プリマのハム
「あんまりそのことに触れてあげると人前に出づらくなるし」と言った芸能人、性格がいいのか悪いのか分かりません。そのことに触れたらその人が人前に出づらくなる? それなら、触れないでいてあげれば? 大体、「触れてあげる」などというふざけた言葉が出るというのはどうなんですかね、本当は意地悪なんでしょ!?
そういえば、「おばさんが帰ってきたら絶対に言いつけてあげる」というセリフを何かのドラマで聞いたことがあります。普通に考えれば、「報告する」ではなく「言いつける」だったら、そういう行為をする人だったら、「言いつけてやる」と言いますよね。勝手なイメージですが、甘やかされて育った意地悪なお嬢様だったら「おば様が帰ってらしたら絶対に言いつけてあげるわ」とか、言うかな~( ̄ー ̄)。
気持ち悪い「~てあげる」が連発されることがけっこうありますね。Eテレの○○講座とか趣味の○○とか、いわゆる“講師”が出てくる番組で、園芸の講師は「葉っぱを取ってあげる」「管理してあげる」「多めに土をかけてあげて」ですよ。ま、ね、植物に対する深い愛情がそう言わせていると思えばいいのですかね、でも、天然石アクセサリー講師の「(ワイヤーを)切ってあげる」「曲げてあげる」はアウトでしょ!
一般人だって負けて(?)いません。農業体験に来た素人に向かって農家の人が言ったのは「今日は、肥料を溝にあげてもらいます」です。家事アドバイザーは「ときどき押し入れを開けてあげてください。そして、こまめに干してあげてください」です。丁寧な口調の女医さんは「足首を回してあげたり押してあげたり」です。肥料をあげて、布団を干してあげて、足首を・・・って、気持ち悪いo(`д´)o!
看守が受刑者に「そういうのをさせてやりたいけど」と言っているのにテロップが「そういうのをさせてあげたいけど」だったときは、どう考えても「あげる」と言うような場面ではなかったのであきれました。こういうのを余計なお世話と言うのですよ、この入力作業者は「させてやる」と書いてはいけないと思っているのでしょうか。
「薬を打ち、静かに逝かせてあげる、それぐらいしかできない」は、「です・ます」ではなく「である」で書いてある文章の一節です。日本では2007年に公開された「パンズ・ラビリンス」という映画について紹介しているのですが、捕らえられ、拷問を受けて満身創痍、解放される見込みもなく、殺してくれと懇願する人の腕に医師が何らかの薬物を注射し、静かに逝かせてやるというシーンです。
私はこの映画を実際に見たのですが、映画そのものの雰囲気、そのシーンから受ける印象、拷問を受けた人と医師の関係、そして、その文章の書き方、どれを取ってもやはり「逝かせてやる」でないといけないわけで、何でも「あげる」と書けば丁寧な感じがしていいだろうなんて思わないでください。「逝かせてやる」がふさわしいときは「逝かせてやる」と書けばいいのですよ。
「途中で挫折させてあげたくないですね」は・・・訳が分からない┐( ̄д ̄)г。こう言ったのは、テレビのインタビューに答えていた一般の人だったと記憶していますが、カメラの前だと緊張して、品よく見えるようにとつい頑張ってしまうのでしょう。普通に言えば「途中で挫折させたくないですね」で、どうしても「あげる」を入れたいなら「途中で挫折しないようにしてあげたいですね」とでも言ってね(⌒_⌒)。
「あんまりそのことに触れてあげると人前に出づらくなるし」と言った芸能人、性格がいいのか悪いのか分かりません。そのことに触れたらその人が人前に出づらくなる? それなら、触れないでいてあげれば? 大体、「触れてあげる」などというふざけた言葉が出るというのはどうなんですかね、本当は意地悪なんでしょ!?
そういえば、「おばさんが帰ってきたら絶対に言いつけてあげる」というセリフを何かのドラマで聞いたことがあります。普通に考えれば、「報告する」ではなく「言いつける」だったら、そういう行為をする人だったら、「言いつけてやる」と言いますよね。勝手なイメージですが、甘やかされて育った意地悪なお嬢様だったら「おば様が帰ってらしたら絶対に言いつけてあげるわ」とか、言うかな~( ̄ー ̄)。
気持ち悪い「~てあげる」が連発されることがけっこうありますね。Eテレの○○講座とか趣味の○○とか、いわゆる“講師”が出てくる番組で、園芸の講師は「葉っぱを取ってあげる」「管理してあげる」「多めに土をかけてあげて」ですよ。ま、ね、植物に対する深い愛情がそう言わせていると思えばいいのですかね、でも、天然石アクセサリー講師の「(ワイヤーを)切ってあげる」「曲げてあげる」はアウトでしょ!
一般人だって負けて(?)いません。農業体験に来た素人に向かって農家の人が言ったのは「今日は、肥料を溝にあげてもらいます」です。家事アドバイザーは「ときどき押し入れを開けてあげてください。そして、こまめに干してあげてください」です。丁寧な口調の女医さんは「足首を回してあげたり押してあげたり」です。肥料をあげて、布団を干してあげて、足首を・・・って、気持ち悪いo(`д´)o!
看守が受刑者に「そういうのをさせてやりたいけど」と言っているのにテロップが「そういうのをさせてあげたいけど」だったときは、どう考えても「あげる」と言うような場面ではなかったのであきれました。こういうのを余計なお世話と言うのですよ、この入力作業者は「させてやる」と書いてはいけないと思っているのでしょうか。
「薬を打ち、静かに逝かせてあげる、それぐらいしかできない」は、「です・ます」ではなく「である」で書いてある文章の一節です。日本では2007年に公開された「パンズ・ラビリンス」という映画について紹介しているのですが、捕らえられ、拷問を受けて満身創痍、解放される見込みもなく、殺してくれと懇願する人の腕に医師が何らかの薬物を注射し、静かに逝かせてやるというシーンです。
私はこの映画を実際に見たのですが、映画そのものの雰囲気、そのシーンから受ける印象、拷問を受けた人と医師の関係、そして、その文章の書き方、どれを取ってもやはり「逝かせてやる」でないといけないわけで、何でも「あげる」と書けば丁寧な感じがしていいだろうなんて思わないでください。「逝かせてやる」がふさわしいときは「逝かせてやる」と書けばいいのですよ。
「途中で挫折させてあげたくないですね」は・・・訳が分からない┐( ̄д ̄)г。こう言ったのは、テレビのインタビューに答えていた一般の人だったと記憶していますが、カメラの前だと緊張して、品よく見えるようにとつい頑張ってしまうのでしょう。普通に言えば「途中で挫折させたくないですね」で、どうしても「あげる」を入れたいなら「途中で挫折しないようにしてあげたいですね」とでも言ってね(⌒_⌒)。
「相棒」は、今、5本続けて見ています。一人「相棒」祭り、です。先週ずっと放送されていたのを録画してあったので。それでまた一つ気がついてしまいましたから、いずれ書こうと思います。
それにしても、私たちの「むずむずする」「気持ち悪い」という感覚は、理解できない人には本当に理解できないのですねぇ、実に残念なことですが。間違っている、それは単に「間違っている」というだけではなく、いろいろ不都合を生じる、気持ち悪くなる、けっこう深刻に困ることがたくさんあるのですが、そういう想像はできないのでしょうかねぇ。
「日曜美術館」など見たい番組なのですが、司会やゲストの話し方が嫌で見られなくなりました。
Eテレの○○講座はジンマシンが出そうなものが多いです。
ドラマのセリフも年々ひどくなっています。
治納さんもよく取り上げていらっしゃいましたが、
右京さんが言葉遣い違っていては、切れ者に見えませんよね。
いい悪いとか正しい間違っているの問題でなく、私の場合「気持ち悪い」ので辛いです。
一人暮らしということもありテレビを全く見ないのも寂しいので本当に悩みます。