新番感想一発目は京アニ新作。
京アニを追ってきた1人としてはなぜか感慨深い感じもある一作だったり。
というのも京アニ自身がMUNTO以後オリジナルの作品を提示するために色々な企画をHP等で行なっていたので、
京アニ大賞受賞作という作品をアニメ化するというのは、
京アニ自身が京アニの作品としての作品を曲がりくねった形ではありますが、
ようやく提示できたその第一作目である、ある意味記念すべき作品だと思うんですよね。
HPでスタッフのかたがイラストやメッセージをあげてるのを見ると、
やっぱりそれだけの熱量を持たせたい作品だというものも伝わってきますし。
更新が終了した京アニBONではスタッフのかたを中心にオリジナル企画を上げたりしてましたが、
それを一回捨てて京アニ大賞からのアニメ化というのは、
やはり内部からの企画を一度捨てているっていうことなのかなと思っていたりもしたんですが、
最近の京アニのCMを見るとスタッフの熱量はCMで放出されているのだなぁと思います。
京アニのHPでオリジナルキャラクターのイラストなんかもありますし、
これがまたどのように転がっていくのか違った形になっていくのか楽しみです。
アバン。
中二病の説明から入るのはあの痛さを客観的に見る視点から見るのが、
作品を見る上での粗相なんだろうなと。
こういう中二病みたいなものを題材する作品って言うのは、
ある意味二次創作的な感じがして同人っぽい印象っていうのが個人的にはあったり。
というのもその中二病を発動させるような創作物にキャラクターは出会ったことがあるわけで、
そういう一次創作を受けないと制作することができない作品だからだと思ったりするからです。
そういうものを打ち出してきた京アニの位置づけなんかも個人的には結構気になるポイントかなと。
ハーモニーっぽい処理の桜がまた印象的だったなぁ。
美術、撮影処理でキラキラと光る桜なんかは結構見かけますが、
改めて見る夜桜がまたハーモニーで一味違った印象に仕上がってて新鮮でした。
というわけでOP。
光の広がり綺麗だな、境界線を意識させられる空なんかホライゾン意識すぎやで、
なんて思ってたらオレンジロードのOPみたいなカット割りしてて驚いた。
きまぐれオレンジロード オープニング集
京アニもオレンジロードの前後から動画等の下請けを初めて、
劇場版にもガッツリ参加していたというのがあるけど、
まさかここまでオレンジロード意識させるようなOPを見せられるとはなぁ。
上で中二病は特別な作品なんだという意識があることを書きましたけど、
ある意味では京アニの精神(というか石原さん?)の原点回帰的なところもあったりするのかなー、
なんて勘ぐってしまいます。
手を繋いでるところ、AIRしてるなぁなんて思っちゃうところも含め。
あと画面分割で見せるのは新鮮だったなぁ。
白い余白っぽいのは中二病の精神はノートに宿るがごとく、
ノート上っていうのも意識させるようなレイアウトってことなのかな。
最後にヒロインを回転させるのはAIRのOPからの石原芸なのかしら。
OPの曲を担当されているZAQさんは最近他の作品でもよく見かけますね。
ZAQさんの曲だと咲-saki-阿知賀編のED2が大好きなので、
ああいう感動がまた味わえるかなーとちょっと意識してる方だったり。
どうでもいいけど点滅のようなカット割だと最近だとC3 -シーキューブ-のOPなんかが好みだった。
ああいうカッコイイOPは語り継がれて欲しいかなと思ったり。
http://www.youtube.com/watch?v=umeO782o900
中二病発動させるアニメとしておすすめ・・・か?
本編。
主人公たちが住んでいるのが一軒家ではなく団地住まいっていうのもちょっと新鮮かも。
今までその辺のツッコミが多かった気がするので。
定点カメラでベランダでのやり取りを多く見せるのも、
そういった点で違いを認識させるっていう狙いもあったりするんだろか。
この辺は石原さんっぽい演出かな~とか。
CLANNADとかだったりけいおん!!2話だったりが印象的かなぁ。
石原×池田和美だと背景はリアルなビジュアルが求められていたし、
キャラクターも激しく動かすようなポイント以外は堅い印象っていうのがちょっとあったんですが、
日常を通過したからかもしれませんが、
ちょっとデフォルメの入ったポップなところがハマってて可愛らしい印象があって良かったなと。
というかこれをやるのにどれだけ遠回りしてきたんだろう監督、という気分でもあったり。
こうやって突然アオリで印象付けされるのはkanonの最終回思い出すな。
アレみたいにイメージ映像な感じが強いわけではないけど、
中二病発動させてるところをこうやって見せるっていうのはどうなんだろう的な。
肯定したいのかなんなのか。
これもまた青春の一ページ的な意味合いなのか、
はたまたヒロインが妄想したダークフレイムマスターのカッコイイイメージなのか、とか。
京アニもリップ強調するようなデザインできたかと身構える。
強調することで色気が出るっていうのはあるけど、やりすぎるとケバくなるし。
保健室のレイアウト見ると動きそうなのがセルで置かれていて、
背景とも相成って良い感じに見えるけども、今後はどうなるかな。
氷菓も1話なんかは掲示物の処理とか綺麗にまとめてる印象があったけど、
後半はなかなかそういう部分が活きてるようなところってなくなってきてたと思いますし。
ハルヒの部室同様、部活物の宿命かもしれませんが、
こういう置物の処理をどうするかっていうのを含めて設定組んで欲しいなというか。
この辺はいつも見てて引っかかってくる部分なので。
久々に見た京アニ的リアルヅラ。
今は堀口さんの影響だったりで影が薄くなってきたけど、
昔はモブのおっさんとかもっと濃い感じだったので、
新旧入り混じりな印象を受けるなーというか。
イメージ映像なのかどうなのか。
嘘の付き方がなんか独特なんですよね。
書き飛ばしじゃないですが主人公が暴れるのが終わったところでカット割って、
怒ってるところを別のショットで見せるとかやりようはあると思うんですが、
このまま続けてくることの、この違和感ってなんなんだろうな、と。
しかし倒れてくる棚、最初は美術で描かれてるように見えたけど、
主人公が暴れて倒れてくるってのはやっぱ意外性を狙ってる感じなんだろか。
こういうところが京アニ的ズレという感じ。
ヒロインの正体見たり後は保健室が元通りになってるので、
中二病発動空間的な演出、という位置づけだったんだろうか。
しかしやることが回りくどい感じというか。
しかしヒロイン可愛いですね。
ローラーシューズでキュイーンって回ってるところとか、
主人公宅で恥ずかしそうにご飯食べてる辺りとか。
この作品がどのように転がっていくのか、楽しみです。
EDは山田尚子さんによるカッコつけED。
けいおん!!の時のようにOPとEDに若干絡みをつけているのが印象的。
けいおん!!ではOPはケーキで終わってEDはケーキから始まりますが、
中二病ではOPは音に合わせた4つの光から始まり、
EDでも4つのりんごが同じように横並びで並んでいたり。
これはEDが示すように4人の女の子たちを示しているのかな。
そういう含みを持たせているのがどういうやり取りから出てきたのかまた気になる感じ。
武本作品だとほとんど武本さんがやっちゃうけど、
今作だと山田さんにED任せてる辺り、けいおん!と同じようなキャッチーさを狙ってるのかな。
けいおん!は本編と地続きな感じが魅力だったけど、中二病はどうなんだろ。
ダークフレイムマスター的な感じがプラスされてる感?
山田さんのカッコつけED大好きなんだけど、
劇場版からリボンとかでの束縛のイメージだったり今回の包帯とか喪服だったり、
カッコつけが災いして変な方向に傾倒して行かないかちょっと心配だったり。
個人的にはListen!!くらいがちょうどいいです。
脚本:花田十輝
絵コンテ:石原立也
演出:河浪栄作
作画監督:引山佳代
作画監督補佐:門脇未来
1話で演出を監督やらず、作監を池田さんがやらずっていうのは意外な布陣。
スケジュール的なものかもしれないけど、
新しさっていうのを念頭に置いてるのかなぁ。
河浪さんも引山さんも演出、作監の経験は京アニの演出作監陣に最近入ったばかりな方々ですし。
今後は各ローテの方がまたどういうものを見せてくださるのか楽しみです。
京アニを追ってきた1人としてはなぜか感慨深い感じもある一作だったり。
というのも京アニ自身がMUNTO以後オリジナルの作品を提示するために色々な企画をHP等で行なっていたので、
京アニ大賞受賞作という作品をアニメ化するというのは、
京アニ自身が京アニの作品としての作品を曲がりくねった形ではありますが、
ようやく提示できたその第一作目である、ある意味記念すべき作品だと思うんですよね。
HPでスタッフのかたがイラストやメッセージをあげてるのを見ると、
やっぱりそれだけの熱量を持たせたい作品だというものも伝わってきますし。
更新が終了した京アニBONではスタッフのかたを中心にオリジナル企画を上げたりしてましたが、
それを一回捨てて京アニ大賞からのアニメ化というのは、
やはり内部からの企画を一度捨てているっていうことなのかなと思っていたりもしたんですが、
最近の京アニのCMを見るとスタッフの熱量はCMで放出されているのだなぁと思います。
京アニのHPでオリジナルキャラクターのイラストなんかもありますし、
これがまたどのように転がっていくのか違った形になっていくのか楽しみです。
アバン。
中二病の説明から入るのはあの痛さを客観的に見る視点から見るのが、
作品を見る上での粗相なんだろうなと。
こういう中二病みたいなものを題材する作品って言うのは、
ある意味二次創作的な感じがして同人っぽい印象っていうのが個人的にはあったり。
というのもその中二病を発動させるような創作物にキャラクターは出会ったことがあるわけで、
そういう一次創作を受けないと制作することができない作品だからだと思ったりするからです。
そういうものを打ち出してきた京アニの位置づけなんかも個人的には結構気になるポイントかなと。
ハーモニーっぽい処理の桜がまた印象的だったなぁ。
美術、撮影処理でキラキラと光る桜なんかは結構見かけますが、
改めて見る夜桜がまたハーモニーで一味違った印象に仕上がってて新鮮でした。
というわけでOP。
光の広がり綺麗だな、境界線を意識させられる空なんかホライゾン意識すぎやで、
なんて思ってたらオレンジロードのOPみたいなカット割りしてて驚いた。
きまぐれオレンジロード オープニング集
京アニもオレンジロードの前後から動画等の下請けを初めて、
劇場版にもガッツリ参加していたというのがあるけど、
まさかここまでオレンジロード意識させるようなOPを見せられるとはなぁ。
上で中二病は特別な作品なんだという意識があることを書きましたけど、
ある意味では京アニの精神(というか石原さん?)の原点回帰的なところもあったりするのかなー、
なんて勘ぐってしまいます。
手を繋いでるところ、AIRしてるなぁなんて思っちゃうところも含め。
あと画面分割で見せるのは新鮮だったなぁ。
白い余白っぽいのは中二病の精神はノートに宿るがごとく、
ノート上っていうのも意識させるようなレイアウトってことなのかな。
最後にヒロインを回転させるのはAIRのOPからの石原芸なのかしら。
OPの曲を担当されているZAQさんは最近他の作品でもよく見かけますね。
ZAQさんの曲だと咲-saki-阿知賀編のED2が大好きなので、
ああいう感動がまた味わえるかなーとちょっと意識してる方だったり。
どうでもいいけど点滅のようなカット割だと最近だとC3 -シーキューブ-のOPなんかが好みだった。
ああいうカッコイイOPは語り継がれて欲しいかなと思ったり。
http://www.youtube.com/watch?v=umeO782o900
中二病発動させるアニメとしておすすめ・・・か?
本編。
主人公たちが住んでいるのが一軒家ではなく団地住まいっていうのもちょっと新鮮かも。
今までその辺のツッコミが多かった気がするので。
定点カメラでベランダでのやり取りを多く見せるのも、
そういった点で違いを認識させるっていう狙いもあったりするんだろか。
この辺は石原さんっぽい演出かな~とか。
CLANNADとかだったりけいおん!!2話だったりが印象的かなぁ。
石原×池田和美だと背景はリアルなビジュアルが求められていたし、
キャラクターも激しく動かすようなポイント以外は堅い印象っていうのがちょっとあったんですが、
日常を通過したからかもしれませんが、
ちょっとデフォルメの入ったポップなところがハマってて可愛らしい印象があって良かったなと。
というかこれをやるのにどれだけ遠回りしてきたんだろう監督、という気分でもあったり。
こうやって突然アオリで印象付けされるのはkanonの最終回思い出すな。
アレみたいにイメージ映像な感じが強いわけではないけど、
中二病発動させてるところをこうやって見せるっていうのはどうなんだろう的な。
肯定したいのかなんなのか。
これもまた青春の一ページ的な意味合いなのか、
はたまたヒロインが妄想したダークフレイムマスターのカッコイイイメージなのか、とか。
京アニもリップ強調するようなデザインできたかと身構える。
強調することで色気が出るっていうのはあるけど、やりすぎるとケバくなるし。
保健室のレイアウト見ると動きそうなのがセルで置かれていて、
背景とも相成って良い感じに見えるけども、今後はどうなるかな。
氷菓も1話なんかは掲示物の処理とか綺麗にまとめてる印象があったけど、
後半はなかなかそういう部分が活きてるようなところってなくなってきてたと思いますし。
ハルヒの部室同様、部活物の宿命かもしれませんが、
こういう置物の処理をどうするかっていうのを含めて設定組んで欲しいなというか。
この辺はいつも見てて引っかかってくる部分なので。
久々に見た京アニ的リアルヅラ。
今は堀口さんの影響だったりで影が薄くなってきたけど、
昔はモブのおっさんとかもっと濃い感じだったので、
新旧入り混じりな印象を受けるなーというか。
イメージ映像なのかどうなのか。
嘘の付き方がなんか独特なんですよね。
書き飛ばしじゃないですが主人公が暴れるのが終わったところでカット割って、
怒ってるところを別のショットで見せるとかやりようはあると思うんですが、
このまま続けてくることの、この違和感ってなんなんだろうな、と。
しかし倒れてくる棚、最初は美術で描かれてるように見えたけど、
主人公が暴れて倒れてくるってのはやっぱ意外性を狙ってる感じなんだろか。
こういうところが京アニ的ズレという感じ。
ヒロインの正体見たり後は保健室が元通りになってるので、
中二病発動空間的な演出、という位置づけだったんだろうか。
しかしやることが回りくどい感じというか。
しかしヒロイン可愛いですね。
ローラーシューズでキュイーンって回ってるところとか、
主人公宅で恥ずかしそうにご飯食べてる辺りとか。
この作品がどのように転がっていくのか、楽しみです。
EDは山田尚子さんによるカッコつけED。
けいおん!!の時のようにOPとEDに若干絡みをつけているのが印象的。
けいおん!!ではOPはケーキで終わってEDはケーキから始まりますが、
中二病ではOPは音に合わせた4つの光から始まり、
EDでも4つのりんごが同じように横並びで並んでいたり。
これはEDが示すように4人の女の子たちを示しているのかな。
そういう含みを持たせているのがどういうやり取りから出てきたのかまた気になる感じ。
武本作品だとほとんど武本さんがやっちゃうけど、
今作だと山田さんにED任せてる辺り、けいおん!と同じようなキャッチーさを狙ってるのかな。
けいおん!は本編と地続きな感じが魅力だったけど、中二病はどうなんだろ。
ダークフレイムマスター的な感じがプラスされてる感?
山田さんのカッコつけED大好きなんだけど、
劇場版からリボンとかでの束縛のイメージだったり今回の包帯とか喪服だったり、
カッコつけが災いして変な方向に傾倒して行かないかちょっと心配だったり。
個人的にはListen!!くらいがちょうどいいです。
脚本:花田十輝
絵コンテ:石原立也
演出:河浪栄作
作画監督:引山佳代
作画監督補佐:門脇未来
1話で演出を監督やらず、作監を池田さんがやらずっていうのは意外な布陣。
スケジュール的なものかもしれないけど、
新しさっていうのを念頭に置いてるのかなぁ。
河浪さんも引山さんも演出、作監の経験は京アニの演出作監陣に最近入ったばかりな方々ですし。
今後は各ローテの方がまたどういうものを見せてくださるのか楽しみです。
京アニのこの作品に賭ける思いを1話からひしひしと伝わってきます。
新しいスタッフの方々も出てこられてこれから先が凄い楽しみですね。
2話まで試写で見てまいりましたが、2話の演出は確か木上さんだったと思います。
日常の担当回もそうでしたが、流石としか言えないほど楽しませてもらいました。
新人、 ベテランの方々の個性ある演出にも期待していきたいですね。
中二病を開き直って描くことにより、楽しいコメディになっていると思いました。
何より、2期、4期もの以外の新規アニメで楽しめるものがいくつかあって、ホッとしています。
私の場合細はかいところというか今まで気になってることを連続してる見てる感じでしょうか。
こちらの方のように見てる方の方が細かいと思います。
■エンドレスエイトの線香花火
http://unkoer.blog.fc2.com/blog-entry-34.html
自分ももっとアニメを見れるようになりたいですねぇ。
2話が木上回ですか。
またいい回が見れそうですね。楽しみです。
>shinさん
コメディものとして楽しい作品になればいいですね。
この作品に似てると言われる作品もありますが、
あの辺は後半がシリアスな雰囲気になっていくので、
中二病は恋愛模様を楽しめる作品になればなと思っていたり。
どう転がっていくのか楽しみです。