窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

重厚感のあるカウンターで京都の夜をーBAR K6(京都)

2023年04月13日 | BAR&WHISKY etc.


 4月4日の夜も更けて。この日出会ったどなたの口からも出てきたバーが、こちらのK6。開店して今年で29年、地元では知る人ぞ知るお店のようです。

 冒頭からいきなり変わったエチケットのボトルを挙げましたが、こちらは小学館との共同で生まれた、漫画のキャラクターをテーマにしたウィスキーです。



 時間もだいぶ遅かったのと、既に相当飲んでいたのでウィスキーを軽く。まずは、グレンアラヒー(GLENALLACHIE、ゲール語で「岩の谷」)200Sシングルカスク。アルコール度数56.9%、珍しい栗の樽を使っているそうです。クリームのようなまろやかさとワインを思わせる甘みがあります。



 一転してピーティーなアートセッション・アンリミテッド シークレットアイラ14年へ。絵画のようなエチケットが美しい。アルコール度数は53.3%。モルト由来の甘みとカリラらしいピート香。樽のチャー由来なのか若干の焦げ臭さを感じます。空気を含ませるにつれて落ち着きが出、甘味と塩味のバランスが良くなります。



 注目の厚岸蒸留所から、厚岸-啓蟄。厚岸はウィスキーとしてリリースされる前のニュースピリッツしか飲んだことがなく、この度初になります。飲んだ順番が悪かったのかもしれませんが、「日本で本格的なアイラモルトを」ということで始まったにしては、肝心のピート香や塩味が大人しかったように思います。むしろ、時間が経つにつれてどんどん甘みが強くなっていったような。アルコール度数55%、バランスの良いジャパニーズウィスキーという印象。尤も相当飲んでいたので、舌がバカになっていた可能性も否めません。

 最後はフローズン・アレクサンダーで締めたのですが、写真を撮り忘れてしまいました。京都でゆったりとした時間を過ごすことができました。

BAR K6

京都府京都市中京区東生洲町481 ヴァルズビル2階



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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