本堂前には、七五三のお祝を済ませた、着飾った家族ずれが、二組。冷たい北風のなか、ほほえましい光景。午前中には、さぞ、にぎやかだつたろう。二か月ぶりの、写経だが、男性が三人増えて、計五人になった。法話は、いつもの若いお坊さん。七五三のお祝いは、祖母につれられて、お店で、女の子に間違われ、着物をきせられた。折角だからと、写真を撮ったとか。その写真が、祖母の部屋に、掲げてある。見るたびに恥ずかしいと。勿論、男の子の祝はしたと。寒くなって、白菜が美味しい、鍋で食べると、体を温たまる。体を温め、風邪などひかぬようにと。そういえば、夏の法話の時は、梅干し、ひとつ食べて、夏負けしないようにと。今回は、「文殊菩薩」。「三人寄れば文殊の知恵」のこと。ほかの人の話しや、意見、それに行動をみたりして、自分にいい知恵を得るようにと。人生経験が豊富な皆さんに、話すことではないがというが、はっとするような、新鮮な話だった。文殊菩薩を見る機会があったら、「獅子」に乗っている菩薩だと。