かぶれの世界(新)

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Doris & Me (Janet Seidel)

2004-08-06 15:11:44 | 音楽
At first I had a kind of a fresh dejavu when I heard Janet's voice after checked in an English style cozy B&B at Blue Mountains, Australia last September, a week before my daughter's wedding in Sydney. At first I thought it was Doris Day but soon realized it a bit warmer and more transparent than my memories and I got to like this style. I repeat-played the CD at every breakfast and every whole evening asking my wife for turning TV off. I don't know if she liked it but at least she never disagreed. It was Doris Day featured one by Janet Seidel, new to me.

We went to Sydney for our daughter's wedding at weekend and I never forgot to get the CD there. Janet was so popular over there that I could find her easily on a best shelf spot just beside Synatra at HMV. When I'm at den for doing something after getting back to Tokyo, I often use her songs to create a relaxed atomosphere. It snaps my room creative very quickly.

I am a baby boomer in Japan after the war and strted hearing Doris Day late fifties. Her songs were every day life at that time. She was a golden girl who gave an American dream across the world after the war with always happy ending Hollywood movies as well as her liquid voice and intimate style. No message but be happy kind of. It was great, then. Particularly, I liked Que Sera Sera. Then this Janet. I strongly feel she loves Doris. I believe this is why I felt something deep in my heart never awaken for more than forty years suddenly started resonating.

Janet's interpretation successfully gives me a contemporary jazz taste without spoiling original bright and sunny world with every hope people had just after the war. Technically she is a better singer, making you feel safer. It's strange that Janet made me want to listen to Doris again. Then I found Janet's Doris is better than Doris's Doris. I should say much better. It could happen, but I felt sad without knowing an exact reason. Anyway, I like both and recommend them both to baby boomers and to younger generations.


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米国大統領選

2004-08-06 12:11:42 | 国際・政治
 民主党大会で正式にケリーとエドワードが正副大統領候補に指名され、選挙戦は新しい段階にはいった。 今回の選挙戦の特徴の一つはswing voterと呼ばれる無党派層が非常に少ない事である。 州毎の投票結果の多数派が選挙代理人を総取りするという選挙制度のもとで、東西海岸はケリー、南部、中西部はブッシュの優勢が動かないと見られており、現在両陣営は総力をあげてswing stateと言われ、支持が拮抗しているアイオワ州等でキャンペーンを続けている。 残り少ない無党派層をどう取り込むかによって当落が決着すると見られているからである。 
 
 私が気の付いた今回の選挙戦の特徴は、両候補の政策の差が殆ど無いことである。 極端にいうと目標は同じだけど、その目標に到達するプロセスが異なると言うわけである。 9.11を境にブッシュ政権は所謂ネオコン寄りの政策が主流となり、支持しなければ敵と言う論理で強引にアフガン・イラク戦争まで突き進んだ結果、国内国際共に深刻な意見の対立を生んだ。 国内政策において戦争以外にもキリスト教保守派の支持をえる為妊娠中絶や同性愛者の結婚等に反対を明確にし、敵味方の色分けを鮮明にした。
 
 ケリーのアフガン・イラク戦争に対する姿勢は基本的にブッシュと変わらず、その主張の曖昧さがイラクでの苦戦やテロ情報扱いの問題が表面化しても、今一支持が盛り上がらない一因となっていた。 現実に一旦戦争を始めたら戦地で血を流して戦っている兵の梯子を外すような事は出来ない。 ブッシュが政策決定する過程で情報操作とまではいわなくてもその疑いがある手法で、国内外を二分して一方的に戦争を進めたやり方に問題があると言う論点でケリーは戦おうとしているようである。 この違いを「One America or Two?」という判りやすいフレーズで説明している。

 ブッシュの手法は基本的に対立を先鋭化させる。 従来は無党派層だった人達が二分され、通常だと戦時大統領は絶対有利であるはずなのに、民主主義はプロセスでありそれが国家の基本となる重要な土台の一つであると考える人達が、これ以上ブッシュに国を任せておく訳には行かないとして民主党支援を明らかにした。 今回従来に無く多くのセレブと言われる映画や音楽界の人達がが双方の選挙応援に駆けつけているのもこれらを反映したものである。 カントリーは共和党、ロックは民主党に色分けされるのは昔からの傾向ではあるが。  

 ブッシュ政権内では捕虜虐待発覚後ネオコン派の勢力が後退し、国際派が相対的に力を得たと言われており、指摘を受けた色々な問題に対し既に対策を打ち出している。 そうなるとケリーとの政策上の差は益々無くなり論点がぼやけてきている。大きな政策の差がないので、ケネディがTV写りの良さでニクソンに勝ったと言われたように、意外な事が選挙の結果に影響するかもしれないと考えている。 予備選ではディーン候補がインターネットを駆使して戦い前半を盛り上げたが、オハイオ州予備選で敗退後の絶叫演説をTVが繰返しスポット広告のように流して失速した。 現在Blogはキャンペーンの主要道具になっていると言う。 ケリーの祖父はユダヤ人で移民時に改修してキリスト教になったと言う事実が表立ってはあまり議論されてないが、投票には意外と影響が出るのではと言う意見もある。 ケリーは中流層の支持を狙うが夫人が夫以上の大富豪で、ブッシュ夫人と異なり歯に絹を着せぬ発言で夫との意見の違いを隠そうとしないことも良く知られている。 

 経済界は基本的に親ブッシュ政権と言われている。 ケリーはクリントン時代の経済スタッフを大幅に取り入れており、日本の自動車市場は閉鎖的といっている。 エドワード副大統領候補はかなり保護貿易な姿勢が垣間見られる。 しかしながら、小泉首相とケリーの肌が合わないだろうと予想されても、大統領が変わったからといって日米関係は基本的に経済と安全保障であり短期には変化しないと見ている。 中期的には、ケリーのアジア戦略は明らかに中国に向かいその基本戦略の元に対日政策を立てる方向に変化しその影響が出て来るものと予想される。 民主党政権は人権や環境問題により積極的な姿勢を向けると予測される。 日本は昔から環境には熱心だが人権問題については恥ずかしいくらい世界でも有数の鈍感な国である。これは国として尊敬を受けるかどうかの問題ではあっても、日米関係の主要テーマには当面ならないだろう。 

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