窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

7つの大罪-罪なたらすぱ(西新橋)

2020年12月02日 | 食べ歩きデータベース


 11月6日にオープンしたばかりの、最近流行のたらこスパゲティ屋さん「罪なたらすぱ」。この1週間はまさに昼に夜に入りびたりでした。因みに、隣は以前ご紹介した利尻昆布ラーメンの「くろおび」さんです。



 店内はカウンターのみ、数日間だけQRコードで注文する仕組みでしたが、また店員さんに注文する方式に戻っていました。初めに、サービスのコールスローが出てきます。



 メニュー。★印の数は「罪深さ」を表わすのだそうです。後ほど、僕なりのランキングをご紹介したいと思います。



 さて、初日に頼んだのは、看板メニューという「罪なたらすぱ」(写真は大盛です)。「罪麺」という名のオリジナル麺は平麺なので、スパゲティではなくリングイネですね。もっちりしていて、強力粉が少なめなのかうどんに近いような気もします。ソースはほんのりと醤油を感じ、卵かけご飯のよう。部分部分、調味料ちょい足しで色々な味わいを試してみました。お勧めは、醤油と粉チーズです。

 メニュー全般に言えることですが、遠慮なく豪快にかきまぜ、ソースを良く絡めて食べましょう。



 2日目は「たらぺぺ」、つまりたらこソース+ペペロンチーノです。辛い物が好きな僕ですが、結構辛いです。しかし、この辛さがさっぱり感を増してくれます。

 3日目は「辛旨明太アラビアーコ」(冒頭の写真)。辛い系が続きましたが、こちらの辛さはそれほどでもありません。トマトソースと麺との相性が抜群でパスタとして全体のバランスが非常に良いです。ただ、たらこが浮いてしまっている気がしました。



 4日目は「和風たらBKJ」。BKJというのは、ベーコンと小松菜とじゃこのこと。分厚いベーコン、じゃこ、そしてカツオ出汁のスープ。たとえて言うなら、沖縄そばをさらにさっぱりとさせた感じです。飽きの来ない、何回でも食べられる味です。



 5日目は「濃厚たらボナーラ」。ソフトな麺とクリームが濃厚接触、のど越しも楽しめます。濃厚ですがくどくなく、粉チーズ追加でも行けるほど。分厚いベーコンも良いですね。



 6日目昼は「魅惑のネバたら」。めかぶの上品なうまみが堪能できます。このうまみと粘りは好きですね。ただ、その分やや味が線形的といいますか、変化に欠ける気がしました。こちらも頻繁に食べても良い味です。



 そして6日目夜は「王道明太クリーム」。その名の通り、王道のたらすぱ。モチモチの麺、少し甘みを感じさせるクリーミーなソース、そして麺とクリームが絶妙に絡んだ、なめらかなのど越し。このソースに合わせて麺を考案したのではないかと思うほど。他のメニューについても言えることですが、麺が熱々なのが良いですね。罪なたらすぱのようなバター感、醤油感はなく、たらボナーラほど濃くもありません。

 さて、パスタメニューは一通り食べ終わりました。どれも美味しかったですが、個人的な「罪深さ」(ランキング)をご紹介します。

1位:辛旨明太アラビアーコ
2位:たらぺぺ
3位:濃厚たらボナーラ
4位:和風たらBKJ
5位:王道明太クリーム
6位:魅惑のネバたら
7位:罪なたらすぱ

 元々辛い物が好きですし、47歳になってさっぱりしたものが嬉しいということも影響しているかもしれませんね。

罪なたらすぱ



東京都西新橋1-20-10



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
コメント
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