八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

きゅうかさんぷく--夏の最も暑いころをいう。

2010年08月21日 16時33分42秒 | Weblog
「九夏」は九旬の夏の意で、夏の九十日間。「三伏」は初伏{夏至後の三度目のかのえの日}
。新明解より。今月の9日に旧暦では、夏が終わっている。旧暦では秋が始まっている。日本の国土は海に囲まれているので、太陽の光のエネルギーが、熱に変化するのに、約30日かかると言われているのを、記憶している。夕暮れはひとっころより、早くなっている。小林著「旧暦は暮らしの羅針盤」によると、七十二候の季節区分によると、「処暑」の前は「寒蝉鳴--あきのむしが、なきはじめる」頃とある。近くの神社の木立から、せみの鳴き声も弱弱しく聞こえ、夜には虫の声もチイチイチイチイっと、時々聞こえる。いろいろの書物の中に、季節を感じる言葉がある。これもまた面白い。
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