲んでいいの?

用法 * 食前・食後・食間を問わず、常時そのままにてもと共に服用してもよろし。   → なっ、なんと、と共に服用してもOK?

効能 * 異姓にに想われる覚えのある者も、なき者も本薬によりいっそう恋の道を究めること間違いなし。
       贈り主に対しては極めて顕著に恋こころが現れること疑う余地なし。   → What?

注意 * 直射日光を避け、低温低温にて保存すべし。
      小児の目につきやすいところに保存すべし。

      服用後水又はお湯にて口中を清むれば、虫歯なる副作用は憂うに足らず。


さあ、いったいどんな薬なんでしょう?
袋に書いてある効能を書いてみました。



感法(かんぽう) 恋薬(こいぐすり) 緒固麗渡(ちょこれーと)

この薬は一寸苦く、ちょっと甘い薬らしいです。

うむっ、緒固麗渡? ちょこれーと? チョコレート!

そうだったんです。中は「甘い」、「甘い」ハートのチョコレートだったんです。

新婚さんには必要なかったかな?

末永くお幸せにね!





立春

2009年02月05日 | ロハス
2月4日は、「立春」です。

「立春」とは、二十四節気のうちの一つで、暦の上では「春」になりますが、実際には余寒が厳しく、大寒とともに最も寒い時節でもあります。

昨日、鍼灸師の所へ行ったとき丁度お昼になり、立ち寄った食事処で「春」に出会いました。

最初に見たとき一瞬「さとうきび」?(沖縄ボケ?)と思いましたが、何かへんです。

「なに」、「なに」???

よく見るとそれは「たけのこ」でした。

竹の根っこに「たけのこ」さんが「ニョキ」、「ニョキ」と覗いていたのです。

ここのところ寒い日が続いていますが、本当に「春」?が直ぐそこまで来ている事を実感させられました。

ヘルニア

2009年02月04日 | 健康
友人から「SOS」の電話が入りました。

ヘルニアになり西洋医学、柔道整骨へも行ったが、手がしびれて困ってると。

急遽、私がお世話になっている鍼灸師の所へ車を飛ばしてきました。

ここは、私たち家族中がお世話になっています。

家族の中では治療をして貰った結果、「さんずのかわ」を渡るか、渡らないか話題沸騰しています。

「体操」だけだと「さんずのかわ」を渡らないので済むのですが、「薬」を処方されると「さんずのかわ」を渡ってしまうことになり覚悟して治療に専念しなければ成りません。

私は、一昨年交通事故でむち打ちになり診察して頂いたのですが、かなりの重傷で「さんずのかわ」を一番に渡ってしまい、通院期間も最長不倒期間を更新中です。

楽長は、古傷のヘルニアが元でこれまた「さんずのかわ」を渡っています。さらに「体操」付です。

さて友人はどうでしょう?

出てきた友人曰く、「「さんずのかわ」を渡ってしまった~」としょんぼりです。

状況を聞かれたので説明したところ、ニコニコしながら、「ここをこうして、こちらをこうしたらと・・・」とすると痛みが突然無くなった様です。

また、食生活の指導を受け、気を付けるポイントを教えて頂いたようです。

凄く素直は体で、分かり易くポイントを処理すると、ドンドン良くなる。

友人が驚くと、その驚きを見たのと、先生が思ったようになっているので余計にニコニコされていたとのことでした。

「さんずのかわ」は渡ってしまいましたが、 「痛みが取れ月に一回の治療にも喜んで来る事が出来る」と喜んでくれました。

紹介した当方としては、「ほっ」としたところです。

いずれにせよ、無理をせず、食生活に気を配り基本的な生活を送ることが大事ですね。


ごくろうさん

2009年02月03日 | 農業
ここのところ村の共同作業が続き、田んぼの世話が出来ていませんでした。

防火水槽の清掃が済んだ後、やっと少し田んぼの手入れをすることが出来ました。

刈り取っていた藁を押し切りで6~7cmに切り、田んぼにまきました。

また、夏に刈って積み上げ堆肥状態になっていた草もネコ車に乗せまいていきました。



去年は、美味しいお米さんありがとう。

一生懸命お米さんを育ててくれてありがとう。

疲れたでしょう。

ゆっくりやすんでね。

霜が降りると霜柱が立つのですが、汚れた皮膚がお風呂に入り一皮むげるように土がふわふわになって気持ちがいいんだって。



堆肥状態の草は、まいておくと田んぼに染み込んでいき、稲が大きくなる頃に効いてきます。

藁は直ぐに堆肥化出来ません。

約1年かけて肥料へと変化していきます。

藁は、今年でなく来年に効いてくる?


手間はかかれど、手入れをしていくとそれに堪えてくれます。

今年もよろしくね。


ひっこし

2009年02月02日 | ロハス
      

このコイと帰る産(間違えました!カエルでした)は、先日掃除した防火水槽の主達です。

コ イ  なんかさわがしいぞ。

カエル  なんだ、なんだ。せっかくねているところを。

コ イ  えらく、「ぱしゃ、ぱしゃ」させるな~。

カエル  こいさん、おかしいよ!みずがどんどんへっていくよ。

コ イ  なんで?みずがなくなったらしんでしまうよ~。

カエル  ちょっとすいめんにあがってようすをみてくるよ。

コ イ  たのむよ。いきるか、しぬかのせとぎわなんだから。

カエル  まけせとけ。すーい。すーい。

カエル  なになに、うむ、むらのひとたちはすいそうのそうじをするって!

     コイさん、はやくなんとかしないとみずがなくなってしまうよ。

コ イ  にげなくては!でもどこへいけばいいの?


     みんなにつかまらないようにスイ、スイとにげまくります。

     でもメタボになったコイさんは、むらのひとにつかまってしまいました。

     さてどうなるのでしょう。


カエル  コイさん、だいじょうぶだって。ちかくのいけにつれていってくれるんだって。そこには、およめちゃんがまっているそうだよ。

コ イ  カエルさん、ありがとう。よかった。

     カエルさんはどうするの?

カエル  ぼくは、またねるよ。どこでねるかな・・・。あ~、ねむたいよ。
     ここで・・・、ねてしまいそ・・・だよ・・・・・・。

     


山の中のプール

2009年02月01日 | その他
起きると薄っらと雪が降ってました。

今日は防火水槽の清掃です。

最近水が漏れてしまうので防水工事をして貰うためです。

これは子供達が泳ぐプールが無かった時代に、村の人たちが総出で作ったプールだったそうです。

手にスコップや鍬を持ち半年かかって完成。

田んぼや畑仕事の合間をぬい、みんな手弁当で作業をしたそうです。

大きさは、11m×5.5m×1.5m、約90立方メートルです。

来る日も、来る日もひたすら掘ったそうです。

今でこそ機械を使えば直ぐですが、お金もない中子供達のためにと親たちが懸命に作業したそうです。

子供達のためにとの親心で作ったそうです。

15軒程の小さく貧しい村だったそうですが、何でも村で協力して助け合って生き抜いてきたそうです。

今はすぐに行政へ陳情しますが、昔はみんなで助け合って自分たちで解決していたんですね。