11月10日、旭川へ向かう途中で滝川市にある松尾ジンギスカン本店に寄ってきました。松尾ジンギスカンは札幌や東京に10以上の店を構える、味付けジンギスカンの老舗です。
前日、季節外れの大雪に見舞われた北海道。お店の中庭もすっかり綿帽子を被り、美しく白に染まっていました。雪景色を見ながらの昼食となったことは幸運でした。
さて、お目当てのジンギスカンですが、帽子のような凸状の鉄板の縁にまずもやしや玉ねぎなどの野菜を入れます。次に、羊肉を鉄板の山に並べオリジナルのたれをかけます。たれと余分な脂が鉄板の縁に流れ落ち、ちょうど野菜を煮る格好になります。たれが羊肉独特の臭みを消し、また肉を柔らかくするのでどんどん箸が進みます。
飾ってあった「薩摩焼金襴手大花瓶」。18世紀から19世紀ごろの薩摩藩主の御用花瓶だそうです。金襴手とは、赤絵や色絵などに金彩を加えた磁器のこと。
デザートは夕張メロンゼリー。
松尾ジンギスカン本店
北海道滝川市明神町3丁目5-12
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした