2012年3月2日、当社も所属している日本繊維屑輸出組合の創立60周年記念式典が、東京港区白金の八芳園にて開催されました。八芳園はボジョレーのワイン会以来、5年振り位になると思います。以下、敬称略でご紹介させていただきます。
まず実行委員長田代耕司より開会のご挨拶。
第1部は記念講演。初めに「繊維産業の現状と繊維政策」と題して、経済産業省製造産業局繊維課課長、田川和幸様よりご講演を賜りました。
つづいて、リサイクル業界では御馴染み、リサイクル経済研究所代表、千里金蘭大学名誉教授、吉村哲彦先生より「変化の時代に問われる『現場力』~故繊維業界の『次世代のリーダー育成』」という題にてご講演いただきました。
第1部の最後は、副理事長橋本寛より「ファイバーリサイクル『回収基準の目安』について」と題し、直近の活動紹介を行いました(この時は僕もスタッフの一人として出ていたため、写真が撮れませんでした)。
第2部は会場を移しての記念式典。
まず理事長中野聰恭よりご挨拶。
つづいて副理事長久保卓弘より組合60年の歩みについてご紹介申し上げました。実際には組合活動の歩みのみならず、江戸時代以降の故繊維業界の歩みについて歴史を振り返る貴重な内容でした。内容については、当ブログのカテゴリ「繊維リサイクルの歴史」をご参照いただければと思います。
つづいて経済産業省製造産業局繊維課課長、田川和幸様、および日本再生資源事業協同組合連合会会長、上岡克己様よりご祝辞を賜りました。
全国ウェイスト組合連合会会長、埴田惣一様より乾杯の御発声。因みにウェイストとはウエスのことです。
懇親会の後、最後に閉会のご挨拶を関東地区会会長、木村誠より申し上げました。木村会長からの次世代へのメッセージと共に、この日の寒い雨模様も吹き飛ばす、景気の良い三本締めで盛会のうちに式典を終えました。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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