窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

以前から気になっていたのどぐろの原始焼きーのどぐろの中俣(築地)

2023年05月16日 | 食べ歩きデータベース


 5月11日、のどぐろの中俣築地店へ行ってきました。鹿児島・指宿の中俣酒造さんのグループで、新橋のお店の前をよく通るので、以前から気になっていたところです。「原始焼き」とは囲炉裏などに串に刺した魚を逆さに立て、遠火でじっくりと焼く調理法のことで、以前このブログで吉田町の「きんぎょ」さんをご紹介しました。その時はイワシとサンマでしたが、大きなのどぐろ(アカムツ)の原始焼きはどんなだろう?と非常に楽しみでした。



 ご紹介するのは、「薩摩黒毛和牛ザブトン炭火焼きとのどぐろ原始焼コース」。前菜は、季節野菜の炭火焼。炭火のグリル野菜だけでも嬉しいのですが、この赤い色をした麦味噌がとても美味しくて驚きました。何という味噌か聞いておけば良かったです。



 朝獲れ鮮魚のお刺身五点盛り。左から時計回りに、のどぐろ、マグロ、カツオ、甘えび、アジ。築地ですから、お刺身は間違いないですよね。もちろん、鹿児島ですから甘い刺身醤油です。



 アツアツの自家製手ごねさつま揚げ。一緒にいたお客さんのアメリカ人にも好評でした。



 真打登場、のどぐろ原始焼。やわらかい白身、しっかりとした旨味、原始焼きによる皮の香ばしさ。そして脂のノリ。そもそもアカムツの「むつ」は「脂っこい」という意味なのだそうで、のどぐろとも呼ばれるのは、文字通り口の中が黒いから。店員さんが見事な手さばきで背骨をスッと抜いてくれます。



 薩摩黒毛和牛ザブトン炭火焼き。アメリカ人が感激していました。



 季節野菜の小鍋。



 ぶっかけ蕎麦。酔っ払って隣の人のも食べてしまいました、すみません。



 デザートはわらび餅で。

 もちろん、お酒は中俣酒造さんの焼酎が充実していますし、飲み放題でなければ日本酒も鳳凰美田など良いお酒が揃っています。

のどぐろの中俣 築地

東京都中央区築地2-15-15 セントラル東銀座 1F



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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