8月の展覧会・ギャラリー

8月中に見たい展覧会をリストアップしてみました。

展覧会

・「第22回 秘蔵の名品 アートコレクション展 旅への憧れ、愛しの風景」 ホテルオークラ東京(~8/18)
・「江戸絵画への視線ー岩佐又兵衛から江戸琳派へ」 山種美術館(~8/21)
・「ポール・スミス展」 上野の森美術館(~8/23)
・「生誕170周年 エミール・ガレ」 サントリー美術館(~8/28)
・「アルバレス・ブラボ写真展ーメキシコ、静かなる光と時」 世田谷美術館(~8/28)
・「アール・ヌーヴォーの装飾磁器 ヨーロッパ名窯 美麗革命」 三井記念美術館(~8/31)
・「古代オリエント美術の愉しみーMIHO MUSEUMコレクション」 古代オリエント博物館(〜9/4)
・「レンブラント リ・クリエイト展2016 時代を超えてよみがえる復元画」 そごう美術館(~9/4)
・「メアリー・カサット展」 横浜美術館(~9/11)
・「常設展特集 燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡」 府中市美術館(〜9/11)
・「驚異の深海生物」 千葉県立中央博物館(〜9/19)
・「ルーヴルNo.9~漫画、9番目の芸術」 森アーツセンターギャラリー(~9/25)
・「東洋・日本陶磁の至宝ー豊麗なる美の競演」 出光美術館(~9/25)
・「生誕120年記念 小林かいち」 武蔵野市立吉祥寺美術館(8/13~9/25)
・「海のハンター展ー恵み豊かな地球の未来」 国立科学博物館(~10/2)
・「クエイ兄弟ーファントム・ミュージアム」 神奈川県立近代美術館葉山(~10/10)
・「生誕150周年 ピーターラビット展」 Bunkamura ザ・ミュージアム(8/9~10/11)
・「トーマス・ルフ展」 東京国立近代美術館(8/30~11/13)

ギャラリー

・「スティーヴ・マックイーン Cold Breath」 RAT HOLE GALLERY(〜9/4)
・「風能奈々 線でつなぐ遊びと名前をつけること」 小山登美夫ギャラリー(〜9/10)
・「無人島プロダクション10周年記念展 EDITIONS++」 無人島プロダクション(8/20〜9/11)
・「フィオナ・タン Recent Works」 ワコウ・ワークス・オブ・アート(〜9/21)
・「Ritualsー流体の景色」 アキタマビ21(8/6〜9/24)
・「ウルトラ植物博覧会2016 西畠清順と 愉快な植物たち」 POLA MUSEUM ANNEX(8/4~9/25)

夏休み期間中の8月。とは言え、今月からはじまる展覧会はさほど多くありません。

ビアトリクス・ポターの生誕150年を期しての展示です。「ピーターラビット展」がBunkamura ザ・ミュージアムで開催されます。



「生誕150周年 ピーターラビット展」@Bunkamura ザ・ミュージアム(8/9~10/11)

世界110カ国、累計2億5000部も発行されたというピーター・ラビットの絵本シリーズ。今回は原点の私家版の制作にまで遡ります。さらに水彩、原画、草稿を交え、絵本の世界の魅力を紹介します。日本初公開の作品もあるそうです。

絵葉書や絵封筒の図案作家として知られる小林かいちの回顧展が吉祥寺美術館で行われます。



「生誕120年記念 小林かいち」@武蔵野市立吉祥寺美術館(8/13~9/25)

モダンで甘美な魅力をたたえたかいちのデザイン。活動したのは大正から昭和にかけての京都です。どこかロマンに満ちながらも、そのセンスは古びたところがありません。

かいちというと今から約7年も前、既に閉館したニューオータニ美術館で「小林かいちの世界」と題した展示がありました。以来、久々の回顧展ではないでしょうか。出品は全500点超です。何かと再評価の進むかいちです。また人気となるやもしれません。

今年の写真展の中で一番楽しみにしていた展覧会です。ベッヒャー派の写真家、トーマス・ルフの個展が東京国立近代美術館で開催されます。



「トーマス・ルフ展」@東京国立近代美術館(8/30~11/13)

初期の巨大なポートレート作品でも有名なルフ。ほか都市や建築、天体などと幅広く作品を展開しています。国内の美術館では初めての個展です。出品は初期から近作までの125点。世界初公開作品も含まれます。また作品の選択や構成はルフ自身も担っているそうです。興味深い内容となるのではないでしょうか。

7月はブログの更新が滞りました。しばらく不定期での更新となるかもしれませんが、変わらずお付き合い下されば幸いです。

それでは今月もよろしくお願いします。

[お知らせ]
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