12月15日23:00、NHK BS1『スポーツ大陸』は早稲田大学ラグビー蹴球部の特集でした。昨年から同ラグビー部の監督をしている中竹竜二監督と僕は年齢も同じで、同学年。勿論面識はありませんが、学生最後の96年シーズンの主将が中竹監督で、早明戦および大学選手権決勝での認定トライによる敗北は今でも忘れられません。
その後書籍や雑誌等で監督の考え方や人柄に共感と尊敬の念を持っていましたが、昨年より清宮克幸前監督の後を引き継いで監督に就任されてから特に注目していました。とりわけ最初のシーズンであった昨年、同志社大学以来の大学選手権三連覇という大きな期待を背負った中で関東学院大学に決勝で敗れ、僕の知る限りネット上などでも随分と非難の声が聞かれていましたが、そんな中で敢えて反論するでも言い訳するでもなくほとんど沈黙しながらこの1年やってこられたのには同い年であるだけに一層敬服します。今日から大学選手権が始まりますが、頑張って欲しいと思います。
中竹監督の「強いリーダーシップではなく強いフォロワーシップを持った組織が本当に強いのだ」という考えは全く賛成です。僕も「いるんだかいないんだか分からないけど組織が上手く回っている」と思ってもらえるようなリーダー像が理想だと考えてきました。しかし中竹監督が本当に立派だと思うのは、そういう組織を作るため、自ら考えられるフォロワーを作るための我慢が実際にできるリーダーであるということです。その点で僕などはまだ全く理想と対極にいます。結果を急ぐあまりあれこれ世話を焼きすぎる、より良い結果を生むため短期的な非効率にはもっと寛容にならなければと思います。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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その後書籍や雑誌等で監督の考え方や人柄に共感と尊敬の念を持っていましたが、昨年より清宮克幸前監督の後を引き継いで監督に就任されてから特に注目していました。とりわけ最初のシーズンであった昨年、同志社大学以来の大学選手権三連覇という大きな期待を背負った中で関東学院大学に決勝で敗れ、僕の知る限りネット上などでも随分と非難の声が聞かれていましたが、そんな中で敢えて反論するでも言い訳するでもなくほとんど沈黙しながらこの1年やってこられたのには同い年であるだけに一層敬服します。今日から大学選手権が始まりますが、頑張って欲しいと思います。
中竹監督の「強いリーダーシップではなく強いフォロワーシップを持った組織が本当に強いのだ」という考えは全く賛成です。僕も「いるんだかいないんだか分からないけど組織が上手く回っている」と思ってもらえるようなリーダー像が理想だと考えてきました。しかし中竹監督が本当に立派だと思うのは、そういう組織を作るため、自ら考えられるフォロワーを作るための我慢が実際にできるリーダーであるということです。その点で僕などはまだ全く理想と対極にいます。結果を急ぐあまりあれこれ世話を焼きすぎる、より良い結果を生むため短期的な非効率にはもっと寛容にならなければと思います。
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