心が狭くなった

東京郊外の生活も残り３日となった。原因不明だが何故か私の心が狭くなっていくように感じる。ついつい言葉尻を捉えて家内と喧嘩してしまうもある。先月末に投稿した「幸福量保存の法則」を適用して私の心の狭さの原因を推し量ってみたい。

家内や息子抜きの田舎暮らしは不便で辛いが、息子家族が訪問してくれ親友との食事で顔合わせるのは気分転換になる。老化が進み健康面では足腰痛の改善に自信がないが、山歩きやサイクリング等の楽しみも思い浮かべると悪くない。どれも主たる要因には思えない。

私的にはもっと超短期的な心の要因があるかもしれないと思う。例えばオリンピックの応援する種目の日本人選手とかＭＬＢの大谷選手の活躍が、この数日瞬間的に今一期待外れなのが残念なのだ。彼らの活躍が私の心を広くしてくれていたと感じることがある。

実は最大の要因が何かわかっている。素知らぬ顔をしているが、私の投資総額が今年半年分の儲けを全て帳消しにしたのだ。今年も好調だったＩＴ関連株にドル高が重なって想定外のプラスになってたが、この２週間でダブルパンチを受けて全て吹き飛んだ。

元々生活に直接関係しない範囲の投資だったので素知らぬ顔をしてるが、今回の心の中でのガッカリ感は大きい。「何だ、結局は金か」と言われそうだ。それが嫌で投資の損得に素知らぬ顔をしていたが、悔しいことがそのこと自体私の心の狭さを示しているのかも知れない。

夕方になって足の痛みが緩和してきたので散歩に出かけた。昨日午後にラジオ体操と体幹体操をやって痛みが和らいだので、今日もラジオと体幹の体操をやって散歩に出かけた。明日目覚めた時に足の痛みが改善しているのを期待するだけで心が広くなった。期待してる。■