入ってていいよ
きちんとした文章なのに助詞が抜けているなんてもはや珍しくもないですが、「話始めました」はさすがに変ですよ、「話を始めました」でないといけません。「冷やし中華始めました」と同じではいけないのです。いや、むしろこれは「話し始めました」でしょ! 逆に、名詞の「話」なのに「話し」と書いてあるものまであるのですから実にいい加減ですが、これぐらいはちゃんと区別しないといけないのですよ。
北陸放送「絶好調W」で須田健太郎アナが「予約必至の幻のパン発見」と言うのが聞こえて( ̄д ̄)! と思っていたら、その後に「○さんからご紹介いただいたお店」と言ったのですが、これは(⌒・⌒)good! で、その後に見たテロップが「それでどうなるかって話しやし」って、それは「話」やしっ! 「話し」と入力したテロップ入力作業者! ほんなテキトーな仕事しとったらだめやがいね( ̄д ̄)ダラケッ!
「相棒」season10#5「消えた女」(脚本 戸田山雅司)で聞いた「杉下さんに聞いてもらいたいお話があって」というセリフ、守村やよいという登場人物が自分のちょっと奇妙な体験について右京に話すわけですが、話したいのは自分の体験談ですから「お話」は誤りで、「話」でないといけません。自分の「お仕事」も誤りですよ。他の人の「お話」と自分の「話」ぐらい、日本人なら区別してください。
本来は「結婚なさる」「結婚される」ですが、「ご結婚なさる」「ご結婚される」は、「ご結婚」を「なさる」、「ご結婚」を「される」だと考えられなくもない、というより、多くの人はそういう感覚で言っているのではないでしょうか。この場合、結婚するのは目上の人、だから「ご結婚」、そういう気持ちは分かります。でも、自分の話を「お話」と言うのはやめてくださいよ、幼稚ですから。
そもそも勘違いしていますよ。「おはなししたいこと」は「お話ししたいこと」であって「お話、したいこと」ではありません。羽鳥慎一は「お話しする」という謙譲の基本の形を認識しておらず、「お話しになる」と言うべき場面でも「おはなしする」などと言います。「話す」でも「話をする」でもなく「お話、する」で、何でもかんでも「お話」という変な感覚がここからまん延していったのではないでしょうか。人気者は簡単にスーパースプレッダーになるから恐ろしい~。
「警務課とおはなししてください」は「刑事7人」#9で聞いたセリフですが、「お会いになっていないのですね」と言うべき場面で「お会いしていないのですね」と言うのと似たような誤りで、「警務課と話をなさってください」と言うべき場面でした。「おはなしして」は謙譲語です。なのに、多くの人は「話を」と言わずに、かっこつけて「お話」と言うので、「おはなしして」が誤りだとは気づきません。全く、ばかげた話です。
「スーパーJチャンネル」で中継先からリポートしていた人も「おはなししてくれました」ですし、三雲孝江ですら「おはなししてくださっていて」などと言うのですから世も末です。それでも、三雲孝江は、羽鳥慎一なんかとは違って「お話しする」という謙譲の形は認識しているでしょうからね、「お話、してくださっていて」なのでしょう。それほどに、「お話」がすっかり広まって定着したということでしょうか。
「ご用意していただきました」と言ったのは石川テレビの竹内彩華アナ。直後に「クイズ にほんごいろは」なんていうコーナーをやるのですから、ほんっと、やだ! 「ぜひ、メモをご用意していただいて」と言ったのは草野仁。草野仁ですら「ご用意」+「していただきました」って?! もうだめだ <( ̄д ̄)>。「話して(はなして)くださいました」「ご用意いただきました」と言えないならテレビに出るな!
少し前にテレビ朝日の大下容子アナが「ご利用できません」と言うのを聞き、ベテランなのに残念、と思っていたら、北陸朝日放送の恩田琴江アナが「お求めできます」って、言ったね、恩田さん、「お求めできます」って。「お求めやすい」はしょっちゅう聞こえてきますし、テレビ金沢の塚田アナだって「お求めやすい価格で」なんて平気で言うのですからね、今更驚きはしませんが、さすがに「お求めできます」にはあきれました。「お求めになれます」も言えないでアナウンサーなんかやるなo(`д´)o!
「この期間はお入りできません」と言ったのはあるセミナーの講師。講師というくらいですからあっちこっちで大勢の人を前にして話をするのが仕事ですが、そういう人ですら「お入りできません」ですよ。例えば「ご入場できません」なら、そのように言っている人は何人もいそうですが、さすがに「お入りできません」はないですよね、初めて聞きました。「お入りになれません」も言えないで講師なんかやるな!!!
きちんとした文章なのに助詞が抜けているなんてもはや珍しくもないですが、「話始めました」はさすがに変ですよ、「話を始めました」でないといけません。「冷やし中華始めました」と同じではいけないのです。いや、むしろこれは「話し始めました」でしょ! 逆に、名詞の「話」なのに「話し」と書いてあるものまであるのですから実にいい加減ですが、これぐらいはちゃんと区別しないといけないのですよ。
北陸放送「絶好調W」で須田健太郎アナが「予約必至の幻のパン発見」と言うのが聞こえて( ̄д ̄)! と思っていたら、その後に「○さんからご紹介いただいたお店」と言ったのですが、これは(⌒・⌒)good! で、その後に見たテロップが「それでどうなるかって話しやし」って、それは「話」やしっ! 「話し」と入力したテロップ入力作業者! ほんなテキトーな仕事しとったらだめやがいね( ̄д ̄)ダラケッ!
「相棒」season10#5「消えた女」(脚本 戸田山雅司)で聞いた「杉下さんに聞いてもらいたいお話があって」というセリフ、守村やよいという登場人物が自分のちょっと奇妙な体験について右京に話すわけですが、話したいのは自分の体験談ですから「お話」は誤りで、「話」でないといけません。自分の「お仕事」も誤りですよ。他の人の「お話」と自分の「話」ぐらい、日本人なら区別してください。
本来は「結婚なさる」「結婚される」ですが、「ご結婚なさる」「ご結婚される」は、「ご結婚」を「なさる」、「ご結婚」を「される」だと考えられなくもない、というより、多くの人はそういう感覚で言っているのではないでしょうか。この場合、結婚するのは目上の人、だから「ご結婚」、そういう気持ちは分かります。でも、自分の話を「お話」と言うのはやめてくださいよ、幼稚ですから。
そもそも勘違いしていますよ。「おはなししたいこと」は「お話ししたいこと」であって「お話、したいこと」ではありません。羽鳥慎一は「お話しする」という謙譲の基本の形を認識しておらず、「お話しになる」と言うべき場面でも「おはなしする」などと言います。「話す」でも「話をする」でもなく「お話、する」で、何でもかんでも「お話」という変な感覚がここからまん延していったのではないでしょうか。人気者は簡単にスーパースプレッダーになるから恐ろしい~。
「警務課とおはなししてください」は「刑事7人」#9で聞いたセリフですが、「お会いになっていないのですね」と言うべき場面で「お会いしていないのですね」と言うのと似たような誤りで、「警務課と話をなさってください」と言うべき場面でした。「おはなしして」は謙譲語です。なのに、多くの人は「話を」と言わずに、かっこつけて「お話」と言うので、「おはなしして」が誤りだとは気づきません。全く、ばかげた話です。
「スーパーJチャンネル」で中継先からリポートしていた人も「おはなししてくれました」ですし、三雲孝江ですら「おはなししてくださっていて」などと言うのですから世も末です。それでも、三雲孝江は、羽鳥慎一なんかとは違って「お話しする」という謙譲の形は認識しているでしょうからね、「お話、してくださっていて」なのでしょう。それほどに、「お話」がすっかり広まって定着したということでしょうか。
「ご用意していただきました」と言ったのは石川テレビの竹内彩華アナ。直後に「クイズ にほんごいろは」なんていうコーナーをやるのですから、ほんっと、やだ! 「ぜひ、メモをご用意していただいて」と言ったのは草野仁。草野仁ですら「ご用意」+「していただきました」って?! もうだめだ <( ̄д ̄)>。「話して(はなして)くださいました」「ご用意いただきました」と言えないならテレビに出るな!
少し前にテレビ朝日の大下容子アナが「ご利用できません」と言うのを聞き、ベテランなのに残念、と思っていたら、北陸朝日放送の恩田琴江アナが「お求めできます」って、言ったね、恩田さん、「お求めできます」って。「お求めやすい」はしょっちゅう聞こえてきますし、テレビ金沢の塚田アナだって「お求めやすい価格で」なんて平気で言うのですからね、今更驚きはしませんが、さすがに「お求めできます」にはあきれました。「お求めになれます」も言えないでアナウンサーなんかやるなo(`д´)o!
「この期間はお入りできません」と言ったのはあるセミナーの講師。講師というくらいですからあっちこっちで大勢の人を前にして話をするのが仕事ですが、そういう人ですら「お入りできません」ですよ。例えば「ご入場できません」なら、そのように言っている人は何人もいそうですが、さすがに「お入りできません」はないですよね、初めて聞きました。「お入りになれません」も言えないで講師なんかやるな!!!