今日、明日お届けするのは、近江博物館見学の前日、9月5日近江八幡でのはしご酒です。ただし、お酒は登場しませんのでご了承ください。
1軒目は近江八幡駅からほぼ直線550mほどのところにある、「だんない」。内装は新しくモダンな雰囲気で、個室の小上がりがあるのも嬉しいですね。お酒と近江牛を使った数々の料理がメインのお店ですが、翌日が肉だと分かっていたので、珍味でまとめました。次回は是非肉料理をいただこうと思います。まず冒頭の写真は、日本では琵琶湖のみに生息する固有亜種、ビワマスの握り。見た目よりはさっぱりとしていました。
近江八幡名物、「赤こんにゃくのレバ刺し風」。見た目は本当にレバ刺しそっくり。三二酸化鉄で染めているために赤く、蒟蒻なのでカルシウムや食物繊維が豊富。レバーのヘルシーな代用品になりそうですが、味はやはり蒟蒻です。
「近江牛いぶの天ぷら」。「いぶ」とは肺のことだそうです。牛に限らず、肺を食べるなんて初めてのことです。味はあまりなく、食感は何とも形容しがたいですが、スポンジとゴムの中間といった感じ。好き嫌いが分かれそうですが、近江八幡でもこのお店だけということで、珍しい経験でした。
こちらも刺身として食べるのは恐らく初めてだと思いますが、「近江牛ハツ刺し」。もっと砂肝のような食感を予想していましたが、思いの外柔らかく、うま味がありました。
「だんない特製牛刺し」。とてもトロっとして柔らかく、胃にももたれず。お酒に合わせるにはおすすめの逸品です。
ランチは唐揚げ定食が名物だというので、最後は唐揚げで締めました。
DANnai<だんない> 近江八幡店
滋賀県近江八幡市桜宮町219-1
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした