八十路徒然なるままに

人間の大事。餓えず、寒からず、風雨にをかされずして、閑かに過ぐるを楽しびとす。徒然草より

原発の終息は、まだ先のようだ。

2011年04月19日 14時21分59秒 | Weblog
近所の神社の、狛犬。大地震で、境内の石塔もごろりと、崩れている。今日は雨。原発の涙雨か。悪いなりに落ち着いているのか。当地の四重苦は、電気を湯水の如く使っていた戒めを、まざまざと見せつけられたのかも。原発より20キロ越えのところに、火力発電所がある。この火力発電所を、十数年前に、見学したことがある。一通りの説明を受けたあと、轟音とどろく、巨大なタ-ビン室を見学した。轟音は耳をつんざき、タ-ビンの半円は、背丈の数倍か、長さは、ゆうに100メートル以上もあったかと、記憶している。発電を、コントロールしている、数値のモニタ-パネル、刻々と変化する気象や、社会の動き、人々の行動の予測とかを入力して、発電する量を決めるとか。その数値を、モニタ-画面に、グラフにしたものを見た。門外漢の小生、パソコンを使っていたが、予測を数値にするのに「ほおぉぉっ」っと、驚愕していた。一緒に見学した人の中に、精密鉄鋼工場で、電気を大量に使う社長さんは、電気の説明に、真剣に訊ね返していたのを、記憶している。今回の、原発の、構築建て屋も、巨大なのだろう。なんせ、関東地方に送電をしているだから。今回の、大津波という自然の力には、最高の叡智も、押し流されてしまったのか。しかし、まだ最悪ではない。最悪の一歩手前で、踏みとどまっているのかも。残された一歩を、懸命に守って、終息に、最悪を回避するために、懸命に励んでるのを、忘れない。きっと最悪は、脱し出来ると信じている。大変失礼だか、狛犬の睨みに願ってみた。

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