浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

芸人

2019-10-02 14:21:50 | 社会
 テレビからまったく離れた生活をしている私でも、近年のテレビには、芸人と称する人びとがたくさん出演していることを知っている。

 まあ、テレビというのは、むかし「1億総白痴化」といわれたほどのものだから、そこに「知性」を期待してはいけないものだ。

 ほぼ毎日畑仕事をしたあと、実家でシャワーを浴び、体を冷やすまでテレビをつけるが、その夕方の地方局によるワイドショー番組のあほらしい明るさにあきれてしまう。テレビ局に勤める友人から、「あなたが見るものではないよ」と言われたことがある。

 そういうまったく毒にも薬にもならないどうでもよい番組ならまだ我慢できるが、こういうネタを話す芸人がテレビにでるようになったら、テレビは「毒」となる。

「猿としたらエイズ」「黒人とかな」 吉本芸人のネタにHIV陽性者ら批判「差別を強化」

 現代社会は、「知性」が不要になっているようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一級市民と二級市民

2019-10-02 10:45:16 | その他
 日本はすでに階級社会となってる。一級市民になると、ほうっておいてもカネは入るし、交通事故で人を殺しても逮捕されない。一級市民にとって、消費税の増税なんてたいしたことはない。黙っていてもカネが入ってくるのだから、生活にあくせくする必要はない。

 二級市民はたいへんだ。福祉は後退し、給与も下がり、ただでさえ生活がたいへんなのに、消費税が上げられてしまった。節約、節約・・・・である。しかしそれでも生きていくためにはカネをつかわなければならない。増税にともなって、ポイント還元制度ができたそうな。しかしその店がわからない。

 経済産業省が2798億円(これも私たちの税金!)も投下して、「ポイント還元対象店舗検索」のシステムを作成してくれた。二級市民のために・・・・?

 しかし・・・・

キャッシュレス決済の「ポイント還元対象店舗検索アプリ」が使い物にならずレビューも酷評の嵐


 使い勝手が悪いこのシステムも、あべ政権との仲がよろしい会社が受注したのだろう。これもお仲間への税金のなかからの御褒美。二級市民のためによいものをつくろうという考えなんかさらさらないのである。つくることに意味があり、とにかくつくればばく大なカネが支払われる。

 かくて二級市民は、二級のままに打ち棄てられるのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする