窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

秋月・半生さくらうどん

2017年04月24日 | 食べ歩きデータベース


  この週末は、先週福岡から送っていただいたこちらの「半生さくらうどん」を食べるのを楽しみにしていました。福岡県朝倉市秋月で130年以上も続いている、合資会社三隅製麺工場さんの期間限定品だそうです。

  秋月といえば僕にも少し縁がありまして、既に他界した祖母が甘木の出身なのです。

  古くから城下町として栄えた秋月には、「杉の馬場」と呼ばれる桜の名所があり、このさくらうどんは、その桜並木をイメージして作られたのだそうです。小麦粉に秋月葛、沖縄産自然塩、桜葉エキス、保存のための醸造酢を加え、天然色素で淡い桜色に色づけされた中太麺。そして秋月の天然水仕込み。それだけでもモチモチした食感が想像できますが、さらに乾麺ではなく半生麺であることで一層期待が高まります。

  300g入りの小箱が4箱入り。つけつゆ(鰹節・昆布)が12袋入っているので、小箱ひとつで3人前ということでしょう。僕ひとりですが、3人前茹でました。



  小箱に同封されていた「美味しい茹で方」に従って進めます。まず、たっぷりのお湯(目安はうどん100gにつき水1ℓ)で7分間茹でます。



  7分経ったら火を止め、鍋に蓋をしてさらに3分間蒸らします。この蒸らしの3分間が美味しく食べるコツなのだそうです。



  つけ麺で食べる場合は、最後に流水で締めて出来上がり。



  期待通り、コシの強いモチモチとした食感、つるりとした喉越し。つゆをつけ過ぎず、よく噛めば、ほんのりと桜餅のような香りが感じられます。3人前、あっという間になくなりました。しばらく週末の楽しみが増えました。

合資会社三隅製麺工場

福岡県朝倉市秋月310



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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