秩父宮ラグビー場での生観戦は2年振り、大学ラグビーは実に93年の早明戦以来15年振りになりますが、昨日11月23日伝統の早慶戦に行ってきました。これ以上はないという日本晴れのラグビー日和、バックスタンドは始終日がさしてむしろ暑いくらい。この季節にビールを飲みながら観戦できるとは思いませんでした。
試合は前半慶応大学のディフェンスが健闘し、11対10慶応リードで折り返しました。後半も60分頃まで17対17と伯仲していたのですが(というより早稲田が攻めきれない、苛立ちの募る展開でした)、最後の20分、田中選手が俊足をいかんなく発揮した40m独走トライを決めた後は早稲田ペースとなり最後はようやくいつもの10番、11番コンビが機能して34対17で早稲田勝利という結果に終わりました。しかしスコア以上に両者均衡した試合だったという印象です。
特に田中選手の3トライが際立ちましたが、昨日の試合はどちらかというと今シーズン控えめな印象のある(あくまで僕の主観ですが)田中選手、長尾選手、有田選手の活躍が目立ちました。これは今後に向けて大きな収穫だったと思います。欲を言えば豊田選手、キャプテンという重責があるとは思うのですが、もう少し彼らしい積極的なプレーが見られればと思います。また昨日はディフェンスの甘さやキャッチングのミス、反則の多さが目立ち、今後帝京大学だけでなく東海大学や関東学院大学、法政大学などの強豪と大学選手権で対戦するにあたり不安要素も残りました。しかしきっと修正してきてくれるものと思います。
試合が終わった後は縁あって慶応ラグビー部OBの打ち上げ会に参加させていただきました。87年大学日本一当時のOBの方がいらして、貴重なお話をたくさんいただきました。ノーサイドの精神はいいですね。
さらには今回早慶戦に誘っていただいた方から中竹竜二監督のサイン入り本、このブログでも以前ご紹介した『監督に期待するな』までいただきました。本当に至れり尽くせりの一日でした。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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