かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

低体温体質の誤解と不安

2020-05-18 20:56:15 | 健康・病気
帰郷して外出自粛要請を受けて以来約1ヵ月間、コロナ感染をチェックしようと毎日検温を続けて来た。朝6時前後に目覚めベッドの中で血圧測定し体温測定した。たまに隣の書斎でメールチェックしながら、或いは30分間テレビ体操とストレッチをやった後に測定した。

そこで分かったのが私の体温は35度センターで34-36度の範囲にあった。長年自分の体温は6.4度だと思っていたので、意外に低い体温だった。ネットで調べると私は低体温体質だった。親しい友人によると低体温体質の人はガン等の難病になり易い体質だという。

余り嬉しくない情報だった。昨日朝食後検温し、体温が36.4度で平熱より1.5度高い、もしかしたらコロナ感染かもと、私にはショッキングな体温になった。というのも前日に感染者が出た隣町のカフェに行ったので心当たりは十分あった。しかし、嗅覚や味覚は僅かながらあった。

夕方になって再度体温を測ると5.8度で、平熱の範囲に下がっていた。これなら感染してない可能性が高いと思った。今朝、何時もの早朝トレーニングをやった後検温すると、何と4.6度まで下がっていた。平熱の範囲だった。これで感染してないと確信した。

上記の友人に聞くと食後に体温が上がるのは常識、こんなことも知らないのかとバカにされたと感じた。聞いた瞬間にニヤニヤしながら即答された。でも、コロナ感染してないと分かり何と言われようとホッとした。アホは無知が故に誤解して不安になる、私もそうだった。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マスコミはコロナ偏向報道を反省せよ

2020-05-17 14:54:24 | ニュース
コロナ危機と国家レベルで戦う為の緊急事態が宣言されたが、私から見ても想定外の速さで収束の見通しとなり、東京など8都道府県を除き緊急事態宣言が解除された。世界的に見て強制力を伴わない緩い日本的な緊急事態宣言だった。私は最初から日本人の資質を含む日本的民主主義システムの真価が問われていると見做したが、内外から批判を受けながらこんなに順調にコロナ対応が進むとは期待しなかった。何れにしろ先は長い。まだ最初のテストに合格しただけと考える。

2月末の安倍首相の突然の休校要請以来、多くのマスコミは連日政府の対応を非難し、大衆に不安を煽って来た。この3か月の報道は多くの所謂「ド素人評論家」に個人の感想を語らせ、疫病や統計学など知識のない専門外の外野席から弁舌だけで対応策を語らせた。個別には正しい主張もあったと思うが、何が重要か基本を忘れ大局観のない意見をバラ撒き不安を煽った。結果的にタレントや場違いのコメンテーターまで無責任とも思われる意見が百出した。

安倍内閣はコロナ対策で世界で最も優れた結果を出したと思うが、マスコミ報道を見た国民は決して高く評価してない。一方、世界最悪の感染者や死者を出してもマスコミ経由でタイムリーに露出を増やしたクオモNY知事の支持が高いという皮肉な結果になった。関係部門を統合する米国政府機関CDCを見習えという声は理解できるが、寧ろ今の問題は何故CDCが機能しなかったのか議論がない。逆にCDCはないが日本ほどの規模で成功した国はない。

国毎に状況は異なるので一律には語れないが、コロナ危機に陥った時の我が国の一部の報道は放置できない。異なる意見を報じること自体は問題ない、寧ろすべきだ。だが、そこには政府の意思決定の基になった学問的背景や多くの専門家の考え方、何故そうしたかの意見などがないがしろにされ素人の感想を優先したのは誤りだったと思う。マスコミが恣意的に誘導した可能性さえある。それは、結果的に国民の不安を煽り誹謗中傷を招く結果になった。

言い換えれば「素人を使った偏向報道」は国民が一丸となって戦おうという機運を損なった。マスコミ報道の「罪」は大きく反省すべきだと思う。TBSのニュースバラエティ番組「サンデーモーニング」(一部しか見てない)で、39県の緊急事態宣言が解除されたのは「運が良かった」と結んだのには驚きを超え笑ってしまった。散々煽るだけ煽って批判したのに逆の結果が出ると運が良かったというのは余りに酷い。反省して謝罪せよと言いたい。

関連してもう一つ懸念がある。コロナ危機により個人や企業が深刻な経済的影響を受けて政府の支援を求める声だ。私も彼等の窮状は分かるし支援も必要だと思う。与野党ともに支援を増やせとバラマキ競争になり、もはや巨額な財政赤字が増えるのは避けられない。いつものように都合の悪い現実は伝えない積りなのか。

換言すると、この巨額の支援は孫子の世代に借金を押し付けることになると伝えるべきだ。当然子供の反発はないが代わって一社くらい子供の立場から得意の偏向報道せよと言いたい。同じ文脈でヨーロッパはメチャ高い税金を払っていることを忘れるな、マイナンバーカードを巡る混乱は国民が恥じるべき要素もあることも伝えよ。今まで何もせず困った時だけ誰かに助けて貰うなんて虫が良すぎると。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緊急事態解除後にバドミントン

2020-05-16 21:24:55 | 日記・エッセイ・コラム
私の実家は愛媛県大洲市で、今もコロナ感染者ゼロだ。報道によれば緊急事態解除されなくとも大都市の繁華街に3-5割の人出が戻って来たという。だがここの住民は神経質なほど感染に気を付けている様に感じる。直前に松山でクラスターが発生し条件付きの解除となった為かも知れない。

条件付きにしろ緊急事態解除され市の施設が利用できるようになったかもと思い、ママさんバドミントンクラブのリーダーに問い合わせると先週金曜日から練習再開すると返事が来た。ところが当日の朝彼女からメールが来て、利用者は市内在住者の縛りがあるので参加は自己判断してくれという。

私は来るなという意味だと受け取って一旦は諦めたが、家に籠って運動不足で体重が増えたと実感していたので悪あがきをしてみることにした。私立総合体育館に電話して市民ではないが、年の半分は田舎暮らしで、且つ実家と不動産を管理し税金も払っており市民扱いして欲しいと粘った。

体育館の担当者は気を利かして市役所の担当者と話し合い、折り返し電話をくれ体育館利用を許可してくれた。市役所がコロナ感染に凄く気を使っており、感染者が出た隣町の住民は利用を許されてない。感染者が最も多い東京帰りなのに、1か月経過したとはいえ私に融通を利かしてくれ嬉しかった。

当日の朝、久しぶりに練習仲間に会って旧交を温めた。そこまでは良かったがいざゲーム練習を始めると、かつては子ども扱いしたママさんの動きに歯が立たず苦い思いをした。もうすぐ後期高齢者になる老人が半年近く練習をしてないで何とかなる程甘くはなかった。かといってずっと家に籠っている訳にも行かない。もう少し頑張ってみる積りだ。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本がコロナ死者数を最小化出来た偶然の理由

2020-05-15 17:00:18 | ニュース
政府は昨日緊急事態宣言を39県で解除すると決めた。オーバーシュートを遅らせ医療崩壊を防ぎ、医療キャパシティの範囲内で対応し死者を最小限に抑える、という当初からの目標は何とか達成つつある。報道はPCR検査不足等を指摘して失敗感を印象付けるが、日本のコロナ対策が死者数最小化した世界的な成功と思う。

私は偏向報道と指摘し、逆に何故欧米が我が国と桁違いの死者数を出したのか、日本とどう違うのか、その原因を詳細に追及すれば実態が見えてくると何度か記事を投稿した。その手の報道がされないのにイラつき、門外漢の私が(悪の仮説)と称して米国の社会保険や人種差別に基づく下層階級に犠牲者が多い等とヤケクソ仮説をぶちまけた。米国に限れば多少の真実があったかも知れない。

そして遂に中央大学大学院の真野俊樹教授が、日本のコロナ死亡者数が少ない有力な理由の一つとして日本の介護施設のあり方を指摘する解説する下記の記事を見つけた。医療崩壊が起こっていないのが一因だ。もう一つ重要な理由がある。医療と介護施設の分離の途中にあり、今回も介護施設は医師の適切なサポートを受け高齢者の死者が少ない為という。それは偶然の結果、記事を読んで欲しい。

日本のコロナ死亡者が欧米より少ない理由、高齢者施設クラスターの実態
http://cl.diamond.jp/c/afuFb5fqdilznZaG

私は門外漢だが、真野教授の説明は私の疑問に明快に答えてくれた。スッと入って来た。報道で必ず持ち出してくるPCR検査だが、圧倒的に多い欧米の検査数と死者数の関係が直接関係なかったことが分かった気がする。これでコロナ死者数の差を全て説明できるのかマスコミは追求して欲しい。

韓国の死者数が少ないのも日本と同じ介護施設の在り方だという。欧米マスコミの日本非難はともかく、日本のマスコミもコロナ感染の全体像をどう理解して報じていたのか非常に疑問だ。マスコミ諸君、死者数を層別に分析して現象を説明したらもっと真実に迫る報道が出来たはず、これからでも報道の信頼性を保つために頑張ってやってみて欲しい。どの専門家の話を聞くか時に自分の頭で考えた方が良い。尤も検査数を増やすのは今後のコロナ対応にも必要なのは間違いないが。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛媛県知事が被ったブーメラン

2020-05-14 21:18:50 | ニュース
政府が緊急事態宣言を全国レベルに拡げた時、私の故郷の中村愛媛県知事が「何を今更、そんなことやっとるわい」みたいな感じの違和感を表明した。マスコミはこぞって全国レベルのニュース扱いで報じた。マスコミはこの手の政府に反発する声が大好きで飛び付いた。

だが、私は何て不注意な発言だ、中村氏は経験不足な政治家じゃないはずなのに、と思った。地方の政治家が全国レベルで注目されることは稀で嬉しいかも知れないが、必ずこの発言を後悔する時が来るのに、と。言い方を工夫して前向きな姿勢も見せることは出来たはずなのに。

よりによって緊急事態宣言を解除したその日に、県内の病院で17人の院内感染者が出たと発表する羽目になった。感染が急増していた3-4月ではなく感染プロセスが明らかになった今頃になってのクラスター発生だ。一体愛媛県はどうなっているんだという厳しい見方を聞いた。

当然の結果として愛媛県だけは感染経路の調査を条件に緊急事態解除になった。政府は感染状況・医療提供体制・感染の監視体制を踏まえて今後総合的な判断をするという。愛媛県は監視体制に疑問点がつけられた、強烈なブーメランが中村知事に帰って来たと感じた。

1か月前の知事の発言を聞いた県民は意識せずとも緩みが出ていたかも知れない。その兆候は外出自粛要請後も松山城周辺の人出が殆ど減ってないと全国ニュースで伝えられた。一方、関西から感染して帰郷した女性を誹謗中傷したなどたちの悪いニュースを聞いた。良くない流れだった。

総て中村知事の発言のせいではない、マスコミの挑発に乗せられつい言ってしまったのかも知れない。そう言う例はいくつもある。一度言ったら自分の手を離れ利用される。だが、仮にも県知事だ、発言は自分に跳ね返るだけではない、県民にも跳ね返ってくる。おーい中村君、頼むぜ。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする