札幌の翌日は神戸へ。まさにちょうど3年振りとなりますが、タントピアットさんへお邪魔してきました。神戸・三宮のすぐ近くにありながら、表通りからやや奥まったところに静かに佇むお店。イタリアを彷彿とさせる落ち着いた店内は、そこだけゆったりとした時間が流れているようです。
一人で白ワインを呑みながら待つことしばし。驚くほど大きなお皿に盛られた前菜のサラダが運ばれてきました。このサラダ、野菜もたっぷりですが、牛肉のたたき、蛤のグラタン、ソーセージ、生ハムメロンなど、一皿で一口サイズのアッラカルタを楽しむことができます。これだけでも、結構満足できます。
前回はズワイガニのスパゲティでしたが、今回は季節に合わせ、桜エビと春野菜のスパゲティにしました。お皿が近づいてきただけで、桜エビの香りにテーブルが包まれます。これがグルタミン酸、干し桜エビのうまみたっぷりの一品です。その香りと旨みがしっかり移ったオリーブオイルもパンにつけてしっかりといただきました。
メインは、神戸ポークのミラノ風カツレツ。豚肉は週末も出張続きの身体を元気にしてくれます。
デザート。前回は抹茶のアイスでしたが、今回はレモンのシャーベットでした。
コーヒーもイタリア式の濃いもの。濃いコーヒーが好きな僕にはうれしい限り。
隣のテーブルのお客さんの話では、タントピアットさんの海老ソーセージが大人気なのだそうです。
タントピアット
兵庫県神戸市中央区加納町3丁目12-6
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした