4月23日、富士通スタジアム川崎に第39回パールボウルトーナメント予選Dブロック、オービックシーガルズvs明治安田パイレーツの観戦に行ってきました。
日中こそ20度に迫る暖かな陽気だったのですが、日が落ちると風も出てきてまだまだ寒いこの季節です。昨年のこの大会はIBMビッグブルーが初優勝を成し遂げました。
さて試合は序盤からオービックの一方的なペース。1Q3:46、この試合が日本での公式戦デビューとなるQBイカイカ選手からTE森選手へのパスが通り、あっという間にタッチダウン(GK成功)。7vs0。
7:45にもイカイカ選手からWR西村選手へのパスが通りタッチダウン。丸田選手のキックも決まり14vs0。因みにイカイカ選手はハワイ大の出身だそうですが、「イカイカ」というのはハワイの言葉で「とても強い」という意味だと以前聞いたことがあります。
2Qは開始早々、K/P星野選手のフィールドゴールで幕を開け、そこからオービックの猛攻が始まります。
6:25、イカイカ選手からTE高木選手へ35ヤードものパスが通りタッチダウン(GK成功)。
8:16にはイカイカ選手が自分で持ち込んでタッチダウン(GK成功)。
さらに10:19、今度はイカイカ選手からWR前田選手へ何と43ヤードものパスが通り、タッチダウン(GK成功)とやりたい放題。前半で37vs0と明治安田を圧倒します。
明治安田はオービックの堅い守りにパスもランも阻まれ、試合全体を通じてほぼ自陣に釘付けでした。ファーストダウン獲得数17vs7、獲得ヤード381vs99という数字がそれを物語っています。
そして3Q、出るんじゃないかなと思っていたビッグプレーが出ました。日本を代表するWR木下選手が左ブラインドサイドを巧みに走り抜けての82ヤードキックオフリターンタッチダウン(GK成功)。これまでも何度か見た光景がまたここ川崎で飛び出しました。
5:31にはルーキーのRB成瀬選手が25ヤード走り抜けタッチダウン(GK成功)。
それでも攻撃の手を緩めないオービックは7:26、地元横浜高校出身、日本を代表するQB菅原選手からWR前田選手へ30ヤードのパス。これが通ってタッチダウン(GK成功)。58vs0。
4Q。4Q開始時点で30点以上の差がある場合、試合運営者と審判で協議の上、タイムアウト以外は時計を止めないという予選リーグの特別ルールにより、試合がどんどん進みました。
最後には昨年練習生として加入、ジュニアシーガルズ1期生でもあるQB升川選手が自ら持ち込んでの記念すべきデビュー戦初タッチダウンのおまけつき。
結局終始圧倒したオービックの一方的勝利に終わりました。オービックのディフェンスが良かったと言えばそれまでですが、明治安田のQB西澤選手のパスがなかなか良かっただけに、もう少し機能すれば一矢報いることができたのではないかと思いました。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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