できるだけ買わない

　消費税増税に対して、私は心から怒っている。私が支払う税が、アメリカにプレゼントされたり、軍需品や「桜を見る会」など安倍の私的な使途につかわれると思うと、できるだけ税を払わないようにしようと思っている。

　本も買わなくなっている。図書館にある本は買わずに借りる、図書館にないものだけをできるだけ古本で買う。10月は１冊買っただけである。雑誌はすでに増税前にカネを払っているので自動的に送られてくるが、これもしばらくすると10％で買わなければならなくなる。しかし本はやむを得ない、商売道具だから。

　消費税が上がる前に日用品は買ってあるので、基本的に食料だけがわが家の支出である。残念ながら、ガソリンや電気ガス水道は、これはやむを得ない。しかし、それ以外は可能な限り買わないようにするつもりだ。

　カネをつかわないと景気が後退するのはわかるが、だからといってカネのない私がつかう必要はないだろう。

　

中身のない人

　ｙａｈｏｏニュースの映像で、テレビニュースを見ているが、テレビが小泉進次郎という人物をなぜかは知らないが熱心に追っている。
　
　テレビは、いうまでもないことであるが、中身のないノーテンキなことばかり流しているから仕方がないかも知れない。

　中身がないテレビだから、中身のない人を追っているのだろう。19日、熊本県水俣市で水俣病犠牲者慰霊式があった。その「西日本新聞」記事。

　水俣、91歳母わびる　2歳で逝った娘思い　慰霊式遺族代表の上野さん

　そのなかに、小泉進次郎のコメントがあった。

「深く感じました。環境省がやらなければならないことは何なのか、そして環境省という組織はいったいどういう組織なのかということを」

　彼の、いつも通りの発言。まったく中身がない。何を言わんとしているか何も分からない。

　テレビは中身がないどころか、空虚である。