窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

穴子の刺身がある居酒屋―炭火居酒屋もも(野毛)

2021年09月27日 | 食べ歩きデータベース


 「穴子の刺身を食べに行きましょう!」と誘われて、行ってきたお店です。以前このブログでご紹介した、「牛たん炭火焼き仁 野毛分店」のすぐ近く、「炭火居酒屋もも」さんです。

 穴子の産地横浜でおよそ半世紀過ごしてきましたし、特に子供時代を過ごしたあたりは穴子で有名。このブログでも地穴子料理「かりんの木」をご紹介しました。そこでも骨せんべい、天ぷら、蒲焼き、白焼き、と色々な食べ方をしましたが、刺身というのは初めてです。実は、鰻や穴子は血液に血清毒が含まれているため、刺身には不向きだと言われてきたのだそうです。尤も、その毒性は低く、厚生労働省のホームページによれば、大量に飲まない限り問題はなく、国内で食中毒が起きたという例もないようです。

 冒頭の写真が、その穴子の刺身。見た目は平目の縁側のようです。味もコリコリとした食感、上品な旨味があり、まさにフグと平目の間のような感じです。子供の頃はそのためにあまり好きではなかったのですが、あの蒲焼きにした時などに感じられる、あの穴子っぽい臭みもありません。新鮮な体験でした。



 もう一品、「これはぜひ」と勧めていただいたのが、こちらの海鮮ポテトサラダ。これは傑作と言って良いと思います。まず、マッシュしたポテトの中にぶつ切りのタコがごろごろ入っています。これでサラダの旨味が全然違ってきます。さらに、上にまぶした揚げニンニクが複雑な食感と香ばしさ、それに味の深みを増しています。



 弊社の営業所がある、いわきや郡山へ行った際にはできる限り食べるようにしている、めひかりの唐揚げ。それにしても随分まるまると太っためひかりです。



 この日は蒸し暑かったのと、少しの時間しかいられなかったこともあって、最後はこはだ酢〆で終わりにしました。穴子料理も、唐揚げ、南蛮漬け、しゃぶしゃぶなど、まだいろいろとありますし、要再探索のお店です。

炭火居酒屋 もも



神奈川県横浜市中区野毛町1-45 第三港興産ビル



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
コメント
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