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かぶれの世界(新)

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真夜中のジョギング

2022-08-23 21:33:51 | 日記・エッセイ・コラム
日曜日の夕方にジョギングをした、夕方といっても家に戻った時は8時過ぎで真っ暗だった。先週はまだ夏バテが治りきっておらず、12キロ弱の距離のうち本当に走ったのは3分の1で残りは歩いた。しかも、体調を回復させたい為に走ったのだが逆に元気が出なくなった。

今回は数日前から気温が下がりこれなら走れると思った。念の為用心して気温が下がり始める6時過ぎに家を出た。今年は盆過ぎでも猛暑日が続く異常気象だったが、数日前に夕立が続いた頃から風が涼しく感じるようになった。日曜日は山影に夕焼けが見える頃はまだ日差しが強かった。

少し暑いけど一週間前に比べると風は涼しく感じ、出来るだけ頑張って走ろうと思い家を出た。この日は西の空に浮かぶ雲は正に秋のうろこ雲だった。美しい夕焼けを見ながら走るのは気分が良かった。最近は夕方西空の雲を見れば、テレビの天気予報程度の予測ができる。前半は元気に走れた。

6キロ時点で折り返す頃には日が沈み気温が下がり始めた。前回はここいらで全く走れなかったが、今回は頑張って走り続けた。肱川沿いの遊歩道から分かれて一般道を走り、JRの踏切を過ぎ高速道路沿いの道を走り始めると、宅地から畑の中道に移り外灯が殆ど無くなり急に暗くなった。

更に走り続け何時もの散歩道辺りに着くと、遠方に住宅や商店街の灯りが見えるが足元は殆ど真っ暗だった。山裾歩き時に見かける宅地の灯りは殆ど見えなかった。ランプや反射帯がなく足元はよく見えなかったが、舗装と周りの雑草との暗さの濃度の違いを感じとり走り続けた。

やっと実家のある集落に戻り真っ暗な家の中に入った。暗い玄関の隅にある電話台の時計は7時前を指していた。夏バテになる前の記録とほぼ同じ96分で走ったことになると素早く計算して、内心まずまずだったと思った。シャワーを浴びて遅めの夕食を食べた。

走った記録は昨年とほぼ同じで自慢できないが、私は悪くないと思った。だが、昨朝起きると体がだるく夏バテが再発したかのように感じた。真夜中のジョギングは昨年と同じ程度で走れたのに、夏バテが再発したのでは何のために走ったのか分からない。今日は大人しくしてた。■
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歴史的な被害者史観

2022-08-20 15:05:19 | ニュース
8月になり広島・長崎の被爆から終戦記念日まで第二次世界戦争の記憶を振り返る2週間が終った。今年はロシア軍のウクライナ侵攻が加わり、改めて戦争の悲惨さを強く印象付けるものになったと思う。だが、成人する前から昭和史に深くのめり込んだ私には毎年引っかかるものがある。

戦争被害者は加害者でもある
天邪鬼の私には、戦争の被害をこれでもかと強調するマスコミ報道が気になる。報じられた悲惨な経験をした人達の声は、強弱はあっても多分その通りだと思う。しかし、例えば被爆者や沖縄の戦場で悲惨な経験をした人達も、先祖や関係する人達がアジア等で何倍もの人を殺したと一言も言わない。自分たちの被害のみを強調する(少なくとも報道では)のがとても気になる。

昔から戦争は交戦国やその周りの国を巻き込んで殺し合いをした。日本も例外ではなかった。多くの場合、沢山殺して戦争に勝った方がその後の歴史を書き換え正当性を主張する。ウクライナ戦争以前でもロシアが戦争を仕掛けて勝ち、欧米諸国もロシアが強国である故に適切な手段をれなかった。今回、ウクライナが立ち上がり抵抗し欧米諸国が支援したのは、私にはレアケースだと思う。

ウクライナを支援する理由
一般論として戦争反対という気持ちは良く分かるが、ウクライナの国民が立ち上がり血を流して国を守る姿を見て私は戦争反対と言えない。ここで戦争を止めると結果的にロシアはウクライナ国土の20-30パ―セントを手に入れ、血を流したウクライナ国民には破壊された国土が残るだけになる。それでは「強い国のやったもん勝ち」の世界だと証明するようなものだ。

そういう立場に立たされた時、日本国民は立ち上がり血を流して戦うことが果たして出来るだろうか。ウクライナは自分で身を守る断固たる姿勢を見せたからこそ、世界の支援を受けることが出来た。一方、現在の日本は長く被害者の声「だけ」を重点的に報じるマスコミの姿勢が他国に守って貰えばいいという「都合の良い発想」、いわゆる被害者史観、を生んだように感じる。

理想主義と現実主義者が同じ結論
現実を見つめ理想とは違っても、理由が何であれ今すぐ血を流すのは止めようという考えもある。戦争反対(No More War)の声は結果的には上記と同じで、強者が利益を得る場合が多いと私は感じる。強国はその信奉者で他国を圧する軍事強国になる為に予算を組んで実行して来た。圧倒的な軍事力が前提で外交交渉を進めた。原爆があるロシアに強く対応できない。

誰が彼等を止められるか、オバマ時代に米国は世界の警察官を止め、中ロの暴走を止める手段が限られた。現実主義者はこの状況を理解し、理想主義者と同じ結論に達して戦争反対を唱えていると私は感じる。理想主義と現実主義がごちゃ混ぜになって戦争反対を唱えるが、私には説得力を感じず不可避だと思う。どちらでも他人まかせで自ら立ち上がって国を守ろうとする迫力がない。

善悪同時発生時の判断を誤るな
先日の朝日新聞のコラム記事は明治の日ロ戦争を戦った日本は、自らの力(現実)を見誤り昭和になって米国と戦う道を選び失敗したと指摘していた。私から見ると普段の朝日新聞の姿勢に似合わず、民主主義でではなく力の理論をベースにした現実主義的評論だったと思う。だが、正しいと思う。私には先進的と見做されるメディアにもこの手の混乱をよく見かける。

今やウクライナ支援一色の世界だが、欧州諸国はロシア侵攻の前はEU加盟に極めて慎重だった。ウクライナが汚職だらけの国だった現実を今は誰も言わない。世界は汚職天国か強国の論理のどっちが大事か判断した結果のウクライナ支持であり、その大局判断に間違いないと私は感じる。日本のメディアや民意にこの大局判断が時に間違っていると感じる。

同情すべき被害が大きいほど判断を誤る恐れがある。特に被害者史観が道を誤らせると思う。善悪同時発生時の判断をよく考えあるべき姿を追及すべきと思う。■
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忙しい1日

2022-08-18 16:23:53 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は本当に忙しい1日だったが、懸案事項がほぼ片付きホッとした日でもあった。コロナの4回目の接種券が東京から転送されて来たが、市役所のどの部門が対応するか分からなかった。昨日朝食後必要と思われる書類などを準備して自転車で出かけ、朝9時に本庁から遠く離れた総合福祉センターに行き接種券を提示し「住所地外接種届済証」を発行して貰った。

具体的な接種手続きは別途必要だが、取り敢えず前日診て貰った歯医者に行き未払いだった治療費を支払った。想定外に高い治療費で支払いを待ってもらう恥ずかしい事態になってた。スーパーで現金が足りない場合は一部商品をレジに戻して済ませるが、歯科医ではそうはいかなかった。看護婦さんにそんな言い訳をして笑わせた。最近では事故を起こした患者で歯科医で名前が知れ渡っていた。

その後、総合体育館の前にある薬局に行き前日に処方して貰った降圧剤を受け取った。前日診てくれた医者は血圧が高めなので従来の降圧剤カンデサルタン錠4mgを8mgにするよう勧めてくれた。私は夏場に血圧が高くなる体質なので今までは放置してたが、治療歴を知らない彼の治療方針を尊重して様子を見ることにした。薬剤師に経緯を説明して了解を得た。

そこから道向かいの総合体育館に行きバドミントン練習に参加した。昨日は中々調子が上がらず、ゲームの合間にワクチン接種をスマホで手続きしようとしたがそれも上手く行かなかった。結局電話をかけ問い合わせると、上記福祉センターにオンライン登録したか問い合わせろとの返事。何でこうも非効率な手続きが好きなんだろうと思い、ゲームに戻ると調子が上がらずイラついた。

昨日の天気予報は終日雨だったが、このところ外れが続く天気予報は又も外れた。お蔭で雨具なしの自転車でアチコチ行き出来た。寧ろ自転車だと駐車場を探す必要もなく効率よかった。練習後に自転車を飛ばして実家に戻りシャワーを浴び、汗だらけのスポーツウェアを洗濯した。昼食後に再度ネットで接種予約をトライすると今度は登録されていた。この3時間の間に申し込みが集中し、接種日程が8/20から9/3に、ファイザーがモデルナになった。ファイザーは売り切れだそうだ。

行ったり来たりしながらも懸案事項が徐々に処理されていき心が穏やかになった気がする。今日も自動車事故に対応してくれている保険会社から連絡が来て、少なくとも手続き上は収束に向かっていると感じた。落ち着いてきたのは法事とお盆が終り暑さに慣れてきたせいか、或いは日が短くなり連日続いた夕立で気温が若干下がったせいか、体調が戻ってきているせいかもしれない。■
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尊敬する政治家敗れる

2022-08-17 16:56:56 | ニュース
トランプ前大統領に真っ向から立ち向かうチェイニー下院議員は、ワイオミング州の共和党予備選で敗れたというニュース速報が流れて来た。選挙に勝つためトランプ支持を表明した多くの共和党議員に対し、立ち上がって民主主義を守る為に1.6事件の責任追及した彼女を私は尊敬して来た。

だが、ワイオミングの共和党支持者はトランプが差し向けた刺客を支持した。公式にはまだ発表されていないが、既に彼女は敗北宣言をしたと報じられた。こういう連中が米国政治を動かすかもしれないと思うだけで、米国カブレの私としては失望の限りだ。

彼女の父親はブッシュ大統領時代の副大統領ディック・チェイニーで、9.11後のイラク戦争などの意思決定において大統領以上に権力を持っていたと言われた。娘のリズは父親に倣って多勢に無勢の中でも筋を通す強い姿は政治家として尊敬できると思っていた。

私が米国に赴任した時に米国で尊敬される人は、多数意見や権力者に逆らってでも自分の考えを主張する姿を「STAND UP(立ち上がって主張する)」だと聞いた。西部開拓史の時代にそんな英雄を描いた映画が沢山あるが、現代社会はどうだろうか。トランプはその手の英雄ではないと思う。

小泉首相が郵政民営化を推進する為に反対した議員に刺客を立てたことを思い出す。こういう時に国民が正しい判断をするか否かで、選挙後の政治は大きく変わる場合がある。しかも郵政民営化と違って、ことは国の民主主義がどうあるべきかの判断が問われていた。

個人的には父親が副大統領の頃の彼女は中々の美人だった。その後彼女が政治の世界に乗り出し、国を揺るがすような政治家になるとは思いもしなかった。この後彼女がカムバックし活躍する場を得て米国の民主主義に貢献することを祈りたい。■
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真夏の道から霧が

2022-08-15 21:57:58 | 日記・エッセイ・コラム
懸案事項の見通しが立ったので夕方5時過ぎに思いついて外に出ると突然雨が降り始めた。二日前のマウンテンバイク走で山を走った夕方と同じで、雷と豪雨が一気に来た。だが、30分後に雲の合間に青空が見えるまで回復した。夏の夕立ちの後涼風の中を散歩するなんて最高だと思った。

だが、歩き始めて直ぐちょっと変だぞと感じた。涼しい風と生ぬるい風が交互にやんわりと吹き付けて来た。余り気持ち良くない。川沿いの散歩道に出ると目の前に見たことのない風景があった。堤防上のアスファルト舗装された散歩道から霧が湧いていたのだ。道から霧?

6時過ぎの散歩道は右岸(北側)は山影で日が陰り、左岸(南側)はまだ夕日できらきら光っていた。私が見たのは東西に走る右岸の散歩道から湧き上がる霧で、よく見ると道の両側の雑草辺りから霧が出て、左右に揺れながら上昇していた。霧は高さ1m程度位で消えていた。

道の端から出た霧を真上から見ると極薄く白い霧がグルグルと揺れていた。散歩道を下流に1キロ下って松が花橋まで行くと山影は消えて夕日が当たっていたが、橋の先の日の当たっている散歩道も霧は見えた。やや霧が薄いと感じた。夕日の光線のせいで見え方が違うからかも知れない。

橋の手前で引き返し上流(東側)に向かって歩き、上流側の橋まで歩いて行った。橋の袂でよく見かける中年女性に出会い暫らく話をした。私はここで育った時から一度も見たことがない景色だ、何故こんなことが起こるのか、と聞いてみたが彼女も驚いたというばかりだった。

そこでは、以外にも夕日が当たっている左岸にも霧が立っている同じ現象を見た。橋を渡りカメラらしき端末をチェックしている中年男性にも声をかけ同じ質問を投げかけた。彼も見た記憶があるか曖昧だが、道がアスファルト舗装で気温が上がり易くなった為ではないかという。

それを聞いて私は何故昔は起こらなかったか仮説を思いついた。現代になって地球温暖化の下でアスファルト舗装で道の気温が今迄よりも上がり、そこに突然の大量の雨で温度差が大きくなった為に霧が生じた。厳冬に暖かい川面と空気の温度差で霧が発生するのと似たメカニズムだ。

家に戻ろうとしてると橋の反対側から若夫婦と子供達が歩いて来た。若い夫らしき男性に声をかけると、彼は私と同じようなことを考えていたようだ。この件はこの土地で長く暮らした年寄りより若者の方が理解していることもある証左だと思った。■
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