一月も更新が遅れてしまいましたが、2月2日、学芸大学の高架下にある魚潮さんにお邪魔してきました。たまには日本酒をじっくりと呑もうと言う、最近はなかった趣向です。
こちらは鮨居酒屋ということで、新鮮なお刺身や魚料理がとても美味しいです。さらに紫芋のコロッケなど、魚以外のメニューも美味しいものが揃っています。
久し振りの、日本酒だけを呑むという企画。初めは、秋田・新政酒造さんの「新政No.6」。「No.6」というのは、現在使用されているものの中で最古(昭和10年)の酵母といわれる「きょうかい六号酵母」を使っていることからきているそうです。新酒らしいフルーティな甘さ、ワインのような酸味があります。まだ食事を始める前の一杯として、ちょうど良かったかもしれません。
つづいて、山形・水戸部酒造さんの「山形正宗」。キレがあり、変に甘ったるくないところが良いです。
三番目は福岡・若波酒造さんの「若波」。福岡県唯一の女性杜氏、今村友香さんが醸す、最近人気のお酒だそうです。
さっきが「若」だからというわけではありませんが、山口・永山本家酒造場さんの「貴」。濃密で甘いですがキレもあり、お酒も料理も佳境に入ったところで、しっかりと味わえるお酒です。
「男山」で有名な、青森・八戸酒造さんの八仙。名前はもちろん、中国の八仙人(李鉄拐・漢鐘離・呂洞賓・藍采和・韓湘子・何仙姑・張果老・曹国舅)から来ています(八戸の「八」もかけているのでしょうか?)。フルーティで爽やか、飲みやすいお酒です。
六番目は福島・廣木酒造本店さんの「飛露喜」。1999年発売の比較的新しいですが、既に良く知られた銘柄になっていると思います。やわらかい甘みの、こちらも飲みやすいお酒です。
最後七番目は、島根・旭日酒造さんの「十旭日」(じゅうじあさひ)。しっかりとしたコクがあり、食事が一通り終わり、日本酒だけを最後に楽しむのにちょうど良いお酒でした。
その他今回注文した料理などの写真は、下のフォトチャンネルでご覧ください。
↓
鮨居酒屋 魚潮
東京都目黒区鷹番2-21-16
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
よろしければクリックおねがいします!
↓