◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

スッチャスッチャうるせぇんだよ。

2012-10-03 19:06:05 | いろいろあれこれ
                              それは回してください

 私は香水や柔軟剤の強烈なにおいが嫌いです。アロマアロマって、うっとおしい! 他人が吸う空気に濃厚なにおいを勝手につける権利がどこにあるのかと腹が立ちます。においは、脳内で、理性が働く部位を通らずに好きか嫌いかを感じる部位に直接行く、だから、理性は働かず、好きか嫌いか感じるだけ。嗅覚とはそういう感覚で、においの好き嫌いは個人差が大きいのです。かすかに香るぐらいなら別にどうということもないのですが、吐き気がするぐらい強烈なのって( ̄д ̄)!
 ところで、Eテレで「野田ともうします。」のシーズン3が始まりましたね、毎週月曜日午後11時25分からです。面白いですよぉ(⌒・⌒)。シーズン2は見逃した回もあったのですが、9月22日に20話全て一挙に放送されたので、録画して全部見ました。その第6話、ぜひとも多くの人に見てもらいたいものですが、私は「だよね、だよね、そうなんだよねぇ!」と画面に向かって言いましたよ。
 野田(大学生、手影絵サークル部員)が部室に入ると知らない人がいて、部長たちから新入部員(候補)だと紹介されました。その人が「ほかからも誘われている」と言って出ていった後、妙な違和感について部長たちと議論するのですが、野田は事実を冷静に分析し、考えを率直に述べます。「視覚はすぐに慣れますが、聴覚って逆に全く慣れませんよねぇ・・・聴覚って不思議だな・・・その音が聞こえなくなっても耳に残って、脳に直接刺さるような・・・」ということで、その違和感はある音が原因なのだと気づきます。
 そこへ新入部員(候補)が戻ってくる(音が近づいてくる)のですが、野田が「聴覚への違和感は決して慣れることはない。それはもぉ排除するしかないんですよ!」と言ってドアに鍵をかけたので、その人は去っていきました。そして、野田が外を歩きながら「スッチャスッチャ、スッチャスッチャ、うるせぇんだよ」と小声でつぶやいたとき、上からペンが落ちてきて、2階の窓から「おめえ、スッチャスッチャうるせぇんだよ! うっとおしいんだよ! どっか行けよ早く!」という声が聞こえ、野田は、やはりみんなそうなのだと、ほっとした様子。最後に「聴覚への不快感は人を惑わせる・・・」というテロップが画面中央にバーンと出ます。
 「スッチャスッチャ」はペン回しの音です。私は、ノック式ボールペンをずっとカチカチやっている人、ペン回しをずっとやっている人、大っ嫌い!!! カチカチとスッチャスッチャは脳に直接刺さるのですよ、決して慣れることはないんです。野田よ、よくぞ言ってくれた( ̄o ̄)! 今度は嗅覚についてやってくれないかなぁ。
コメント
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