浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

COVID-19 について女性が話す

2020-08-20 20:22:02 | コロナ
 北原みのりさんの言説について、私はしばしば接している。きわめて真っ当なことをいつも言っている。

 北原さんと二人の女性が、COVID-19 について話している。


 フェミニストが考える 新型コロナウィルスと日本の”男社会”


 じっくりと聴くと勉強になる。
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「感染症ムラ」と論文

2020-08-20 19:54:44 | コロナ
 感染症は、厚労省の医系技官、国立感染症研究所など「感染症ムラ」が政策をだす。

 「感染症ムラ」で、医師免許を持っている方々がCOVID-19 に関して論文を出さないと上昌広さんが書いている。
 
 
新型コロナの論文発表わずか…世界の潮流と逆行する日本

 世界の医療関係者は、COVID-19 とはいかなるウィルスなのかを調べ、その論文を公開し切磋琢磨している。COVID-19 の特性がまだまだ明らかになっていないからだ。

 ところが、日本のCOVID-19 感染者の情報を握っている「感染症ムラ」の方々は論文を書かないらしい。

 それもそのはず。以前村重直子さんの『さらば厚労省 それでもあなたは役人に生命をあずけますか』(講談社)を紹介したが、厚労省の医系技官たちは実は医療現場にほとんど行ったことがなく、また海外の医学論文を読むことも出来ない人々だということが、そこに記されていた。

 研究論文を書く場合、どのような研究がなされているかの知識は不可欠だ。海外の論文を読まないで、研究論文を書くわけにはいかない。だから彼らは欠けない。日本のなかだけで、公衆衛生や医療行政分野で鼻を高くしているのだ。世界から相手にされない人々が、世界で流行しているCOVID-19 の対策を担当している。日本だけの対策、国際的に見れば無策の対応がなされる理由はここにある。
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不可解

2020-08-20 16:04:28 | コロナ
 日本政府は、何故に感染者を増やさない施策ではなく、ワクチン接種にまえのめりになるのだろうか。
 
 ワクチンがどれほど効果があるか、あるいはどの程度副作用があるのかをきちんと明らかにしなければならないし、そもそも そういうワクチンができるのだろうか。

 それよりも、新規感染者を増やさないために、広汎にPCR検査をして感染者を割り出し隔離する方が、あるべき方法ではないだろうか。

 医療従事者、高齢者を優先 コロナワクチンの接種計画―政府

 利権で動く日本政府、厚労省、ワクチンは利権となるのだろうか。
コメント (1)
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移ろいゆく時

2020-08-20 13:38:51 | 芥川
 長女が生まれたとき、母は雛飾を買いこみ、2月ころからひとりで並べ始めた。それは長女が高校生になる頃迄続いた。母が雛段を組み立てて並べるのを、いつも次女が手伝っていた。

 しかし、いつの頃からか、雛飾は納戸にしまい込まれたままになった。

 雛は、美しい日本の文化であるとおもう。

 さて芥川龍之介の「雛」を読んだ。これも維新により没落していった商人の家の話しだ。江戸時代大名貸をしていたと思われる紀の国屋は、大名たちに踏み倒され、経済的に苦しい毎日を送っていた。いよいよ苦しくなり、娘の雛を、アメリカ人に売るという話しがついたのである。

 娘も仕方がないと思いつつ、せめて売る前にもう一度見たいと思い続け、父にも母にも、兄にも求め続けた。しかしそれは悉く拒否された。

 その間に、兄の舶来好み、母の病気、人力車での銀座めぐりなどの場面が挟み込まれているのだが、それらはおいておく。

 いよいよ翌日雛が持って行かれるという前夜、寝入っていた娘がふと目を覚ますと、父が雛をだして見つめているという場面にでくわす。

 娘だけではなく、父親も、おそらくいろいろな思い出を帯びた雛を、手放す前に見ておこうと思ったのだろう。

 さびしい話だ。しかし、没落しつつある商家の哀惜の情感が、ここに詰まっているような気がする。

 維新は、このような、近世から続く生活や文化を、壊していったのだ。近代化が消していったものが描かれている。
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暴言を許さないために

2020-08-20 13:25:40 | 社会
伊藤詩織さん、自民党杉田水脈衆院議員を訴える

 右派と呼ばれる人々は、きちんとした事実をもとに発言するのではなく、思いついたまま、人が根拠なく語ったもの、そういうものを平気でことばとして表現する。

 ことばが大切にされていない。

 私が以前書いていた別のブログに、この上ない汚いことばの罵りが書き込まれたことがある。私は当初、丁寧に対応したが、その対応にも下品で下劣なことばが返されてきたので、対応するのをやめた。

 母語としての日本語は、もっと美しいことばだ。それは日本の作家が証明している。芥川龍之介の作品を読んでいて、なんて美しい表現だろうと感動することがある。

 もっと美しい、丁寧なことばをつかいたいと、いつも思っている。
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きっと日本だけ、 COVID-19を恐れながら生きていく

2020-08-20 13:20:12 | コロナ

武漢は今……ゴーストタウンから満員の音楽フェスまでの半年

 日本人は、日本が「先進国」だと思っているかもしれないが、 COVID-19対策は、「後進国」どころの話しではない。
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これこそ、もっとも合理的な対策

2020-08-20 10:37:06 | コロナ

英、全人口対象の定期検査導入へ 新型コロナ対策で


 新規感染者をださないようにするために、感染者を割り出し隔離する、そして非感染者に感染させない、そうするとCOVID-19 は「培養器」としての人間にたどり着けなくなる、これがもっとも合理的なのだ。
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介護施設などでの集団感染

2020-08-20 10:31:41 | コロナ
 介護施設や保育所など、福祉関係の施設で集団感染が起きている。欧米では、
こういうことをしている。『日本経済新聞』記事

英イングランドでは介護施設の職員に対し、症状や感染疑いの有無にかかわらず週1回の検査を実施する。職員が知らぬ間に市中感染し施設内にウイルスが広がるのを防ぐ。入所者も4週間に1度の検査を実施する。

米疾病対策センター(CDC)は、100人以上の入所者がいる施設や、人工呼吸器などを稼働させている施設では、感染防止の専門的訓練を受けた担当者を1人以上配置し、感染状況を制御できるよう要請している。陽性率が5%を超える州では、すべての施設スタッフが毎週検査を受け、無症状の感染者を特定するといった対応も求められている。


 しかし日本では・・・・

厚生労働省は依然として、PCR検査(行政検査)を感染疑いのある人や濃厚接触者に限る原則を崩していない。介護施設の職員らへの定期的な検査は、同省が求める感染防止策には含まれず、各自治体の判断に委ねられているのが実情だ。

東京都医師会の平川博之副会長は(1)介護施設で陽性者が出たら原則として入院対応する(2)入所の際はPCR検査を実施し、感染者が出たら全入所者、職員を検査する(3)市区町村単位で対応できる専門家チームを複数編成する(4)応援職員の派遣の充実――といった対応を求めている。


 私は、厚労省の医系技官や安倍晋三=自民党・公明党政権は、まったく怠慢だと思う。もっとも効果的な対応をして、集団感染が起きないようにすることのほうが、カネがかからないと思うのだが。

 厚労省の権益を守ることがそれほど重要なのか!
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安倍政権をヨイショすると出世

2020-08-20 08:38:16 | 政治

岩田明子も参加 NHK政治部の「フェイスシールドで鍋」宴会を企画した「政治部長」は安倍政権批判を潰してきた官邸の代弁者

森友疑惑のキーパーソン「安倍昭恵夫人付き」谷査恵子氏がイタリアから経産省本省に栄転

 どこの世界でも、管理職に屈従すると出世が約束される。

 私は、それは醜いと思うが、そう考えない人が多い。
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