都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」 東京都現代美術館
東京都現代美術館
「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」
9/27-2015/1/4

東京都現代美術館で開催中の「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」を見て来ました。
1963年生まれのフランス人映画監督ミシェル・ゴンドリー。「世界一周」とは彼の創作世界を巡る旅ということでしょう。ゴンドリーの映画作品のほか、ミュージックビデオなどを通じて、その「イマジネーション」(公式サイトより)を体感的に知ることが出来ます。
会場内、一部を除き撮影が可能でした。

「ホームムービー・ファクトリー」
入口からして映画の中の世界です。堂々登場するのは何とレンタルビデオ屋。そして右を向けば後ろに風景スクリーンを伴った車が置いてある。ともに中に入ることが可能。思わず記念写真を撮りたくなってしまいます。

「ホームムービー・ファクトリー」
実はこれ、映画のセットです。しかも単に見るだけではなく、ワークショップを通せば、誰もがセットの中で映画を作ることが出来るというもの。言い換えれば「アイディア次第で誰でも映画が作れる」(公式サイトより)というゴンドリーの意図が反映された展示なのです。

「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」会場風景(セット)
セットは全部で12個。オフィスや待合室、それに喫茶店や鉄道車内など様々なシーンが用意されています。

「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」会場風景(セット)
なおセットは何もワークショップ参加者のみならず利用可能です。喫茶店の中に入って寛ぐのも良し、車窓を見やりながら電車内で旅情気分を味わうのも悪くありません。

「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」映画制作ワークショップ
ちょうど私の観覧した時間に映画の撮影が行われていました。もちろんワークショップに参加してこそのセットではありますが、ただ見学するだけでもそれなりに楽しめます。
ゴンドリーの制作を直接的に知るにはミュージック・ビデオが重要かもしれません。全19台のモニターで各5分程度の映像が映される。展示が個性的です。というのも観客はヘッドホンを耳につけ、モニターの並ぶ空間へと進みます。すると映像で音楽なりが流れ出すという仕掛けです。またモニターの間を縫うようにして歩き回る体験自体も面白い。全体を通して見ることで一つのPVが立ち上がります。映像の「迷宮」を彷徨っている気分にもさせられました。

「クジャク料理」(映画「ムード・インディゴ」より)
そのほかには映画に使われた小道具などもありました。ファンの方にはたまらない内容かもしれません。
映画ワークショップの参加方法については公式サイトをご確認下さい。(毎週水、土、日、祝日のみの開催です。)
「ホームムービー・ファクトリー 映画制作ワークショップへの参加方法」(東京都現代美術館)
今回は時間の都合などでパスしましたが、セット、ミュージックビデオ、映画関連の小道具、そしてワークショップの4つが揃って、初めて全体が見通せる展示だと思います。

「ボード紙の路上自動車」(映画「ムード・インディゴ」より)
ゴンドリーの映画に俄然興味がわきました。実のところ彼を全く知らなかった私でしたが、好奇心を大いに刺激されたのは間違いありません。
「ムード・インディゴ~うたかたの日々/ ミシェル・ゴンドリー/ポニーキャニオン
2015年1月4日まで開催されています。
「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」 東京都現代美術館(@MOT_art_museum)
会期:9月27日(土)~2015年1月4日(日)
休館:月曜日。但し10/13、11/3、11/24は開館。10/14、11/4、11/25は休館。年末年始(12/28~1/1)。
時間:10:00~18:00。*入場は閉場の30分前まで。
料金:一般1000(800)円 、大学生・65歳以上800(640)円、中高生600(480)円、小学生以下無料。
*( )内は20名以上の団体料金。
*本展チケットで「MOTコレクション」も観覧可。「新たな系譜学をもとめて」とのセット券あり。
住所:江東区三好4-1-1
交通:東京メトロ半蔵門線清澄白河駅B2出口より徒歩9分、都営地下鉄大江戸線清澄白河駅A3出口より徒歩13分。
「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」
9/27-2015/1/4

東京都現代美術館で開催中の「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」を見て来ました。
1963年生まれのフランス人映画監督ミシェル・ゴンドリー。「世界一周」とは彼の創作世界を巡る旅ということでしょう。ゴンドリーの映画作品のほか、ミュージックビデオなどを通じて、その「イマジネーション」(公式サイトより)を体感的に知ることが出来ます。
会場内、一部を除き撮影が可能でした。

「ホームムービー・ファクトリー」
入口からして映画の中の世界です。堂々登場するのは何とレンタルビデオ屋。そして右を向けば後ろに風景スクリーンを伴った車が置いてある。ともに中に入ることが可能。思わず記念写真を撮りたくなってしまいます。

「ホームムービー・ファクトリー」
実はこれ、映画のセットです。しかも単に見るだけではなく、ワークショップを通せば、誰もがセットの中で映画を作ることが出来るというもの。言い換えれば「アイディア次第で誰でも映画が作れる」(公式サイトより)というゴンドリーの意図が反映された展示なのです。

「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」会場風景(セット)
セットは全部で12個。オフィスや待合室、それに喫茶店や鉄道車内など様々なシーンが用意されています。

「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」会場風景(セット)
なおセットは何もワークショップ参加者のみならず利用可能です。喫茶店の中に入って寛ぐのも良し、車窓を見やりながら電車内で旅情気分を味わうのも悪くありません。

「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」映画制作ワークショップ
ちょうど私の観覧した時間に映画の撮影が行われていました。もちろんワークショップに参加してこそのセットではありますが、ただ見学するだけでもそれなりに楽しめます。
ゴンドリーの制作を直接的に知るにはミュージック・ビデオが重要かもしれません。全19台のモニターで各5分程度の映像が映される。展示が個性的です。というのも観客はヘッドホンを耳につけ、モニターの並ぶ空間へと進みます。すると映像で音楽なりが流れ出すという仕掛けです。またモニターの間を縫うようにして歩き回る体験自体も面白い。全体を通して見ることで一つのPVが立ち上がります。映像の「迷宮」を彷徨っている気分にもさせられました。

「クジャク料理」(映画「ムード・インディゴ」より)
そのほかには映画に使われた小道具などもありました。ファンの方にはたまらない内容かもしれません。
映画ワークショップの参加方法については公式サイトをご確認下さい。(毎週水、土、日、祝日のみの開催です。)
「ホームムービー・ファクトリー 映画制作ワークショップへの参加方法」(東京都現代美術館)
今回は時間の都合などでパスしましたが、セット、ミュージックビデオ、映画関連の小道具、そしてワークショップの4つが揃って、初めて全体が見通せる展示だと思います。

「ボード紙の路上自動車」(映画「ムード・インディゴ」より)
ゴンドリーの映画に俄然興味がわきました。実のところ彼を全く知らなかった私でしたが、好奇心を大いに刺激されたのは間違いありません。

2015年1月4日まで開催されています。
「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」 東京都現代美術館(@MOT_art_museum)
会期:9月27日(土)~2015年1月4日(日)
休館:月曜日。但し10/13、11/3、11/24は開館。10/14、11/4、11/25は休館。年末年始(12/28~1/1)。
時間:10:00~18:00。*入場は閉場の30分前まで。
料金:一般1000(800)円 、大学生・65歳以上800(640)円、中高生600(480)円、小学生以下無料。
*( )内は20名以上の団体料金。
*本展チケットで「MOTコレクション」も観覧可。「新たな系譜学をもとめて」とのセット券あり。
住所:江東区三好4-1-1
交通:東京メトロ半蔵門線清澄白河駅B2出口より徒歩9分、都営地下鉄大江戸線清澄白河駅A3出口より徒歩13分。
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