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日本はご当地名物の麺があり、例えば四国のウドンを食べたり、博多のラーメンのように秩父は蕎麦である。それは秩父は蕎麦の産地でもあり、また美味い蕎麦屋が幾つもある。その中で今回は小生がもっとも好きな店に行く。それは秩父駅(秩父鉄道)から徒歩5分ほどのところにある武蔵屋である。涼麺シリーズ第二弾は武蔵屋の天ざる蕎麦といきたい。
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秩父鉄道の踏切際にある古民家風のかなり大きく、どっしりとした店に入ると天井が高い。店は今のご主人の父親が始めたもので、今の建物は32年になる。
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秩父宮妃殿下も来られたほどの名店だが、だからではなく、小生はこの店の蕎麦つゆが好きだからいつも来るのである。
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いつものように天ざる大盛(天ざる1530円、大盛170円)を注文、5分ほどで到着する。
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まず、天つゆと蕎麦つゆが別盛りとなっているのが、嬉しい。というのは同じつゆに付けると折角のワサビが天ぷらの油で全く効かなくなるからである。天ぷらは大きなえびとカボチャ、青紫蘇、ししとうが入ってる。もちろん全て揚げたてでカボチャはホクホク、青紫蘇はパリパリと美味い。蕎麦を一箸食べるが、薄くて平たい挽きぐるみ、良い香りでやや固めのコシのある蕎麦が喉越しもいい。もちろん“三たて”で、蕎麦粉も自社挽き、その証拠にそば殻が山と積まれて、枕用に売られている。
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つゆもこの辺りでは珍しくやや甘めでたっぷりつけられるところが良い。蕎麦の盛りも中々よく、蕎麦と天ぷらを次々と平らげていくが、しっかり量もあり、満腹となる。
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また、蕎麦つゆがたっぷりあるのも嬉しい。天ぷらの周りの衣のかけらを蕎麦つゆにいれ、蕎麦湯を注ぎゆっくり飲む。いや、鯖節の出汁がよく効いて、美味い。いや、満足、満足。
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なお、店の同じ敷地に唐津の源右衛門窯のギャラリーがあるがこちらも中々の品揃えで是非来店の折には覗かれるとよい。
武蔵屋
秩父市番場町4ー11
0494231818
(火曜休み)