土曜講座「21世紀の美術館づくり」が開催されます

ブリヂストン美術館が開館以来、約半世紀以上続けている土曜開催の講演会シリーズ、「土曜講座」。



一回400円と安価な料金ながらも講師はまさに一線級。美術史家、学者、また各方面のスペシャリストを招聘しての講演が行われてきました。

本年度第一回、2月2日から3月にかけて開催される土曜講座のテーマはずばり「21世紀の美術館づくり」。2000年以降にオープンした美術館の建設に関わった建築家やキュレーターが登壇します。

【ブリヂストン美術館土曜講座 21世紀の美術館づくり】

2013年2月2日(土) 
「近作について」
   西沢立衛氏(建築家)

2013年2月9日(土) 
「社会貢献と作品づくりの両立を目指して」
   坂茂氏(建築家)

2013年2月16日(土) 
「自然の中の新しい美術の場をめざして(仮)」
   太田泰人氏(女子美術大学教授・元神奈川県立近代美術館普及課長)

2013年2月23日(土) 
「21世紀型キュレーターの仕事ー創造の現場づくり」
   不動美里氏(金沢21世紀美術館学芸課長)

2013年3月2日(土)
  「夢と理想の美術館をつくる」
   西田宏子氏(根津美術館副館長)

時間は各回14時から。会場は美術館内ホール。定員は130名です。

時間:14:00~16:00 (開場 13:30~)
聴講料:各回400円 (事前にチケットのご購入が必要。)
会場:ブリヂストン美術館 ホール
定員:130名 (先着順)
発売開始日:1/25(金)
申込み:ブリヂストン美術館チケット窓口にて。

初回2日の西沢立衛さんの最近の仕事といえば豊島美術館。そして9日の坂茂さんといえば紙の建築でも知られ、先の震災においては支援プロジェクトとして女川町に輸送用コンテナによる仮設住宅を設計された方。

「多層コンテナ仮設 女川町 仮設住宅」

普段は美術史家が登壇することの多い土曜講座の中では貴重な建築家シリーズです。


ブリヂストン美術館年間パスポート

またブリヂストン美術館では現在、「筆あとの魅力─点・線・面」展を開催中。また先に年間パスポートも発売され、2013年度の展覧会スケジュールも発表されました。


2013年度展覧会スケジュール

なお土曜講座、最新の販売状況によると、全ての回においてまだチケットに余裕があるそうです。(一応、電話にてお問い合わせ下さい。)建築の最前線を走るお二人の貴重なお話を聞くことが出来るのではないでしょうか。

ブリヂストン美術館の「土曜講座 21世紀の美術館づくり」は2月2日よりスタートします。



「筆あとの魅力─点・線・面」 ブリヂストン美術館
会期:1月8日(火)~3月10日(日)
休館:月曜日
時間:10:00~18:00 *祝日を除く毎週金曜日は20:00まで。
料金:一般800(600)円、65歳以上600(500)円、大学・高校生500(400)円、中学生以下無料。
 *( )内は15名以上の団体料金。
住所:中央区京橋1-10-1
交通:JR線東京駅八重洲中央口より徒歩5分。東京メトロ銀座線京橋駅6番出口から徒歩5分。東京メトロ銀座線・東京メトロ東西線・都営浅草線日本橋駅B1出口から徒歩5分。
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