hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

辰巳駅

2017-03-03 05:00:11 | 日記

『メトロに乗って』その54。今回は東京メトロ有楽町線辰巳駅で降りて歩く。辰巳駅は新木場と豊洲に挟まれ、東京湾7号埋立地に作られた地味な駅で、近隣では辰巳国際水泳場が最も有名かも知れない。


1番出口から出ようと階段を上がって行くと右手には大きな団地がまず見える。その奥には古い低層の都営団地が林立している。また、目の前には辰巳運河が広がり、それを渡る人道橋である辰巳桜橋に繋がる。



辰巳桜橋はしばらくまっすぐ緩い坂で上っていき、その先で辰巳運河を跨ぐように左に垂直に曲がって行く。


この斜張橋は橋の長さが273mあり、1996年3月に辰巳と東雲を結ぶために作られた。美しい橋で左側には辰巳水門、左側には隣の辰巳橋がよく見え、また、カモメが舞っている。

今は対岸の左側に広がる東雲水辺も芝は枯れ、誰もいなかったが、春になると散歩には良さそうである。ただし、橋のたもとには風が強い日は迂回する指示もあるほどで、風をもろに受ける橋であることも確からしい。

対岸の東雲地区にはタワーマンションが林立しており、辰巳の都営団地とは好対照。小学校や幼稚園は近くにあるが、見る限り商店はない。

また、豊洲に比べると行き交う人も少なく、本当に運河と公園、集合住宅、橋しかない駅である。