説明できない暴言をする高市某!
私は、ロシア音楽はよく聴くし、ロシア文学は青春期に読み、大いに考えさせられ、影響を受けた。
しかしロシア国家は、好きではない。とりわけプーチン政権以後は、である。
『選択』10月号に「なぜ犯人たちは釈放されたのか」という記事があった。2002年10月23日、モスクワ劇場占拠事件についての記事である。
ミュージカル上演中に、チェチェン人武装勢力が入り込み、劇場を制圧した。観客は900人。彼らの要求は、ロシア治安部隊のチェチェンからの撤退である。
もちろんプーチン政権は、そうした要求に耳を傾けるわけがない。政府に批判的な記者アンナ・ポリトコフスカヤが仲介となり、武装勢力の副司令官と話したがうまくいかなかった。26日、プーチン政権は正体不明のガスを劇場に注いだ。犯人たちは言うまでもなく、観客130人が殺された。ガスが何であったのかは、今もって明らかにされていない。
さて殺されたはずの犯人のうちひとりが生きていた。ハンパシャ・テルキバエフ、副司令官だった男だ。アンナ・ポリトコフスカヤは彼を探し出して会った。事件については言葉を濁したが、大統領報道官など政府高官との仲の良さを自慢した。
その後、ハンパシャ・テルキバエフは交通事故で死んだ。アンナ・ポリトコフスカヤは、2006年、自宅アパートのエレベーター内で射殺された。
1999年、ロシア高層アパート連続爆破事件が起きている。プーチンがロシア首相に就任して一ヶ月が経過したときだ。プーチンは、この事件をチェチェン独立派武装勢力のテロだとしているが、これはプーチン(FSB ロシア連邦保安庁)の自作自演であることが強く推測されている。
ことほどさように、プーチン政権は謀略を駆使してみずからの権力を強化し、思い通りの政治を行う独裁者となっている。
ロシアによるウクライナ侵略が、このプーチン政権下で起きていることをしっかりと見つめるべきである。
バカバカしくて!
北朝鮮がミサイルをうった。しかしそのミサイルは、日本の上空とはいえ、宇宙ステーションよりはるかに髙い宇宙空間を飛び、そして日本からはるか遠い太平洋上に落ちた。
それでJアラート。政府も、メディアも大騒ぎ。
山形県では、避難訓練だって。
日本の信者などから搾り取った金を韓国に送り、それが北朝鮮にもわたっている。その金でミサイルを製造しているのでは?
それに北朝鮮が打つ時って、いつも自民党=統一教会党にとっての「好機」(助け船のような働きをする)じゃないか。
統一教会問題で自民党もたいへんだ。それを助けるために、北朝鮮が撃ったんだろう。
だって自由民主党と統一教会って一緒くたになっているんだから。