雪、多過ぎ、へとへと
テレビに出演していた医師が「水も少なさそう」と言って、あ然としました。多い、少ない、多そう、少なそう、簡単ですよね、さすがに「少なさそう」なんてこれまで聞いたことはなく、なぜそう言ったのか理解に苦しみます。強そう、弱そう、高そう、安そう、暑そう、寒そう、多そう、少な・・・あ! 「な」だからか・・・、「すくな」だから「さ」が入っちゃった? んな あほなぁ <( ̄д ̄)>。
2月3日放送の「全日本仮装大賞」で「欽ちゃん、そこ、危なさそうですよ」と言った香取慎吾、んな あほなぁ <( ̄д ̄)>。「番組にださせていただいて」と言う木村や「やらさしていただいて」と言う中居の影響を受け続けた結果か? そもそも、本人の日本語に対する意識が低いからそうなるのでしょうけれど、やたら「さ」を入れる傾向はその辺から始まっているように思います。
「SmaSTATION!! スマステ」で“道の駅 なかとさ”のカツオソフトクリームを紹介していたとき、「一見合わなさそうな組み合わせだが・・・」というテロップが出て、「一見合わなそうに見える組み合わせだが」と言った小林克也ナレーター( ̄~ ̄)。「合わなさそう」は誤りですから「合わなそう」と言ったのはいいですよ、でも、「一見~」は「ちょっと見たところ~」という意味ですから「一見合わなそうな組み合わせだが」と言えばいいのです。石川県の“道の駅 のと千里浜”も紹介されていましたが、“FARMER'S BAKERY はくい”の玄米粉パン、おいひ~(ToT)ウマウマ。
先日たまたま1996年のヒット曲を耳にして、その歌詞に「会えなさそうで会えそうな気がしてたから」というのがあったので、ついでに「会う」について書きます。会える、会えない、これを「~そう」にしたら、会えそう、会えなそう、です。「会えなそうで会えそうな気がしてたから」ですよ! 「さ」は要らないから!
そういえば、「半沢直樹」(脚本 八津弘幸)の渡真利忍(及川光博)のセリフも「田宮社長に聞いても教えてはくれなさそうだなぁ」でした。「~てくれる」「~てくれない」は、「~てくれそう」「~てくれなそう」で、「さ」は要りません。「田宮社長に聞いても教えてはくれなそうだなぁ」ですよ、こっちのほうが言いやすいでしょう?
「趣味どきっ!」で「やらなさそうな○さんが」と言った加藤紀子( ̄д ̄)! やる、やらない、やりそう、やらなそう、「やらなそうな○さんが」でしょ! 「さ」を入れるかどうか迷ったら「やりそうには見えない○さんが」と言えばいいのですが、迷うどころか、誤りだなんて微塵も思っていないのかなぁ?
渡辺真理は、以前は「やらなそうな」と言ったのですが、ずっと後の「そこまで言って委員会NP」では「うまくやっていけなさそうな」なんて言いました( ̄д ̄)! 伊集院光も、前は「出てこなそうですけど」と言ったのに、「100分de名著 カント 永遠平和のために」では「しゃれの通じなさそうな」だなんて、残念( ̄д ̄)! 「うまくやっていけなそうな」「しゃれの通じなそうな」でしょ!
では、「さ」を入れるのはどういうときか。形容詞「ない」は「なさそう」です。「○△、あるかな?」「う~ん、なさそうですね」という会話、皆さん「なさそう」と言いますよね。「おいしくない」は「おいしくは、ない」と言えますから「おいしく なさそう」です。単純でしょ? 難しいことなんか、ない、なさそうでしょう?
合わない、会えない、やらない、これらは打消の助動詞「ない」が付いた形であって、形容詞の「ない」ではありません。だから「~なそう」になるわけで、「さ」は入らないのです。なのに、多くの人が種類の違う「ない」を混同し、打消の助動詞「ない」の「~なそう」にまで余計な「さ」を入れているわけで、それがさらにひどくなって「少ない」「危ない」にまで「さ」を入れる人が出てきた、ということです。
くだらない、済まない、つまらない、はかない、少ない、危ない、これらはたまたま「~ない」で終わる言葉だというだけで、形容詞「ない」とは違います。もちろん、打消の助動詞「ない」でもありませんから「さ」は入りません。くだらなそう、済まなそう、つまらなそう、はかなそう、少なそう、危なそう、です。皆さんは、まだ、こう言っているでしょう? 「つまらなさそう」なんて言いませんよね!?
「やらせていただく」が「やらさせていただく」になったり、「合わなそう」が「合わなさそう」になったり、2月5日放送の「グレーテルのかまど」で瀬戸康史が「食べるの、もったいなさすぎるよ」と言いましたが、このパターンもありましたねぇ・・・、わざわざ余計な「さ」を入れる傾向はだいぶ前から見られましたが、まさか「少なそう」「危なそう」まで・・・、これをおかしいと感じない人が増えないよう願うばかりです。
テレビに出演していた医師が「水も少なさそう」と言って、あ然としました。多い、少ない、多そう、少なそう、簡単ですよね、さすがに「少なさそう」なんてこれまで聞いたことはなく、なぜそう言ったのか理解に苦しみます。強そう、弱そう、高そう、安そう、暑そう、寒そう、多そう、少な・・・あ! 「な」だからか・・・、「すくな」だから「さ」が入っちゃった? んな あほなぁ <( ̄д ̄)>。
2月3日放送の「全日本仮装大賞」で「欽ちゃん、そこ、危なさそうですよ」と言った香取慎吾、んな あほなぁ <( ̄д ̄)>。「番組にださせていただいて」と言う木村や「やらさしていただいて」と言う中居の影響を受け続けた結果か? そもそも、本人の日本語に対する意識が低いからそうなるのでしょうけれど、やたら「さ」を入れる傾向はその辺から始まっているように思います。
「SmaSTATION!! スマステ」で“道の駅 なかとさ”のカツオソフトクリームを紹介していたとき、「一見合わなさそうな組み合わせだが・・・」というテロップが出て、「一見合わなそうに見える組み合わせだが」と言った小林克也ナレーター( ̄~ ̄)。「合わなさそう」は誤りですから「合わなそう」と言ったのはいいですよ、でも、「一見~」は「ちょっと見たところ~」という意味ですから「一見合わなそうな組み合わせだが」と言えばいいのです。石川県の“道の駅 のと千里浜”も紹介されていましたが、“FARMER'S BAKERY はくい”の玄米粉パン、おいひ~(ToT)ウマウマ。
先日たまたま1996年のヒット曲を耳にして、その歌詞に「会えなさそうで会えそうな気がしてたから」というのがあったので、ついでに「会う」について書きます。会える、会えない、これを「~そう」にしたら、会えそう、会えなそう、です。「会えなそうで会えそうな気がしてたから」ですよ! 「さ」は要らないから!
そういえば、「半沢直樹」(脚本 八津弘幸)の渡真利忍(及川光博)のセリフも「田宮社長に聞いても教えてはくれなさそうだなぁ」でした。「~てくれる」「~てくれない」は、「~てくれそう」「~てくれなそう」で、「さ」は要りません。「田宮社長に聞いても教えてはくれなそうだなぁ」ですよ、こっちのほうが言いやすいでしょう?
「趣味どきっ!」で「やらなさそうな○さんが」と言った加藤紀子( ̄д ̄)! やる、やらない、やりそう、やらなそう、「やらなそうな○さんが」でしょ! 「さ」を入れるかどうか迷ったら「やりそうには見えない○さんが」と言えばいいのですが、迷うどころか、誤りだなんて微塵も思っていないのかなぁ?
渡辺真理は、以前は「やらなそうな」と言ったのですが、ずっと後の「そこまで言って委員会NP」では「うまくやっていけなさそうな」なんて言いました( ̄д ̄)! 伊集院光も、前は「出てこなそうですけど」と言ったのに、「100分de名著 カント 永遠平和のために」では「しゃれの通じなさそうな」だなんて、残念( ̄д ̄)! 「うまくやっていけなそうな」「しゃれの通じなそうな」でしょ!
では、「さ」を入れるのはどういうときか。形容詞「ない」は「なさそう」です。「○△、あるかな?」「う~ん、なさそうですね」という会話、皆さん「なさそう」と言いますよね。「おいしくない」は「おいしくは、ない」と言えますから「おいしく なさそう」です。単純でしょ? 難しいことなんか、ない、なさそうでしょう?
合わない、会えない、やらない、これらは打消の助動詞「ない」が付いた形であって、形容詞の「ない」ではありません。だから「~なそう」になるわけで、「さ」は入らないのです。なのに、多くの人が種類の違う「ない」を混同し、打消の助動詞「ない」の「~なそう」にまで余計な「さ」を入れているわけで、それがさらにひどくなって「少ない」「危ない」にまで「さ」を入れる人が出てきた、ということです。
くだらない、済まない、つまらない、はかない、少ない、危ない、これらはたまたま「~ない」で終わる言葉だというだけで、形容詞「ない」とは違います。もちろん、打消の助動詞「ない」でもありませんから「さ」は入りません。くだらなそう、済まなそう、つまらなそう、はかなそう、少なそう、危なそう、です。皆さんは、まだ、こう言っているでしょう? 「つまらなさそう」なんて言いませんよね!?
「やらせていただく」が「やらさせていただく」になったり、「合わなそう」が「合わなさそう」になったり、2月5日放送の「グレーテルのかまど」で瀬戸康史が「食べるの、もったいなさすぎるよ」と言いましたが、このパターンもありましたねぇ・・・、わざわざ余計な「さ」を入れる傾向はだいぶ前から見られましたが、まさか「少なそう」「危なそう」まで・・・、これをおかしいと感じない人が増えないよう願うばかりです。