5月11日、10年振りぐらいになると思いますが、東京ドームへ野球観戦に行ってきました。
意外なことに、当ブログの「スポーツ観戦記」に野球は初登場となります。他のスポーツであれば仮に贔屓のチームが負けてもブログに書くのですが、33年も観続けている野球だけはどうも負けると書く気になれなかったためです。
実は昨シーズンも5試合球場に足を運んだのですが、3年連続、過去10年で7回最下位という成績が示すとおり、横浜ベイスターズは全敗。負けるだけならまだしも、その内容も到底ブログに書けるようなものではありませんでした。
一昨年以前はもう覚えていませんが、このブログで野球を取り上げるのが初めてということは、恐らく2008年以降、球場で観戦して勝った試合はなかったのだろうと思います。
さて、今シーズンもすでに3連敗2度、5連敗1度を数え、最大借金7でひとり取り残されていたベイスターズでしたが、ここ数試合は調子を上げこの日まで4連勝中。昨年は3連勝すらなかったと思いますので、ファンとしては奇跡のような1週間ではなかったかと思います。先発投手がとりあえず試合を作れるようになってきたこと、個人的には捕手を細山田選手に固定したことが大きいと考えています。それでも連日連投で中継ぎ投手陣の負担は相当重くなっており、厳しい台所事情であることに変わりはありません。
この日も先発は中継ぎから先発に回って0勝2敗のハミルトン投手。一方の巨人は大物新人の澤村投手。普通に考えて苦戦を強いられるであろうと予想していました。
ところが、試合は2回表に先頭打者の村田選手がライトスタンドに豪快なホームランを放ち、横浜が先制。3回表も横浜にバント失敗というミスがありながら、2アウト2塁より渡辺選手の内野ゴロをセカンドの脇谷選手が悪送球して2点目。巨人は三振振り逃げに牽制悪送球から自滅した前日の試合を髣髴とさせるまずいプレーでした。
横浜先発のハミルトン投手は思いのほか制球が良く、ストライクの先行するピッチングで4回まで巨人打線を1安打に抑えていましたが、5回に突如崩れて連打を浴び、2点を失って降板しました。中継ぎからの転向なので、この内容であれば上出来だったと思います。
この少し嫌なムードを直後の6回表、あまり調子の良くないハーパー選手が外野手が全く動けないくらいの豪快な2ランで払拭します。振り出しに戻った直後の2点だけに試合の流れを決定づけるホームランだったと言えます。
そして最終回はこの所調子を上げてきている抑えの山口投手。彼にはぜひ自信をつけ飛躍のシーズンにして欲しいと思います。
巨人も田中選手の二塁打から二死三塁とし、一打同点の好機を作りましたが、最後の坂本選手がショートゴロに倒れ試合終了。この日の坂本選手は全くタイミングが合っていませんでした。4vs3、これで横浜は驚きの5連勝となりました。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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