7月に日野商人の商家を改装した「石挽そば 守貞」をご紹介しました。大城神社参拝の後、ランチに寄ったのは、国登録有形文化財にも指定されている愛知川(えちがわ)の麻織物商の別邸を改装した、「近江商人亭」です。
お店のHPによれば、1892年(明治25年)に南土蔵を再利用し、1919年(大正8年)に主屋を新築。いずれにしても100年以上の歴史がある建物です。旧中山道に沿ったこの辺りは、かつて愛知川宿と呼ばれた宿場町でした。
玄関を入ると、土間に井戸、奥に土蔵が見えます。
食事は、広い庭を見渡せる大広間で、静かにゆったりと楽しめます。
お昼は松花堂弁当。滋賀の名物、赤こんにゃく煮やホンモロコの佃煮もあり、お昼としてはかなりのボリュームで大満足でした。
近江商人亭
滋賀県愛知郡愛荘町中宿51
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした