山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

つめたーい!

2021年11月13日 | 自然

朝から寒かったですね。

風も強く時には吹き飛ばされそうにも。

最近のウォーキングコースは、片側一車線の横に川があり、川に沿ってある農道(W=6m)を歩いています。

それも、直線で片道約4,000歩。

周りのほとんどが田んぼ。

風が吹くと何も遮るものがないのでちょっとつらい。

でも、何もないので気持ちが良く、人にもほとんど会わず、マスクなしでもOK。

そんな中、その川で発見したのがこれ。

分かりますか?

シラサギさんです。

冷たいのに、お腹のあたりまで水に浸かり餌を探しています。

もう、見ただけで「つめたーい!」

思わず声が出てしまいました。

私に気付き、近くのたんぼへ。

細い足で立っているところへ、強い風が・・・。

もうウ見ていられません。

この環境に適応できているので大丈夫なのでしょうが、ついいらぬ心配をしてしまいました。

それにしても、寒い冬になります。

暑いのも、寒いのも苦手。

さあ、どうしよう。


楽しい時間の後はサプライズが

2021年11月12日 | 食育

コロナウイルスが猛威をふるっていますが例年だと、この「おにぎりパーティー」はもっと楽しみがあるのです。

各々がお握りを握ると、遠足用シートをもって園庭に降ります。

グループごとにシートを寄せ合い、給食のお盆にお握りをのせ、屋外で食べます。

教室で食べる給食も良いですが、園庭で食べる給食はもっと楽しく、テンションが上がりますね。

毎年、園長先生、担任の先生と私の取り合いに。

各グループから「こっちに来て!一緒に食べようよ!」コールがかかります。

いつもじゃんけんになるのですがね。

色々お話をしながら食べます。

勿論、お米づくりのお話も一杯ね。

 

今年は、色々制限がある中での「おにぎりパーティー」だったので、教室で食べましたが。

久々のこども達と一緒の時間が過ごせ楽しかったですよ。

 

お別れの時に、「お当番さん前に。」と声がかかるとサプライズプレゼントが。

「おこめづくりをおしえてくれてありがとう。」と、一人ずつ文字を書き、笑顔一杯の自分の顔を書いた来年用のカレンダーを下さいました。

もう、涙がちょちょぎれます。

今年は今回一回だけだったのに・・・。

沢山の笑顔に、案山子さん、雀さん、お花にトンボさんなども。

かわいいですね。

 

お米作りを体験し、たった一粒のお米から沢山のお米さんが取れました。

お米さんができるまでに色々な作業を行いました。

泥だらけになりみんな助け合いながらの田植えもしました。

いつもは使えないのこぎり鎌も使って稲刈りも出来ました。

籾を水につけ芽出しから半年間、長い時間興味を持ち続け、おにぎりパーティーまでできました。

一人だけで出来ないことも、皆で協力し、出来ないことは助け合い、最後みんなハッピーエンド。

来年4月は、ピカピカの一年生です。

いつでも一年生になれそうですね。

 

ことしもありがとう!


おにぎり!、おにぎり!

2021年11月11日 | 食育

いつもの年であれば、園長先生の検食に続き、こども達も少しお裾分けしてもらい、炊き立てご飯を試食してもらっていたのですが・・・。

コロナウイルスも少し落ち着いてきたとはいえ、油断できませんから仕方ないですね。

 

部屋へ戻った園児たち、手を洗い椅子に座って待っています。

先生たちが、ラップにご飯をよそってくれています。

用意ができると、順番にラップで包まれたご飯をもらうと、思い思いの形に仕上げます。

女な子たちはハート型、男の子はダイナミックに丸型が大人気。

 

他にも、俵型や三角お握りも。

出来上がると、待ちに待った食べる時間です。

お当番さんの合図で「い・た・だ・き・ま・すー。」と。

元気で大きな声がしたと思うと、あっちやこっちで「パク」、「パク」と口にほおばっています。

「おいしい。」、「家のご飯より美味しい。」、「世界一美味しい。」と。

どの顔もニコニコの笑顔がはじけています。

あっという間に完食。

「せんせい!おかわり!」と、次々と声が上がります。

取りあえず二つでいったん中止。

給食と一緒に食べるようです。

デザートは?

「おこげさん」だそうです。

まだ、まだ、楽しいお昼が続きそうです。(続)


炊きあがったかな?

2021年11月10日 | 食育

火を着火してから20分程すると羽釜のお米さんは、ご飯に変身しています。

さあ、蓋を取ると?

ジャーン!

「あっ、良い匂い!」、「おいしそうな匂いがするよ!」、「早く食べたいよ。」といろいろな声が上がります。

炊き立てのご飯はつやつやです。

園児たちの「まだ?」との声に、「園長先生に検食をしてもらわないと食べることが出来ません。」と、検食タイム。

一口分をよそって「パクリ」。

「モグ、モグ、モグ」、「大丈夫です。これからボールにお米を移したら教室でお握りを握りましょう。」と。

羽釜からご飯をボールに移すと、「あっ、おこげだ!」、「いいにおい!」と鼻を「クン、クン」と鳴らしています。

もう待ちきれません。

一斉に教室へまっしぐら!(続)

 

 


羽釜の中は?

2021年11月09日 | 食育

火を点火してから7~8分ほど。

羽釜の中は、沸騰して羽釜と蓋の間から蒸気が出ています。

これです。

ガラスの蓋の良いところ。

中がどうなっているか良く分かります。

ここからが今までとちょっと違うところです。

蓋を開け、蒸気とお米が炊けるときの「いい匂い」を嗅いでもらいます。

 

明けた瞬間、「わぁー!」と歓声が上がります。

ここで、大きなしゃもじでお米さんたちを上下にひっくり返します。

この炊き方、ある老舗旅館の女将さんに教えて頂いた炊き方。

混ぜるのは、上と下の炊き具合を均一にするためとか。

 

再度蓋をすると、強火の日を中火に落とします。

中火にしてから7~8分炊きます。

 

ほぼ炊けましたね。

弱火で7~8分。

 

最後に、おこげを作りたいと思います。

藁を一握り入れると炎が一気に上がり、香ばしい匂いが。

後は蒸しあがるのを待つばかり。

「はやくたべたいよー!」とこども達。

もう少し待ってね。(続)


薪に火をつけます

2021年11月08日 | 食育

羽釜の中に水を入れると、蓋をします。

厚さが2cm以上もある木の蓋と強化ガラスの蓋の二つ用意。

火をつけるは私の仕事。

マッチを取り出すと、「どう使うの?」と興味津々。

私が火をつける見本を見せた後は、担任の若い先生が実践。

さあ、上手く着くかな?

若い先生は、初めてのマッチを使ったとか。

ちょっとぎこちなかったけど、無事着火。

 

昔から、ご飯を炊くときは?

「初めちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣いてもふた取るな」と言われますが、保育園では?

もっと簡単に竹る方法を。

火をつけると、細い木を入れ火を安定するようにします。

引き続き太い薪も入れていきます。

羽釜の中心に強火で炊きます。

しばらくすると蓋との間から何か白いものが・・・。

うっ、何かいい匂いも。

そうこうしていると、蓋と羽釜の間から勢いよく白い湯気樋あぶくが出だしました。(続)

 


水の量は?

2021年11月07日 | 食育

新聞紙の薪、OK。

羽釜にお米、OK。

次はお水を入れないといけません。

が、どこまで入れたらいいのかな?

「お家の電気炊飯器のように線がないので、手を入れてみます。」と、手を付け水の量を調整。

男の方だと手を水に入れ、手首より少し低くなるところ、手の甲が少し出るくらいかな?

女性だと手の甲がほぼ浸かるぐらい。

こども達だったら?

そうですね、実際にしてみないと分かりませんね。

代表の人に手を入れてもらいます。

おっと、手洗い場で良く手を洗って下さいよ。

 

おー!

「深い!」とこども達。

手首より2cm位上まで水が入っています。

大人でも、男性と女性では違います。

こどもとなるとさらに違います。

でも、これでお父さんや、お母さんに教えてあげられますね。

さあ、いよいよ火をつけますよ!

 


山から秋の恵みが

2021年11月07日 | 食品・材料・料理

秋になると多くの果実が実ります。

果物大好きの私は幸せ一杯です。

師匠からの頂き物がこれ。

 

「売り物でなく、食べ量だから器量悪だけど良かったらもらって帰って。」と頂いたものです。

栽培していないものからすると有難いばかり。

買わないと手に入らないのだから。

 

山の師匠は、昨年心不全を起こし余命一か月と言われていたそうです。

余命一か月が一年が無事過ぎました。

でも、無理をしないように長生きして頂きたいものです。

 

小学校のころから家を支えてきた体はボロボロに。

一町からあった田んぼも自分方の食べ量だけになりました。

食べていくための多少の現金収入も必要です。

将来のためと実のなるものを植えたていたものだそうです。

桃栗三年、柿八年、柚子の大馬鹿十八年と言いますが、その果実たちが、生活を支えています。

息子さんが、休みには帰ってこられ稲づくりに励んでおられます。

水の管理をお母さんと二人でされ、畔には大豆を植えておられます。

そんななかでも、私が立ち寄ると、「持って帰り。」と、色々持たせてくれます。

申し訳ないです。

道の駅に出荷しているのに。

心がけていること、一番に品質、次に数量、最後に値段、でも聞くととても安い。

「売れ残るより喜んで買ってくださる方がよいからね。」と。

この気持ちが、道の駅ではご指名がかかり、予約客もつくようになった理由か。

人柄が全て。

いつも笑顔を絶やされません。

私も師匠を見習わなければ。

 


竈に羽釜をのせて

2021年11月06日 | 食育

新聞紙の薪が出来たら?

竈に羽釜をセット。」

その中には?

これから、これから。

先生と一緒に羽釜の中に新米を入れます。

この中には?

勿論入っています。

こども達が、稲刈りをして脱穀したお米さんが。

からの牛乳パックに穂先を入れ口を押えて茎を引っ張り出すと、牛乳パックの中には籾たちが落ちています。

すり鉢に籾を入れ、ゴルフボールやソフトボールでゴリゴリゴリ。

籾をかまぼこ板に挟んで板を動かすと籾が外れます。

グループで別れ何日もかかりながらおにぎりパーティーの前日までかっかたそうですよ。

そんな苦労して取れた玄米さんもこの中に入っています。

ちょっと茶色の玄米さんは、こども達が見ても良く分かります。

それでは、水を入れなければなりません。

お家にある炊飯器は、水を入れるときは入れたお米の量に対して線が入れてあり合わせればOKですが?

「この羽釜はどうするの?」とこどもたち。(続)


新聞紙の薪づくり

2021年11月05日 | 食育

お米を順番に洗っていきます。

順番を待つ間にちょっと別の作業も。

新聞紙を使った薪作りです。

新聞紙を半分に切ります。

54cm×40cm位の大きさになります。

それを半分に折ります。

さらに半分折ります。

いわゆるA4くらいになります。

横長に置き、それをクルクルと直径3cmほどの円形に丸めます。

軽く雑巾絞りをしたら出来上がり。

きつく絞ると、火力は強いのですが、マッチで火をつけると着火しにくいですね。

この紙の薪は、十人十色色々な薪ができます。

よく絞ってあるもの、曲がっているもの、緩すぎて開いてしまうもの。

個性あふれています。

 

新聞紙の薪が出来たら竈に置いていきます。

井型に置いていきますよ。

竈のすすを服につけないようにね。

火をつける用意も出来ました。

 

次は羽釜を竈にセットします。(続)

 

 


おにぎりパーティー

2021年11月04日 | 食育

コロナウイルスのお陰で、この二年間は保育園での稲作りが出来ませんでしたが、少し治まってくれたおかげで一園だけでしたが、「おにぎりパーティー」ができました。

 

今年初めて会う園児たちでしたが、先生が色々お話していてくれたと見え、園に行くと「○○先生だー!」と声をかけてくれました。

初めて会ったのにです。

嬉しいですね。

 

竈と羽釜を降ろし準備を整えます。

その間には、こども達は大事なお米を洗います。

このお米、当初は私が作っていた新米(法面を刈った草と茅を入れ、無農薬で育てたお米)を提供し、園で購入したお米と物々交換していました。

それも出来なくなり、今は娘が嫁いだ先の新米を使用。

毎年、一人一合ずつ位を洗っていたのですが、一年空いたら私も説明不足でザルもボールもちょっと小さかったかな?

洗ったり、水を切る際に脱走する元気なお米さんたちが続出。

でも、こども達は一粒一粒丁寧に拾って戻していました。(続)

 

 


久しぶりの面会

2021年11月03日 | 高齢者

大腿骨骨折で入院した母。

リハビリのため、リハビリ施設に通っていましたが、コロナになりそのまま入院。

中々面会もままならず、敬老の日に何とかお許しが出て、久しぶりの面会。

と言っても、病院玄関の風除室に私達が、母はガラス越しに携帯電話を使っての会話。

入れ歯も外しているので、言葉が聞きづらい。

そんな面会でしたが、世の中も少しづつ変わって来て、病院も個室で直接面会ができることに。

アクリル板を介しての面会も、玄関口での面会よりはどちらも良く分かるように。

息子の私が分かるかな?

名前を問うと、私は分かったものの、妻も孫も・・・。

しかし見た目は、まずまず。

リハビリは週に3回しているそうですが、後は車いすで動いているようでした。

仕方ないですね。

食事は出されたものは全て完食。

食べることが出来ているのでまだまだいけそう。

以前よりは、予約もしやすくなりまた会えに行けそう。

私も母親の歳を超えるべく、運動して健康を保たなければ。

まだ、30年もある。

もう一花咲かさないと思う今日この頃。


ザクロの実

2021年11月01日 | 食品・材料・料理

今年は大豊作のザクロさん。

いつものザクロの食べ方は、割れ目の所から割り、一粒ずつ外して食べていました。

しかし、今年の実をすべて一粒ずつにするのはなかなか大変。

 

早速ネット検索。

割れ目から割っていきます。

割れていないときは、上部を包丁でカットし、側面に包丁を入れ割り、取り出しやすくします。

割ったものを、水の中で実を取り出していきます。

 

検索している中、ザクロさんって中近東が原産のようですね。

その地では、水に浸さず一粒ずつ取り外しているとか。

さっそく、実践。

 

1.ザクロの真ん中に刃先を先切れ目を入れます。

 

2.切れ目を縦にし、手で左右逆方向に捩じり二つに割ります。

 

 

3.割れたザクロさんを膜の部分に包丁を入れていきます。(2cm程)

 

 

4.切れに沿って、手で皮をそらして広げていきます。

 

5.ひっくり返し、皮の上から包丁の柄などで、叩いて実を取り外します。

 

 

6.思ったより簡単に実を外すことが出来ました。

  残った白い膜をと取り除いていきます。

 

 

さーて、ころをどうしようかな?