八十路徒然なるままに

のどかなる日影に、垣根の草もえ出づるころより、やや春ふかく霞わたりてーーー。徒然草より

好事多魔

2025年02月13日 13時02分42秒 | Weblog

画像は、拙い冊子に綴り込む一編。鴨志田義康著、いわきの伝説50選から「底知れない 沼に御殿と 弁天さま」。あらすじは、ある若者が沼の周りの木々の枝打ちの仕事していたある時、斧を沼に落としてしまい、その斧を取ろうと沼に入り、深い底まで行き、ふとみると、立派な御殿があって、弁天様が枝払いの労を労って、もてなして、若者が三日が過ぎたので帰らせてくださいと、浮き上がって帰ったら「三年もどこに行っていたんだぁ」と、問われて、ついに弁天様の事を話してしまい、七日目に沼に浮き上がったという話。弁天沼の正式名は、賢沼で、国指定ー昭和14年ーの、天然記念物となっていて、古来、禁漁の地となっている。表題の「好事多魔」は、「よいことは、とかく邪魔が入りやすいことのたとえ」。画像と異なることと、承知です。別の事。今日は「世界ラジオデー」「苗字制定記念日」「NISAの日」「気くばりの日」等など。誕生日の花と花ことばは,「キンセンカ」ー「慈愛」。誕生日の方、おめでとうございます。突然ですが「親指の先に墨、朱肉をつけ、その指紋を押すとかけて、ア、イ、ウ、エ、オの五つととく。そのこころは」。「ととのいました。どちらもーぼいんー拇印ー母音ーです」。今日吹いている風は、「春一番」というのかなぁ。吹く風は、強い。明るい春の訪れと思いきや、風が吹き荒れて、被害が出ないように願っている。春二番の風は、桜の花の時期になり、春三番は花あらしをいうと、読んだ。ほったらかしの盆栽状の白梅は、咲きほこり中、紅梅は、咲き始め。「梅一輪一輪ずつの暖かさ」を、実感をしている。


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