ここでまた一つ天邪鬼な拙文です。
今朝がた米国から2020年の平均寿命がコロナによって1.5年も短くなったというニュースが次々と入って来た。このニュースを見て日本の平均寿命がコロナのお蔭で長くなった(!)と暫く前に報じられていたので驚いた。一体何がこの差になったのか。
日本のマスコミは良いニュースは無視する性向が極めて強いので、日米の差をきちんと調べて報じることなんてないだろうと諦めていた。実際その通り、そこで素人ながら米国の報道からみてコロナが両国の平均寿命に与えた影響の違いが何か考えてみた。
CDCの発表によれば、米国の平均寿命は一昨年78.8歳だったが、コロナの影響を受けた昨年は77.3歳になったという。記事を見て、私が考えた原因は米国の健康保険制度下で十分な医療を受けられない貧困層と人種(ヒスパニック、黒人)の死者数が極めて多いことによる。
何故か米国メディアは指摘しないが、そのような状況を許した共和党政治、特に米国版国民皆保険(オバマケア)を機能させなかったトランプ前大統領の政策が平均寿命の低下に大きく影響したと私は推測する。
一方、日本では最近までコロナ死者数が高齢者に偏った結果、高齢者の死亡平均年齢が日本人の平均寿命よりも上かつ若者の死者数が減った。総合すると、コロナのお蔭で平均寿命が伸びた! 高齢者優先のワクチン接種が全世代に広がり2021年の日本の平均寿命は更に伸びると予測する。
一方、詳細なデータは手元にないがワクチン接種が進むこれまで米英とも同じ傾向だった。だが、2021年の米国の死者数は英国と異なり政治的色分けされる、共和党支持の中西部・南部諸州の感染者数・死者数が多くなると私は予想する。その差が次の選挙結果に現れるだろうと予想する。だが、正直なところ日米の選挙の結果がどうなるかは両国の民度が測られることになる。
コロナ対策の最終目的は死者数をミニマムに抑えることだが、生き残った人達が幸せにならなければ目的は達したことにはならない。老人が沢山生き残って社会保険コストが若者の重荷になっては意味がない。寧ろ今回の反省を生かして医療システムを見直すべきだろう。■
今朝がた米国から2020年の平均寿命がコロナによって1.5年も短くなったというニュースが次々と入って来た。このニュースを見て日本の平均寿命がコロナのお蔭で長くなった(!)と暫く前に報じられていたので驚いた。一体何がこの差になったのか。
日本のマスコミは良いニュースは無視する性向が極めて強いので、日米の差をきちんと調べて報じることなんてないだろうと諦めていた。実際その通り、そこで素人ながら米国の報道からみてコロナが両国の平均寿命に与えた影響の違いが何か考えてみた。
CDCの発表によれば、米国の平均寿命は一昨年78.8歳だったが、コロナの影響を受けた昨年は77.3歳になったという。記事を見て、私が考えた原因は米国の健康保険制度下で十分な医療を受けられない貧困層と人種(ヒスパニック、黒人)の死者数が極めて多いことによる。
何故か米国メディアは指摘しないが、そのような状況を許した共和党政治、特に米国版国民皆保険(オバマケア)を機能させなかったトランプ前大統領の政策が平均寿命の低下に大きく影響したと私は推測する。
一方、日本では最近までコロナ死者数が高齢者に偏った結果、高齢者の死亡平均年齢が日本人の平均寿命よりも上かつ若者の死者数が減った。総合すると、コロナのお蔭で平均寿命が伸びた! 高齢者優先のワクチン接種が全世代に広がり2021年の日本の平均寿命は更に伸びると予測する。
一方、詳細なデータは手元にないがワクチン接種が進むこれまで米英とも同じ傾向だった。だが、2021年の米国の死者数は英国と異なり政治的色分けされる、共和党支持の中西部・南部諸州の感染者数・死者数が多くなると私は予想する。その差が次の選挙結果に現れるだろうと予想する。だが、正直なところ日米の選挙の結果がどうなるかは両国の民度が測られることになる。
コロナ対策の最終目的は死者数をミニマムに抑えることだが、生き残った人達が幸せにならなければ目的は達したことにはならない。老人が沢山生き残って社会保険コストが若者の重荷になっては意味がない。寧ろ今回の反省を生かして医療システムを見直すべきだろう。■
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます