きのう今日と暖かだ。今日、親戚の葬儀、納骨で、お寺に。本堂の萱葺きの屋根は、古く朽ちている。檀家が少なく、修繕もままならないという。ずうっと、昔からの集落のお寺だという。庭のしだれサクラの枝の、つぼみもふくらんでいた。見まわすと、白い梅が満開だった。今、ちょっと気がかりの、原発。このまま落ち着いてくれることを、願っている。日本の技術力を、今も信じている。街の中は、今までと同じく、車の往来も賑やかになった。食料品の買い物も、以前と同じく、店内は賑やかのようだ。風評、風評と、報道されている。関東圏から、商品を送るように、手配をしたら、「運賃は今までの、3は倍になる」とか。ある運送会社は、「いわきには入らない」っと。でも、別の運送会社で、届いた。また、旧知の人から、「どうしているかって思い電話した」って。「普通に生活している」って、答えると、「ええっっ」っと、驚いている様子に感じる。中には十年以上も、顔を見たこともない人からの、お見舞いの電話もあった。「あんた等が使っている電気の、発電所の事故だぞぉ」って言ってみたい。原発のところに押し寄せた、津波の高さは、想定していた、2.5倍もあったという。監督している国も、発電所も、事故に対する、訓練は当然していたであろう。いっぺんに、多数が、事故。被害が生じるとは、想定外かもしれない。原発の恩恵を受けている町や、村では、安全を信じて、事故にどう対応するかの、訓練などはしていないと。この地からの避難民を、受け入れているのは、ありがたいこと思う。原発の事故の最悪だけは、避けられるよう、祈っている。