八十路徒然なるままに

すざまじきものにして見る人もなき月の寒けく澄める、廿日のあまりの空こそ、心ぼそきものなれ。徒然草より

七十路徒然なるままに

2007年06月16日 11時54分16秒 | Weblog
タイトルは「気象の変動」にすればよかったかな。昨日十五日は、旧暦で五月一日。これから一か月間梅雨の期間だ。しかし今日は快晴、五月晴れのいい天気だ。五月晴れは、二つの現象を言うようだ。一つは五月に晴れること、もうひとつは、元来の梅雨の合間に晴れる。ことを言うようだ。有名な芭蕉の句に「五月雨を あつめて早し 最上川」と「五月雨を 降り残してや 光堂」がある。いずれも旧暦五月の俳句だ。旧暦は4000年も前に、中国で農暦として、作物の作付けの時期の目安に作られた。陰暦と太陽暦を組み合わせたのが、旧暦。二十四節気の言葉は、中国の黄河流域で作られて、日本に入ってきた。{参考文献地球ウオッチャ-ズ}  今月二十二日は、夏至、昼が最も長い。しかし暑さは梅雨明けしてからだ。太陽の光のエネルギ-が、熱のエネルギ-に変化するのに、30日かかると言われているのだから、うなずける。六月の月の異称は、水無月、常夏月。現行暦では七月十四日より、八月十二日まで、気象庁では、ラニ-ニャが発生したので、今夏は猛暑と予報した。暑い夏になるのだろう。
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