2月の展覧会・ギャラリーetc

2月に見たい展示をリストアップしてみました。

展覧会

・「Kimono Beauty/文人画再発見」 千葉市美術館(~2/11)
・「高嶺格のクールジャパン」 水戸芸術館(~2/17)
 #トーク:「高嶺格、自作を語る」 日時:2/16(土) 14:00~ 60名(先着順・予約不要)
・「尾張徳川家の至宝」 江戸東京博物館(~2/24)
 #特別展示:国宝「源氏物語絵巻」(うち二場面)は会期中入れ替え。「柏木三」(1/2~1/15)、「東屋二」(1/29~2/11)
・「あざみ野フォト・アニュアル 石川真生―沖縄を撮る」 横浜市民ギャラリーあざみ野(~2/24)
 #イベント:「沖縄の歌姫 仲田まさえがおくる うちなーの歌と踊り」 日時:2/16(土) 15:30開演 出演:仲田まさえ 入場無料。入退場自由。
・「平成24年度(第16回)文化庁メディア芸術祭」 国立新美術館(2/13~2/24)
・「書聖 王義之」 東京国立博物館(~3/3)
・「館蔵品展 画の東西~近世近代絵画による美の競演」 大倉集古館(~3/7)
・「二年後。自然と芸術、そしてレクイエム」 茨城県立近代美術館(2/5~3/20)
・「新井淳一の布 伝統と創生」 東京オペラシティアートギャラリー(~3/24)
・「二川幸夫・建築写真の原点 日本の民家一九五五年」 パナソニック汐留ミュージアム(~3/24)
・「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」 横浜美術館(~3/24)
・「ポール・デルヴォー展 夢をめぐる旅」 埼玉県立近代美術館(~3/24)
・「歌舞伎 江戸の芝居小屋」 サントリー美術館(2/6~3/31)
・「琳派から日本画へ」 山種美術館(2/9~3/31)
 #前期:2/9~3/3、後期:3/5~3/31
・「アーティスト・ファイル2013」 国立新美術館(~4/1)
 #出品作家による各種ギャラリートークあり。
・「エドワード・スタイケン写真展 モダン・エイジの光と影1923-1937」 世田谷美術館(~4/7)
・「第16回 岡本太郎現代芸術賞展」 川崎市岡本太郎美術館(2/9~4/7)
・「BLACKS ルイーズ・ニーヴェルスン|アド・ラインハート|杉本博司」 DIC川村記念美術館(~4/14)
 #2/15(金)はDIC株式会社の創業日につき入館無料。
・「奇跡のクラーク・コレクション展」 三菱一号館美術館(2/9~5/26)

ギャラリー

・「二艘木洋行 きみは河合卓|U R 2 Qt」 TALION GALLERY(~2/9)
・「冨井大裕 combine -stil-」 Yumiko Chiba Associates 新宿(~2/16)
・「大巻伸嗣 More Light」 渋谷ヒカリエ 8F CUBE(2/6~2/18)
・「流麻二果 可視線 Visible Edge」 YUKA TSURUNO(~2/23)
・「澤田知子 SKIN」 MEM(~2/24)
・「毛利悠子 おろち」 waitingroom(~2/24)
・「矢島史織 MIND SCOPE」 リクシルギャラリー(~2/25)
・「第7回 shiseido art egg ジョミ・キム」 資生堂ギャラリー(2/5~2/28)
・「塩田千春 赤い線」 ケンジタキギャラリー東京(~3/2)
・「森本美絵 pH」 MISAKO & ROSEN(2/3~3/3)
・「利部志穂 タマがわ、たった火」 実家 JIKKA(2/16~3/10)
・「大巻伸嗣展」 アートフロントギャラリー(2/22~3/10)
・「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう vol.9 小林正人+杉戸洋」 galleryαM(2/9~3/23)
・「ここに、建築は、可能か」 ギャラリー間(~3/23)
・「鈴木理策 アトリエのセザンヌ」 ギャラリー小柳(2/9~3/27)
・「パラモデル パラの模型/ぼくらの空中楼閣」 メゾンエルメス(2/16~5/6)

まず2月は茨城シリーズから。ずばり水戸芸の「高嶺格展」と茨城県美の「二年後。自然と芸術、そしてレクイエム」です。



「高嶺格のクールジャパン」@水戸芸術館(~2/17)
「二年後。自然と芸術、そしてレクイエム」@茨城県立近代美術館(2/5~3/20)


高嶺さんの展示は昨年末より行われていましたが、今月5日からは茨城県美で震災に関連した企画展もスタート。あわせて見るのにちょうど良い機会ではないでしょうか。実のところまだスケジュールを確定出来ないのですが、何とか水戸まで見に行きたいです。

さて続いては都内に目を。山種美術館で琳派展がスタートします。



「琳派から日本画へ」@山種美術館(2/9~3/31)

こちらは最近の山種ならではの横断型の企画。琳派の意匠、また装飾性を前史まで遡るとともに、琳派が如何に近代日本画へ受け継がれていったのかを鑑みる内容です。また実は広尾移転後では初となる琳派展。一琳派ファンとして大いに期待したいところです。

最後にはギャラリーの展示をいくつか。東京ステーションギャラリーでも壮大なインスタレーションを展開したパラモデルの他、アーティストファイルにも出品中の利部さん、また渋谷と代官山の二箇所で個展を行う大巻さんなどに注目が集まるのではないでしょうか。是非見ておきたいものです。

なお私事で恐縮ですが、今月は諸々と立て込んでおります。ブログの更新頻度も若干落ちるかもしれませんが、変わらずにお付き合いいただければ嬉しいです。

それではどうぞ宜しくお願いします。
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土曜講座「21世紀の美術館づくり」が開催されます

ブリヂストン美術館が開館以来、約半世紀以上続けている土曜開催の講演会シリーズ、「土曜講座」。



一回400円と安価な料金ながらも講師はまさに一線級。美術史家、学者、また各方面のスペシャリストを招聘しての講演が行われてきました。

本年度第一回、2月2日から3月にかけて開催される土曜講座のテーマはずばり「21世紀の美術館づくり」。2000年以降にオープンした美術館の建設に関わった建築家やキュレーターが登壇します。

【ブリヂストン美術館土曜講座 21世紀の美術館づくり】

2013年2月2日(土) 
「近作について」
   西沢立衛氏(建築家)

2013年2月9日(土) 
「社会貢献と作品づくりの両立を目指して」
   坂茂氏(建築家)

2013年2月16日(土) 
「自然の中の新しい美術の場をめざして(仮)」
   太田泰人氏(女子美術大学教授・元神奈川県立近代美術館普及課長)

2013年2月23日(土) 
「21世紀型キュレーターの仕事ー創造の現場づくり」
   不動美里氏(金沢21世紀美術館学芸課長)

2013年3月2日(土)
  「夢と理想の美術館をつくる」
   西田宏子氏(根津美術館副館長)

時間は各回14時から。会場は美術館内ホール。定員は130名です。

時間:14:00~16:00 (開場 13:30~)
聴講料:各回400円 (事前にチケットのご購入が必要。)
会場:ブリヂストン美術館 ホール
定員:130名 (先着順)
発売開始日:1/25(金)
申込み:ブリヂストン美術館チケット窓口にて。

初回2日の西沢立衛さんの最近の仕事といえば豊島美術館。そして9日の坂茂さんといえば紙の建築でも知られ、先の震災においては支援プロジェクトとして女川町に輸送用コンテナによる仮設住宅を設計された方。

「多層コンテナ仮設 女川町 仮設住宅」

普段は美術史家が登壇することの多い土曜講座の中では貴重な建築家シリーズです。


ブリヂストン美術館年間パスポート

またブリヂストン美術館では現在、「筆あとの魅力─点・線・面」展を開催中。また先に年間パスポートも発売され、2013年度の展覧会スケジュールも発表されました。


2013年度展覧会スケジュール

なお土曜講座、最新の販売状況によると、全ての回においてまだチケットに余裕があるそうです。(一応、電話にてお問い合わせ下さい。)建築の最前線を走るお二人の貴重なお話を聞くことが出来るのではないでしょうか。

ブリヂストン美術館の「土曜講座 21世紀の美術館づくり」は2月2日よりスタートします。



「筆あとの魅力─点・線・面」 ブリヂストン美術館
会期:1月8日(火)~3月10日(日)
休館:月曜日
時間:10:00~18:00 *祝日を除く毎週金曜日は20:00まで。
料金:一般800(600)円、65歳以上600(500)円、大学・高校生500(400)円、中学生以下無料。
 *( )内は15名以上の団体料金。
住所:中央区京橋1-10-1
交通:JR線東京駅八重洲中央口より徒歩5分。東京メトロ銀座線京橋駅6番出口から徒歩5分。東京メトロ銀座線・東京メトロ東西線・都営浅草線日本橋駅B1出口から徒歩5分。
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