袴田巌さんは、無実である。冤罪のデパートと言われる静岡県警が捏造した事件であるとしかいいようがない。袴田事件に関する本は何冊も読んできた。
静岡地裁で再審の決定が出たとき、私は静岡地裁前にいた。そこには歓喜の声が渦巻いていた。しかし、その後、東京高裁では、再審決定が覆された。そのときの裁判長が横浜事件について良い判決を書いた人だったので、私は再審となると確信していたのだが、そうではなかった。甘かった。
それ以後、袴田事件支援のためにカンパを送るようになった。
13日は、東京高裁で必ず再審の決定が行われると確信する。そうでなければ、冤罪という国家の犯罪が続くことになる。87歳の袴田巌さんを、今度こそ解放させなければならない。