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3月14日、第19回YMSを開催しました。
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今回は、「広がる公共サービス市場ー『民活』から公民連携へ 」と題し、神奈川大学人間科学部特任教授、南学先生にお越しいただきました。南先生は、YMSの母体である『みなとみらい次世代経営者スクール』時代にお世話になったYMSと非常に縁のある先生です。
![]() | 公民連携白書〈2011~2012〉危機管理とPPP |
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時事通信出版局 |
まず、一口に行政と言っても、国、都道府県、市町村ではそれぞれ役割も性質も異なります。今回対称にしているのは市町村の話です。公民連携が従来の民営化などのいわゆる「民活」と異なるのは、公共サービスを維持しつつ、その中で民間に委託した方が効率的と思われるものを民間委託し、行政はその公益性の維持に注力するという点です。実はこの横浜は日本で最初の公民連携型事業が行われた場所で、それが1978年(昭和53年)に開場した横浜スタジアムなのだそうです。
公共サービスにおける民間企業の活用に当たっては、景気変動に伴う参入退出によるサービスの低下が一番の懸念ですが、そうした点を現在福祉分野で行われている指定管理者制度を活用することによって担保するのだそうです。
単なる歳出削減ではなく、文字通り連携することによって相乗効果を産み、地方として新たな雇用や活力を創出できるのであれば、大いにやっていただきたいと思います。
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終了後はいつもの通りの懇親会。
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今回も初参加の方が何名かいらっしゃいますが、お知り合いの紹介も増え、YMSも盛り上がってきました。次回は4月11日です。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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